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自由・平等

maotarouの回答

  • maotarou
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回答No.4

政治学の授業では自由と平等(民主主義)は同時に成り立たないとよく言われます。民主主義というのは、財産と教養を持たない「大衆」に政治を任せることであり、危険な考えだと思われていました。自由主義というのは、財産と教養を持つ少数の「市民」(ブルジョワ)が適切な政治を行うことで、近代市民国家を正当化するイデオロギーでした。当然この二つは、対立していました。しかし、トクヴィルという学者が、その二つを統合することが可能なのではないかと言い、自由民主主義という言葉を作りました。それ以来、なんとなく自由と平等は並立で論じられます。  フランス革命でも結局は、市民を支持層にしたジロンド派と男子普通選挙制を求めた(大衆側の)ジャコバン派が対立しました。  無理かどうかは分かりませんが、両立しにくいのは確かですね。

hirosi2000
質問者

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