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日本家屋の屋根の形の疑問。

はじめまして。屋根の形について質問させて下さい。招き屋根とか切妻屋根という形のことではなく、瓦屋根の傾斜についてなのですが… 近所の家を見て回るのですが、戦前などの古いお家の屋根が、少し丸く膨らんでいるように見えます。新築でも、昔ながらの作り方をされているお家は、少し膨らませて作ってあります。 でも、寺院やお城の屋根は、逆に反っているように見えます。 この、膨らみと反りには、何か意味があるのでしょうか?地域性でしょうか?築年数でしょうか?それとも、建物の使用目的で別れるのでしょうか? ご存知の方、お教え頂けたら幸いです。ちなみに大阪南部です。

noname#9126
noname#9126

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  • shunten
  • ベストアンサー率37% (15/40)
回答No.1

こんにちは。 >少し丸く膨らんでいるように これはむくり屋根と言います。昔の商家に多い造り方です。威張ってはいませんよ、と言う雰囲気を漂わせながらしかも裕福な印象を与えます。 >逆に反っているように これを照り屋根と言います。仰るように権威を誇りたい建築物に多く使われて来ました。何故ってそれは雰囲気で解りますよね。 そのように建築物の使用目的に沿って遠くからでもある印象を与える為に照らせたりむくらせたりする技術を使います。どちらも同じような余分な手間が掛かりますから、そのような家を造らせる施主は裕福だ、との印象を与えています。 照りむくりは屋根の幾何学的形状に限った表現ですが、総合的にある意図した印象を与えるためにはそれだけでなく建物のありとあらゆる部分を同一の発想(コンセプト)からデザインして来たものですしそれは現代の建築物をデザインする時も同じです。その統一感がないと逆に奇妙な感じを与えてしまうものです。歴史と気候風土の裏打ちのない別文化の建物を建てようとする時には周到な準備と感性が望まれます。(余分なことを申し上げました)その意味から大阪南部でむくり屋根の家がいまだに新築されるのは嬉しいことです。 ちなみに照りむくりは大工職だけでなく屋根葺き職にとっても手間のかかる屋根形状です。 近代化される前の瓦製造技術では曲がった瓦が混ざって製造されてしまうのが当たり前でしたが、それを逆手にとってむくり屋根にはむくった瓦を多用して下から見て隙間のない葺き方をしたのです。

noname#9126
質問者

お礼

ご回答、有難うございます。とても分かりやすくて、納得できました。確かにこの近所は、昔から商家のとても多い地域です。むくリ屋根がとても多いので、不思議に思って見ていました。はっきり分かってすっきりしました。 大工さんの腕の見せ所でもあるのですね。膨らみ方にも色々あって、見る楽しみが増えて嬉しいです。 旅行へ行くと、他の地域の屋根は、まっすぐであったり、傾斜がなだらかであったり、瓦の種類が違ったりしていて、とても面白いです。屋根の文化も、もっと勉強してみたくなりました。ありがとうございました。

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