• 締切済み

変異が入ってしまって困っています。

ターゲット遺伝子がベクターに入った状態で、変異プライマー、ベクターの制限酵素を修飾するようなプライマー、ベクター配列由来のユニバーサルプライマーの4種のプライマーを使って、PCRで部位特異的に変異を導入しようとしたのですが、入るべき変異箇所以外に変異が入ったクローンが高頻度で含まれてしまいます。ポリメーラゼは忠実度が高いものを使用しているのですが、何故このような現象が頻繁に起こってしまうのでしょうか?また改善点などございましたら、ご教授願えないでしょうか。よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.4

余計な部位に入る変異は、いつも同じですか? 全くのランダムですか?

snooco
質問者

補足

変異は箇所も塩基置換の種類も全くのランダムです。また変異が導入された領域は、プライマーの配列とは無関係でした。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.3

変異の入った配列のPCR primer Mとその相補配列をもつM' として、insertの5'側の配列をもつprimer5' insert3’末端の相補鎖、、、この場合はユニバーサルprimerをお使いですか? で1st PCRとは、 5'-M'でPCRをかける M-3' primerでPCRをかける この反応液をまぜて5' 3'のprimerを再度いれてPCRをかけることで変異の入ったinsertを得ます。 primerを4本とおっしゃったので、てっきりこの手法だと思いましたが、違いましたか?

snooco
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。insertの5'と3'の外側のプライマーはユニバーサルプライマーです。手法ですが、4本のprimerを使うことは使うのですが少し違います。宝酒造さんキットにも採用されている方法でMR(Modified Restriction)法と呼ばれているものです。

  • Dr_Hyper
  • ベストアンサー率41% (2482/6031)
回答No.2

1. 余計な変異の入っている箇所は、primerと無関係ですか? 2. 1st PCR 2nd PCRどちらとも20サイクル以下にしていますか? 3. dNTP MgCl2などの濃度は逸脱していませんか? primerの張り付きの問題であれば、一本ずつprimerを抜いていったコントロールをとれば目的の長さのinsertが増えているかどうか判断がつきます。

snooco
質問者

補足

ご助言ありがとうございます。余計な変異箇所はprimerと無関係だと思います。また1st PCR、2nd PCRとはどの段階のPCRだと解釈すればよいでしょうか?dNTP,MgCl2濃度は添付の説明書どおりです。

回答No.1

ターゲット遺伝子中に目的部位以外に用いているプライマーが張り付きやすいような配列はないでしょうか?またアニーリング温度が低すぎしないでしょうか? 上記以外の原因が考えられるようでしたら、PCR以外の方法で変異導入を考えてみてはいかがでしょうか。 http://www.promega.co.jp/Cre_Html.php3?pGMPID=0707001# 当方ではこちらのキットを用いて変異導入を行っています。

snooco
質問者

補足

アニーリング温度は60度に設定しております。またPCR以外の方法への以降も視野にいれ検討してみます。

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