なぜ反応速度係数は濃度に依存しないのか
- 反応速度係数は温度と活性化エネルギーに依存するが、濃度や圧力には依存しない。
- アレニウスの式で反応速度係数kを求めるが、その式には温度と活性化エネルギーの情報しか含まれていないため。
- 反応速度係数kは反応式全体では[A]と掛け合わされているが、k自体の変化は影響しない。
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反応速度係数が濃度などに依存しない理由について。
反応速度係数が温度と触媒(活性化エネルギー)以外に依存しない理由がわかりません。 理由の一つとして、「反応速度係数kはアレニウスの式(添付してあります)で求められ、その式の中に温度と活性化エネルギーの情報は入っているが、ほかの濃度や圧力の情報は入っていないので反応速度係数は温度と活性化エネルギーにのみ依存する。」というのを見ました。アレニウスの式単体で見るとそのことは納得できるのですが、v=k[A]の式全体で見るとkは[A]と掛け合わされているのでkの変化が影響するのではないかと思ってしまいます。「v=k[A]の式を見ればkが[A]に影響しないことはわかる」とおっしゃる方もいたのですが、どうしてかわかりません。 長々とした文章で申し訳ありません! 分かる方ご教授お願いお願いいたします!!!
- okwave5678
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>v=k[A]の式全体で見るとkは[A]と掛け合わされているのでkの変化が影響するのではないかと思ってしまいます。 v つまり反応速度は、濃度の影響を受けますよ。 1個100円のリンゴを5個買うと代金は500円です。 10個買うと1000円 代金=単価×個数 ですよね。 v=k×[A] ならば、同型の式です。 いくら沢山買っても、まけてもらえなければ単価は買った個数の影響は受けません。 個数が5個であれ100個であれ、単価は1個100円ということです。 濃度[A]がどう変化してもkは影響を受けず、vが[A]の影響を受けるのです。
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- hiro_1116
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速度式の中で反応物の濃度に依存しない部分を反応速度定数として扱うのです。
お礼
迅速な回答ありがとうございました!
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