スパコン富岳の精度は？

質問

スパコンが富岳に取って代わり、天気予報の精度が上がるかと思いきや、なんだか当たってないという印象なのですが、どうなのですか？
得手不得手があるとか？
実はまだやってなくて前のままだとか？

回答No.4

_kappe_

富岳や先代の京は理化学研究所計算科学研究センターが保有している（いた）スーパーコンピュータで、様々な研究機関や大学、企業が利用します。
一方、気象庁は予報業務用のスーパーコンピュータを自前で持っています。2018年6月に新しい機種に更新され、たとえば台風の強度予報が3日後までだったものが5日後までに拡大されました。
https://www.jma.go.jp/jma/press/1805/16b/20180516_hpc_renewal.html

まとめると、理化学研究所のスーパーコンピュータが更新されても、気象庁が予報に使っているスーパーコンピュータとは別物なので直接関係はないということです。

回答No.3

eroero4649

毎日の天気予報に富岳が使われているわけではないと思いますよ。

天気予報は、気象庁発表よりウェザーニューズ社の発表のほうがより正確です。
あと台風の進路については、ヨーロッパの中期予報センター（一般的に「ヨーロッパ」と呼ばれます）の進路予想が驚くほど当たることが多いです。

ついでにいうと天気なんてのは競馬の予想と同じで、ちょっと風向きが変わった、気温や湿度が予測より違ったなどのちょっとしたことで変わってしまうことはよくあります。だから明日の天気だとしても正確に予測できないときはありますよ。特にこういう季節の変わり目はね。

回答No.2

asciiz

＞スパコン富岳の精度は？

こちらなのですが、「早く計算できる」と言うことと「精度良く計算できる」というのは別の話になります。

例えば、これまで天気のシミュレーションに1時間かかっていた物が、1/4の15分で出来るようになった。
これが、「コンピュータが早くなった」と言うことです。
結果がでるまでの時間は短くなりましたが、計算結果は変わりません。

そこで「制度の良い計算」という物はどういうことかというと。
計算に使う小数点の桁を増やしたり、天気に影響を与える他のパラメータを入れたりして、より正確に結果を求めよう(予想しよう)、と言うことになってきます。
つまり「アルゴリズム」の改良です。

今までのコンピュータでそういうことをすると、計算時間が5倍にも10倍にもなってしまったりしました。
しかしそこで、コンピュータが4倍速くなったなら。
5倍の計算時間÷4倍の速度＝1.25倍の時間で、これまでよりも精度の良い予測が出来るようになる、と言うことになります。

この「計算アルゴリズムの改良」がなければ、どれだけコンピュータが早くなったとしても計算結果は変わりません。

まあ天気予報で富岳を使っているのか、どのようなアルゴリズムを使っているかも知らないので、そういう原理的な話しか出来ませんが。
精度が上がっていないなら、天気の予測モデルやアルゴリズムは、変わっていないんでしょうね。

回答No.1

hiro_1116

私がGoogleで調べてみた範囲では、現在発表されている天気予報に富岳が使われているという事実を確認できなかったのですが、貴方がお持ちの情報源を教えて頂くことはできますか？