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酸化還元
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- wakakusa01
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酸化数では、電気陰性度の異なる原子同士の結合に使われている電子は、より電気陰性度の高い原子が占有していると考えます。過酸化水素の酸素原子はローンペアが二つ、O-H結合が一つ、O-O結合が一つあります。ローンペアはもちろんOが持っていますが、Oの電気陰性度はHの電気陰性度より大きいので、O-H結合の電子もOが占有しています。O-O結合はどちらも電気陰性度が同じなので、片方だけ持っているとします。そうすると、このOが持っている電子数は、9個となり、Oの原子番号8より1だけ大きいので、Oの電荷は-1となります。これが酸化数です。 例えば、二フッ化酸素F-O-Fを考えると、FはOより電気陰性度が高いので、O-F結合の電子はFが持っています。よってFの酸化数がそれぞれ-1、Oの酸化数は+2となります。
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