解決済みの質問
民主主義と言う言葉は、非常に多義的であり、アメリカのように自由主義国家だけ出なく、社会主義国家も民主主義を使います。北朝鮮が民主主義を国名の中に使っていることでも分かります。
少なくとも、アメリカや日本の憲法下で、理解できる民主主義は、個人の尊厳を基調とし、個人が他者から支配されることを禁じ(治者被治者の自同性)、自分を統治する国家などの統治の過程(プロセス)に、その個人がかかわっていく手続が保障されること、言います。(実際に、保障されているかは疑問ですが)
この考えの基になっている個人の尊厳原理は、人権思想、自然法思想と一体です。
個人の尊厳原理からすれば、いかなる理由でも殺人は否定され、戦争は違法と言うことになります。また、この論法では死刑も違法と言うことになります。
多くの国の憲法で侵略戦争が否定され、日本では、戦争そのものが否定され、また、ヨーロッパの多くの国で死刑が廃止されているのは、この流れです)
これらの思想から、法の支配、法の下の平等が導かれます。
地域差があることや細部はともかく、その上に有る、根本的な法は、同じでなければなりません。
なぜなら、個々人を、人間として、平等に扱うことになるからです。
本来、国境は不要です。むしろ、有ってはならないものです。
EUが巨大な連邦国家を作ったのも、日本では経済的なことのみ話題になりますが、このような背景も多分にあります。
EU統合前のヨーロッパ人権裁判所と条約や、
世界的には、国連、世界人権宣言、2つの人権規約その他各種人権条約、国際司法裁判所などは、こういった思想で作られたものです。
以前有った国際連盟もそうですが、国際連合も、戦後に作られたのは、世界は一つという思想と、戦争反対の思想と、その根本にある人権思想があるからです。
人権思想を徹底すると、将来的には地球連邦を形成することになるのです。
個人の尊厳を根拠とする民主主義を理由に、戦争をするのは矛盾を大きくはらんでいます。
その点、マルクス・レーニン主義は、暴力革命を肯定する点、矛盾しています。
ただし、一般の犯罪などもそうですが、他人や自分が蹂躙されるのを、ただ眺めて良いか、というと、そうではないと思います。
圧政に抵抗している人たちなどを、むやみに批判はできません。
いずれにしても、イデオロギーにこだわらず、人道主義に徹する人間を、1人1人、教育によって作るしか、戦争をなどを防ぐ手段は無く、そうでなければ、イデオロギーが一人歩きし、本来の目的と違う、もしくは、反対の行動を、とってしまう名目になってしまうでしょう。
ガンジーの生き方が一つの模範と言えると思います。
投稿日時 - 2004-08-16 12:41:36
お礼
ありがとうございます。確かに民主主義と言う言葉は語弊があるというか、民主制とでもいった方がいいのかもしれません。統治形態は民主制でもいくらでも独裁国家はありますし、北朝鮮やキューバでも一応、選挙が行われていると聞いたような気が…(自身なしです)。
確かにヒトラーのような存在を野放しにしてはならないと思います。しかし、アメリカのように、反対勢力に加勢したことで泥沼化するようなことが多いと思い、何とかならないものかと思い質問にいたりました。アメリカがとる手段と言うものは法的には合法なのだろうか?
投稿日時 - 2004-08-16 15:39:31
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ベストアンサー以外の回答(9件中 1~5件目)
うまく行った例・・・日本と言ったつもりだったのですが。
世界中で起きているほとんどの不幸はおろかでばかな指導者のせいです。 そしてほとんどの場合、善良な市民が犠牲になってます。
そういった1人1人の一番社会的弱者に位置している、社会の底辺にいる人達の教育と、その意見を反映させることが本当の民主化であり、そうでない限りは本当の意味での個人・国家の幸福はないと思います。
どのようにして国家の最高責任者をおろかものがならないように防ぐかもそれぞれの国民の責任ですが、その体制さえ出来てない国ではそのままの状態がいつまで続くやら。
国家のための個人ではなく、個人のための国家であるべきなのです。 問題はその社会の底辺にいる人達がどれだけの選択肢があり、またその選択が見極められるだけの教育をどれだけ受けられているかです。また、近代化と欧米化は必ずしも同じではありません。例えば極端な話、アフリカなどでは年端も行かない少女の陰部が、当たり前のように毎日切られ、亜細亜、共産主義のどこかでは、今日も10歳にもならないような子供達が性的奴隷になるため売られていきます。このような現実を、よその国だから干渉しないとする方針こそ偽善的だと思われますが。
腹切りは自殺の雰囲気が大きいので意味合いとして比べ物になるのかどうか、でももしも強制で腹切りさせられているケースなどの場合、あの時代だったから世界も無干渉だっただけであって今だったらどうでしょうか 文化―例えばバスク地方などの言語の衰退や、イヌイットの方たちの生活様式などーが犯されていくのと、非人間的な扱いを受けている人達を守るための人道的干渉は話の次元が違うと思います。また本来美しく、尊敬されるべきである、価値のある文化は、近代化と共存できると思われますし、その辺は努力次第ではないでしょうか。守ってもしょうがない文化、と言うか非人間的な文化など守る価値があるとはおもえませんが。
ここまでいろいろ意見させてもらいましたが、イラクが成功しているとは私も思いません。でもあのまま無干渉でいるのもどうでしょうか? 例えば、日本のメディアでは全然放映されませんでしたが、アメリカが勝った瞬間それを本当に喜んでいたイラクの一般市民の姿、指導者達から虐殺されたあとの死体の山々。メディアコントロールとは本当に恐ろしい物です。偏った情報の中で真実を汲み取れるだけの目を養うための知識、見識、知恵が大切だと思います。
投稿日時 - 2004-09-01 18:23:49
お礼
ありがとうございます。
たぶん、民主化自体の是非については、私と貴方で双方とも異論はないものと思います。
問題は民主化のための手段の問題になるかと思われます。
私の場合はソフトランディング、貴方の場合はハードランディングが手段として必要だという認識でよろしいでしょうか?
私の考えは理想主義的で甘いのかもしれませんが、急な民主化によって一度に大量の犠牲がでるのならば、
民意や政治・経済がある程度、熟すまで育てた後で民主化を行った方が、トータルでうまくいくような気がします。
現時点では、有効性において必ずしもアメリカ流の民主化が成功していないと私は認識しております。
アフリカの割礼の問題などは、確かに負の伝統が続いている悪い礼だと思います。
アフリカにおける女性の権利は、ほとんど無視されたまま。
これらについては、国連による勧告が度々行われていると思いますが、日本のメディアではほとんど報道されていないようにみ受けられます。
日本のメディアにしても報道される外国は欧米かアジアがほとんど、アフリカは単なる大自然で遅れた国というイメージしかありません。
ビート・タケシの番組でゾマホンというアフリカ人留学生が出てきました。
なかなか面白かったですし、ついでに少しはためになったかな。
最近では韓国ブームですが、文化交流の媒体としてはテレビは大きな力をもっているなと感じました。
投稿日時 - 2004-09-02 02:26:43
確かにブッシュのイラク政策、行きすぎたところというか、アメリカの一部の産業(ブッシュの出身の石油産業)のもくろみ、金もうけ主義などを感じますが、アメリカの外交政策、民主化運動のための介入が必ずしもひどい結果を招くとは思えません。 日本のメディアではほとんど映されない事実、例えばイランやイラクのイスラム原理主義独裁者達が、自国の人間にどれほどの事をしてきたか…女は車の運転どころか、夫の許可をもらわないと歩いての外出すら出来ない、ベールを脱いだだけでレイプされるのは当たり前、女性に対する家庭内外虐待、(主に女性の)識字率の悪さ、乳幼児死亡率のひどさ、自国の市民にたいする大虐殺だって数え切れないほどあったわけで、これだけグローバル化、地球市民、国際政府の大切さがうたわれている21世紀にこんなことが許されている国があるということ自体が問題ではないでしょうか? そこに介入できる力があるのは一部の先進国だけと言うのは悲しい現実ですが、アメリカだって、自国の人民の体を張ってここまで貢献しているとおもうと、あまりにも簡単にアメリカを否定するのも考えさせられます。 もちろんお話し合いで済む相手なら、こういったテロ組織、独裁者達と話し合い、本当の意味での人間主義を広め、非人間的な反民主主義を改めさせられるのかもしれませんが、もともと自国の人間すら虫けらくらいにしか思っていない悪魔のような独裁者達にはこんななま優しいアプローチが通用するわけがありません。別に戦争をほのめかしているわけではないですが、現実はそんなに甘くないと思います。 もちろん彼らに言わせれば、他国の介入は余計なお世話だろうし、逆にいえば別にアメリカだって資源に困ってるわけでもないし(全然自足自給出来る国だし)ほっとくこともできるでしょう…ただ先に行った社会状況をほっとけるだけの、事勿れ主義、孤立主義が通せるだけの余裕はグローバル市場主義にも国際政治の倫理にも残ってないですね。本当の意味で民主化を進めるなら、偏った教育もどうかと思います。自国に都合の悪いことはほとんど教えないですからね。互いを尊重しあううえで、自分〔自国)がどんなことを誰にどれだけやってきたか、知るだけの義務があると思います。日本がアメリカに負けていなければ、どうなっていたでしょう。ロシア、または中国から侵略され、共産主義として北朝鮮と悲劇を争っているか、もしくは軍出身のおおばか者の国民指導者のもと、日の丸を掲げ、イランイラクに劣らない原理主義と宗教政治はおろか、言論の自由、経済の自由さえ危うい独裁軍国主義の中であえいでいるかもしれません。逆にあの時日本がアメリカの立場だったら、日本は間違えなく力と統制力のシンボルであった天皇を見せしめに殺し、アメリカがあの時やった財閥を崩すなんて生易しい物ではなく、きっと負けた国に対し改宗、軍国主義、家長制度を、そして民主政治からかけ離れたお上のいいなり思想と大日本帝国万歳を押し付けたでしょう。
話がずれましたが、目には目を、ではどっちもどっちですが、他国のある意味自分の家族でも友達でもない人達の自由のために戦えるというのは、これが純粋に事実ならとてもすごいことだと思います。問題はこのことによって誰が純利益を得ているかですし、民主主義の根底にある人命の尊さをどうやって世界に解らせていくかですが。
投稿日時 - 2004-08-24 23:27:28
お礼
ありがとうございます。
>アメリカの外交政策、民主化運動のための介入が必ずしもひどい結果を招くとは思えません。
とありますが、何かよい結果を生んだ具体例があれば、そちらをあげてくれた方がより分かりやすいと思います。
イスラム国の欠点をあげつらねるのも、気持ちは分かりますが、だからといって彼等の文化や伝統までもグローバル化(欧米化)によってないがしろにしていいものとは思えません。
イスラム国の多くが王制や君主制を維持しています。しかし、他国の内政干渉によって変わることには抵抗があると思います。
我々から見れば、野蛮で、不条理な支配が行われていても、そこにはそれなりの秩序があると思います。
江戸時代の日本を見れば、切腹やら辻斬りなどの他から見れば理解できないことも、うちにいると当たり前のこととして、案外、不思議に感じない物です。
それにしても、民主化のための介入によってよい結果が得られるのが一番でしょうが、イラク戦争の例を見ますと、そう簡単にはいってないように見うけられます。
西部劇に出てくるカウボーイのような勧善懲悪を好むアメリカ型の民主主義には多くの犠牲が必要なのでしょうか。そして、それは必要悪でしょうか。
私は声高に正義や愛を唱える人には、むしろ胡散臭さを感じてし方ありません。
投稿日時 - 2004-08-31 07:21:57
#6からの追伸まで
{アメリカの国益に沿う親米国家なら、自由度の低い王政や君主制でもかまわないのでしょうか。]
そのとおりですね。大枠であたっていますね。民主主義体制というのは教育が十分に施され、ある程度豊かでないと確立しないのですね。日本の歴史で言えば、戦国時代というのは、ある意味、自由な体制でしたがその後の歴史は民主体制にはなりませんでしたね。しかし、長い封建体制から君主体制を経て民主体制になりましたね。国民が勉強する土壌が出来たからですね。そういう過程を参考にすると世界には、まだまだ幼い国家もたくさんありますね。そのような国家にまで民主主義を押し付けてはいないということだと思います。日本は明治以降の義務教育制度により民主主義体制移行への能力が十分に備わっていたので成功したのでしょうね。イラクについても日本の60年前と同じように見ているように思いますね。中東では一番可能性がある国だと考えているのでそのような圧力をかけているのでしょう。世界戦略というのは国家の現状を踏まえて考え、よけいな事かもしれないが口を出しているのですね。ハーバード大あたりで中東研究論文でも探してみれば、方向が見えるかもしれませんね。日本は自身の国家戦略さえ立案できない状態ですからまだまだ他国への口出しなど出来る状態ではありませんが、将来は正しい口出しもあってしかるべき国家ですね。日本もペリーが来なければ封建体制は崩壊しなかったでしょし、戦争に負けなければ民主化は無かったでしょうね。そのような見方もあるということは知っておくべきですね。
投稿日時 - 2004-08-21 21:00:27
お礼
そうですね。アメリカによる介入が必ずしも事態の解決にならないばかりか、逆に悪化させていることが多いようです。
その中で既得権益を広げようと暗躍する企業がいるから、どうしようもない混沌になり収まりがつかなくなる。
むしろ民衆がどんなに犠牲になろうが、国益あるいは当事国での既得権益に関連する一連の企業の利益を重視する余り、
紛争の火種を蒔いているのではないかと勘ぐりたくもなります。
将来的には、BRICsと呼ばれる中国、インド、ロシア、ブラジルが経済的にも軍事的にも台頭してくる可能性が高い。
その中から、例えば、中国、インド、ロシアによる三カ国同盟がアメリカの対抗軸になる可能性は十分にありえる。
そのときに、はたして世界はいい方向に向かうことが出来るのかどうか…
投稿日時 - 2004-08-22 10:53:22
他の方の意見とは違って、私は、米国には民主主義になれば全てが解決するという幻想があると思います。
民主主義が最大の幸福なのだからという「共産主義」と同じような過ちを犯しているのではないでしょうか。
共産主義に圧勝した後、次は民主主義を「独裁」に対して勝利させるというような意識があると感じられます。
投稿日時 - 2004-08-17 23:38:01
お礼
ありがとうございます。
アメリカはイラクを拠点として中東全体の民主化を狙ったという見方もあるようですね(民主化ドミノ理論http://www.geocities.co.jp/Hollywood/1123/annex/domino_theory.html)。
目的のためなら手段を選ばないというやり方は、共産主義と同じ過ちを犯しているでもありますね。
投稿日時 - 2004-08-18 17:44:41
参考程度に
「アメリカは民主主義を広めるためならば、戦争や反共勢力のテロリストや武装勢力の支援などあらゆる手段をとってきたように思います。」
この認識は実際とは少し違うように思います。
確かに外から観る限りそのようにも見えますが、民主主義を広めるという大義はなかったように思います。資本主義に反する共産主義を受け入れないという土壌はありましたね。また、その広がりを恐れ、阻止しようとしたことは確かですね。
だからアメリカが介入した国は共産主義の国に成らなかったのは間違いないですが民主主義国家になっているというわけではありませんね。
アメリカが戦争好きなのは、南北戦争以来ペンタゴンがワシントンの足元にあるからですね。アメリカは公務員といえば軍人ですね。日本では公務員といえば公共事業予算などを牛耳って手放しませんね。なにやかやと理由をつけてやってますね。
同じようにアメリカの最大規模の公務員は軍人ですから軍事予算を手放したくないのですね。なにやかやと理由をつけているのが土木工事ではなく脅威論であり戦争論なんですね。
戦前の日本の軍隊も同じようなものでしたね。戦争に負けて解体されましたから変わりましたがそうでなければ今だに同じことしていると想定できますね。
つまり、共産国家にはその手段が暴力革命理論で最初からありましたが、、民主主義を広めるということでの大量虐殺理論などは存在しないということですね。
投稿日時 - 2004-08-17 23:16:37
お礼
ありがとうございます。
確かに、大量破壊兵器の破棄から、イラクの民主化へと戦争の目的が変化したアメリカの意図はつかみずらいものがあります。
アメリカは民主化の遅れるサウジアラビアやエジプトの体制を保護しているようですし、単純な民主化というわけでも無そうですね。
アメリカの国益に沿う親米国家なら、自由度の低い王政や君主制でもかまわないのでしょうか。
投稿日時 - 2004-08-18 17:39:48