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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:SUS316磁気について)

SUS316磁気についての質問

noname#230359の回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

機構。 切削加工により加工誘起マルテンサイト変態が起こり、少し膨張するとともに磁性を持つ。固溶化熱処理によりオーステナイトに戻ると収縮して非磁性化する。 対策案。参考文献630頁。 1) SUS316LよりもSUS316の方が加工誘起変態が起こりにくい。 2) 穏やかな加工条件に変更する。例えば切り込み量を減らす。 3) 加工時の材料温度を高く、例えば80~100度にしてみる。 書き忘れたが、加工誘起変態したものを固溶化熱処理で非磁性にする過程では必ず収縮するので、「収縮無しで磁力を抜くことは出来ない」。 さて「購入素材も着磁する」となると原因と対策が変わる。 まず確かめる点。素材を固溶化熱処理して着磁を調べる(経緯から見て非磁性になるはず)。それを切削加工して着磁を調べる。 →(a)もし非磁性なら素材が問題。切削加工で誘起加工変態は起きていない。 対策は非磁性の素材、つまりメーカーで固溶化熱処理後に冷間加工をしていない素材に変更する。但し現行素材とは表面状態(冷間圧延仕上げをされていた場合)や寸法精度(形状矯正されていた場合)などが変わる可能性がある。判らなければメーカーに相談。 →(b)もし着磁したらその原因は切削加工。対策は上記回答。

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jilm1951/37/9/37_9_624/_pdf
noname#230358
質問者

お礼

材料の購入時からマグネットがついてしまいます。 通常のマグネットでは全く反応は見えないのですが、ネオジウムの強力なマグネットでくっつきます。 加工条件等でも色々と試してみます。 ありがとうございます。

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