グリスの選定について

このQ&Aのポイント
  • 油圧シリンダの摺動抵抗が大きい場合などに、二硫化モリブデングリスをロッドに塗布すると良いと学んだのですが、どうして二硫化モリブデングリスが適しているのでしょうか?金属と金属が接触する場合での使用はネットなどに記載されておりますが、油圧シリンダのロッド部に塗布する場合は、ロッドパッキン(ゴム)との接触になりますよね?グリスには多数の種類がある中で二硫化モリブデングリスが適している理由を教えて下さい。
  • またグリスの耐荷重性と言うのはどういった表現なのですか?
  • 宜しければご教授ください。
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グリスの選定について。

油圧シリンダの摺動抵抗が大きい場合などに、二硫化モリブデングリスをロッドに塗布すると良いと学んだのですが、どうして二硫化モリブデングリスが適しているのでしょうか? 金属と金属が接触する場合での使用はネットなどに記載されておりますが、油圧シリンダのロッド部に塗布する場合は、ロッドパッキン(ゴム)との接触になりますよね?グリスには多数の種類がある中で二硫化モリブデングリスが適している理由を教えて下さい。 またグリスの耐荷重性と言うのはどういった表現なのですか? 宜しければご教授ください。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

油圧シリンダの摺動抵抗が高い場合、パッキンのロッドとの摺動面で油切れが起きている事が考えられます。 そこに、一般的なグリスを使っても、グリスも摩擦熱により粘度が下がり、ほぼ油と同じ状況となり、油切れが解決しません。 二硫化モリブテン入りグリスであれば、グリス主成分が油(粘性流体)として油切れを起こしても、二硫化モリブデンが固体として残留するため、潤滑効果が持続する為です。 これは、金属摺動面についても同じような事が起きています。

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 とても納得のゆく回答で分かりやすかったです。 どうもありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

JISK2220:2003「グリース」を見れば良く分かると思います 『 耐荷重能 潤滑剤を規定の条件下で用いたとき,軸受やしゅう(摺)動面が 焼付・融着などの損傷を起こさずに潤滑を持続できる最大の荷重又は圧力。 』 私も数度、集中給脂装置の設計もしたことがありますが、思いのほか難しい所も ありグリースの種類や自動給脂装置の分配弁やその使い方などはある意味特殊で 勉強になった記憶がある。知っているか知らないかという経験の差は大きいです 設計環境をまとめて、専門・メーカー(石油会社?)か自動給脂装置メーカー等 に聞いてみることです。何事も初めは誰でもが初心者であるが、そこで終われば 何時まで経っても初心者のままであるが、一歩踏み出せば直ぐにプロの仲間入り

noname#230358
質問者

お礼

良い言葉を聞きました。 何事も質問する心を持ち、仕事に励みます。 ありがとうございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

二硫化モリブデン (MoS2) http://www.sumico.co.jp/qa/qa_l_sl_j.html グリースの組成 http://www.sumico.co.jp/qa/qa_g_thick_j.html ラバーグリース http://www.sumico.co.jp/pro_ind/pro_g_other_j.html ゴムへの影響が少ない特殊精製油ベースのグリース。 二硫化モリブデン配合で耐摩耗性、焼付き防止性、耐熱性に優れる。 手が汚れて高価と言う以外の欠点が無い

noname#230358
質問者

お礼

回答ありがとうございました、勉強になりました。

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