フランジの使い分けとは?設計初心者のための基本解説

このQ&Aのポイント
  • フランジの使い分けについて知りたい設計初心者の方へ、JIS10kFのRFとFFの使い分け方を解説します。
  • 流体、圧力、温度によってフランジの使い分けが必要ですが、一般的にはどのように考えられるのでしょうか?
  • また、FFのフランジに全面座のパッキンではなくRF用の内パッキンを使用しても良いのでしょうか?FFフランジ+内パッキンの方がより安定して止まると感じます。
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フランジの使い分け

設計初心者です。 JIS10kFのRFとFFの使い分け方について教えてください。 流体、圧力、温度によって使い分けが必要であると考えますが 一般的にどのように考えられるのでしょうか? 又、使用するパッキンですがFFのフランジに全面座のパッキンでは無く RF用の内パッキンを使用することはしてはいけないことなのでしょうか? FFフランジ+全面座パッキンよりFFフランジ+内パッキンの方が良く止まる 気がします。申し訳ありませんがご教示ください。

noname#230358
noname#230358
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質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

ガスケットに生じる面圧を少しでも大きくする(漏れにくくする)ためにRFを使うのが良いと考えています。ただ、フランジが鋳鉄の場合(FC材)、RFでは締め付け時に曲げモーメントがかかり、割れやすいためFFを使うのが原則です。たまに、割れた、と聞きます。このことは、規格類でも規定されています。 しかし、JIS 10Kフランジで済む程度の低い圧力で、流体が空気、水の類いなら何でもありの状態ではないでしょうか。FF鋳鉄フランジで、ガスケットはRF用という組み合わせもよく見ます。 規格類で細かく規定されているものではありませんので、現場の知恵、経験でいろんなことをやっているという感じでしょうか。

noname#230358
質問者

お礼

とても丁寧に分かりやすく ご回答頂きありがとう御座います。 経験から来る使い方もあるのですね

その他の回答 (2)

noname#230359
noname#230359
回答No.3

具体的な内容や詳細理由内容は、回答(1)さんの記述の如くです。 強度や脆さ等で、使用を避けた方が良い材質もありますが、経験値もあるので製造と事前に デザインレビューして最終決定してください。

参考URL:
http://www.hkpnote.com/hk/hk06.html
noname#230358
質問者

お礼

分かりました。 使用条件も含めて製造側と良く 話しをしてみます。 有難うございました。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

現役機械設計士だが、今はプラント設計も多々手がけているので回答します 「RFとFFの使い分け」でここの過去ログにもありましたが参考になろうと思う また、これについて補足と言うか追記しておきたい部分もあるのです http://zh.nc-net.com/knowledge/morilog/detail/3539/ まづ、JISB1217-2009「管フランジ用ボルト・ナット」の存在である この中には「RFとFFの使い分け」の中でも使用ボルトについての規定がある 使用温度と圧力レーティングにより強度区分なども規定されているのである 戻って、RFではFFと比較し小さなボルト軸力で済むというのも理論通り、従い JISB1217においても、RFの方のボルト強度区分の方が小さく規定されています このような基本的な事も知らずに、プラント設計をしている技術者も多いです それだけ4流会社でもないと価格的にも厳しい時代になってしまったのだろう そもそもJISのハンドブックさえ置いて無い会社なら見る価値無しかも知れん 設計はモノ作りの旗振り役であるべきだが、時代はそれすら許さないのかもん 其れでは良いモノ作りなど出来る筈が無いっというのをアポ経営者は気づかん

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