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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:焼入れについて。)

水焼き入れと油焼き入れの違いと材質の変化について

このQ&Aのポイント
  • S45Cの焼き入れを水焼き入れすると、材質が硬くなります。一方、油焼き入れすると、材質が柔らかくなります。
  • 水焼き入れは急冷するため、表面硬度が高くなります。油焼き入れは冷却速度が緩やかなため、柔軟性が増します。
  • 焼き戻しとは、焼き入れ後に加熱して再度冷却する処理です。焼き戻しすることで、材質の変化を制御することができます。

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noname#230359
noname#230359
回答No.4

もう回答(1)さんと回答(2)さんで答えは出ているようなので 現場サイドから少し補足を。 S45Cという材質は製造ロットの違いににより焼入れ性の良いものと 悪いものの差が大きく出ます。 なので薄肉部品等、JIS通りに水焼をしてしまうと同じ寸法でも 焼きが入りすぎて割れてしまう物と焼きがあまり焼きが入らず 割れない物があります。 今は、焼入れ油も性能が上がり、水焼をするところはあまり無いようです。 水焼をしているところはその後で焼割れチェックの為、磁気探傷試験を してから出荷するそうです。 回答になってなくて申し訳ないのですが、御参考になれば。

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noname#230359
noname#230359
回答No.3

回答(2)の投稿回答に賛成したい 水冷と油冷の区別は、合金鋼などの材質により焼入れ性の良いものに水冷を した場合は焼き割れが生じるからと思う。焼入れ性が良いということは当然 焼き入れが深く入り、その結果、割れ易くなるのろうだと思っておりました 逆にS45Cは水冷でないと焼入れ硬さ自体が出ないから恐らく幾分割れ易いと

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noname#230359
noname#230359
回答No.2

JISの機械構造用S45Cの熱処理は水冷と規定されています。焼入性を向上させるような元素をほとんど含んでいないので焼入性が悪く、水冷をしないと焼が入らない、つまり硬さが得られないと言うことです。冷却速度によって硬さが変わるのは、得られる組織が異なるからです。添付のURL(S45CのCCT曲線)に、冷却速度-硬さ-組織の関係が示されています。逆に焼入ままで硬さを測ってみれば、およその組織が推定できるわけです。 水冷と油冷による冷却速度の差もありますが、部品がある程度の大きさ(例えば厚みや径が15mm程度を越える)ようならば、表層と内部の冷却速度に差がついて、表層は硬く、内部は軟らかくなります。これも同様に硬さと組織が変わっているからです。 焼戻処理では、焼入組織を焼戻すことになるので、焼入状態でのマルテンサイトとベイナイトは、それぞれ焼戻マルテンサイトと焼戻ベイナイトに変化します。冷却速度が遅い時に生成するパーライトやフェライトは焼戻をしても組織変化は起こりません。 ちなみにJISで規定されているS45Cの焼戻条件は550~650℃急冷で、仮に焼入組織が完全にマルテンサイト(硬さ60HRC程度)だとしても、焼戻により硬さは25~30HRC程度になります。

参考URL:
http://www.k-neturen.co.jp/gijutsu/database/zz_database.html
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noname#230359
noname#230359
回答No.1

基本的には、水焼き入れする時と、油焼き入れする時とでは、材質(結晶構造) は変わりません。 水焼き入れする時は冷却速度が速く、油焼き入れする時は冷却速度が遅く、   <水浸漬時間が短くなる>      <油浸漬時間が長くなる> 事です。これにより、硬度が多少変化する事になります。 又、焼き戻しは、 * 水焼き入れする時は、油の焼き戻し * 油焼き入れする時は、空冷焼き戻し が、表面の状態からベターとされています。 以下のサイトで、基本を確認下さい。 http://www.tobu.or.jp/yasashii/book/gj09.htm の焼入れ項目 http://www.netushori.co.jp/story/index.html の全般

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