封着金属について
- 封着合金(Fe-29 Ni-17 Co)と硬質ガラスの接合を行っております。
- 金属へ酸化膜を施し加熱方式で金属とガラスを接合しております。
- 酸化増量とは?また封着後に酸化増量を定量的に測定することは可能なのか?
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封着金属について
封着合金(Fe-29 Ni-17 Co)と硬質ガラスの接合を行っております。より良い特性を得るため、金属へ酸化膜を施し加熱方式で金属とガラスを接合しております。酸化膜の条件に大変苦慮しており、接合後の拡散などを接合状態の指針としておりますが、ある文献に合金の酸化増量についての記述がありました。酸化増量そのもの聞き慣れない言葉でしたので、よく理解が出来ません。 酸化増量とは?また封着後に酸化増量を定量的に測定等することは可能なのか?可能であれば測定方法などについてもご教授下さい。
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酸化後に断面を切断・研磨して、SEMやEPMAで測定すればだいたい分かると 思います。 EPMAは面又は線で、元素分析する装置なので、酸素量を表面から深さ方向 に測定してみるとどの程度の深さまで酸化しているかが分かると思います。 綺麗な酸化膜ができるようであれば良いのですが、ヒビわれるような膜だと 場所によるバラツキがでると思います。 EPMAが大変であれば、SEMの組織観察でも酸化層は組織的に違って見えるの でだいたい酸化膜の状態は判別できると思われます。 上記のような分析装置を社内でお持ちであれば、測定している方に相談し てみると良いと思います。 社内に無いとなると外注測定になるので結構費用は掛かります。
酸化増量とは、金属が酸化して酸化物になると酸素が増えた分だけ重くなるし、膨らみますのでそれを言っているのだと思います。 大きさが大きなものであれば直接重量を測るのでしょうが、小さなものだと数量を増やして測定するしかないかもしれません。 ただ酸化状態のムラ、バラツキがあること自体の問題だと、平均化されてしまって変化が見えないかもしれませんが。
お礼
アドバイス有難うございました。 製品自体がかなり小さいので数量を増やしての測定を検討したいと思います。
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