焼入れ硬度の計算式とは?

このQ&Aのポイント
  • 焼入れ硬度の計算式について調べました。焼入れを行う際には、SCM材やS45C材などに指定された硬度の範囲を守る必要があります。
  • 具体的な計算式は存在しませんが、焼入れ硬度の範囲は材料の組成や使用目的によって異なる場合があります。
  • 一般的には、焼入れ前の材料の硬さや予備処理の方法、焼入れ時の温度と保持時間などが影響を与えます。
回答を見る
  • 締切済み

焼入れ硬度の計算式

SCM材やS45C材等に焼入れを行う際に、焼入れ硬度の範囲がありますが、何か計算式があるのでしょうか? どのような基準で、範囲が決まっているのか知りたいのですが分りません。 御存知の方教えて下さい。 よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.2

焼きいれ硬さの計算式は炭素量と焼入れ後のマルテンサイト比率より計算できます。 HRC=30+50C(90%マルテンサイト) HRC=20+50C(50%マルテンサイト) Cのところに炭素量を入れます。S45Cであれば0.45 SCM435とS35Cでは炭素量は同等ですが、焼入れ性が違います。 すなわち炭素鋼の焼きいれ硬さは炭素量とマルテンサイト比率により決まります。炭素が0.6%までは炭素量にほぼ比例しますが。0.6%を超えると硬さはあまり変わりません。 計算式はあくまで近似値です。「20」や「30」はただの数です。 浸炭についてはHPをご覧下さい。 ただし、表層と内部の硬さが違うとケースクラッキングの原因となります。 http://www.nachi-fujikoshi.co.jp/tec/pdf/09d1.pdf

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 教えていただいた計算式の中に、硬度の所で「30」と「20」がありますがこれは何の数値でしょうか? もう一つ質問させてください。 SCM415材にHRC58以上を出したいと思っているのですが、浸炭焼入れだと大丈夫でしょうか? 質問ばかりですいません。 よろしくお願いします。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

基本的には鋼材に含まれる炭素含有量に比例して硬くなります。 おおざっぱですがS45CであればHRC45とか。http://www.mol.ne.jp/lecture/press/154/index.html JIS規格で、金属材料の熱処理条件とそれに対応した硬さが表記されています。下記サイトも参考になります。 http://www.tobu.or.jp/yasashii/yasashii.htm

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございます。 詳しくのっていて参考になりました。

関連するQ&A

  • SCM415の焼き入れ焼き戻しで硬度入りますか

    SCM415の熱処理について教えて下さい。 機械部品の工程検討をしています。図面では、溶接をする為C%の低いSCM415を使用しています。(要求硬度Hs35~47) そこで疑問なのですが、この程度の硬度ならSCM415で通常の焼き入れ焼き戻しで硬度が入るのでしょか? JISでは、はだ焼き鋼の浸炭後焼き入れ焼き戻し硬度がHs35~47(HB235~341)となっています。表層部はもっと硬度が入ってるはずですので、これは芯部の硬度だと思います。とすると、415でも浸炭せずにHs35~47程度は確保できるのでしょうか? 社内ではSCM415の焼き入れ焼き戻しの実績がない(用途が無かった)ので、もしそういう使用をされている方があれば、条件等も教えて頂きたいのですが・・・宜しくお願いします。

  • SCM440に高周波焼入れした時の硬度

    SCM440に高周波焼入れを施した時の硬度を教えて下さい。

  • 高周波焼入れの硬度について(鋳鉄・鋳鋼)

    歯車の歯先の硬度を高める為に、高周波焼入れがよく使われますが、 どの程度までの硬度が得られるのでしょうか。 具体的には、ねずみ鋳鉄(FC250)、鋳鋼(SC480)、高張力炭素鋼(SCC5)の 高周波焼入れによる最大硬度(HRC)が知りたく・・・。 他の方の質問で、S43Cであれば、HRC53程度まで上げられる、というお答えがありましたが、 上記のような鋼材については、 JIS B 6912にて、高周波焼入れが可能であるとは記載されていますが、 どの程度までかはわかりませんでした。 尚、現在設計中の歯車の計算では、 HRC40~50程度の硬度を必要としています。 材料に関しては知識不足で申し訳ないのですが、 御存知の方がおられましたら、御教授お願い致します。

  • SCM435やS45Cの生材の硬度って?

    10年ぶりくらいで金属系の勉強をはじめました。 思い出しながらやっているのですが、S-C系やSCM系ってどちらも焼入れしたときの硬度はなんとなくわかるのですが、生材硬度ってどれくらいなのでしょうか? サイトで探したのですが、出ていないみたいなんです。 また、参考になるサイト等あったら教えてください。

  • S45C・SCM435 の調質硬度について

    お世話になります。 一般的に焼入・焼戻を行う際の硬度指示については  S45C: HBW201~269  SCM435: HBW269~331 と習いました。 これらの値はどこから来ているのでしょうか? S45Cに関しては旧JIS規格に載ってありました。(最新のJISからは抹消) SCM435は何かの規格に載ってあるのでしょうか。 それは今でも閲覧可能なのでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • SCM415の浸炭焼入れと防炭箇所の硬度について

    SCM415を浸炭焼入れし、シャフト貫通部の機械加工部を防炭処理をする部品がありますが、この防炭個所の硬度は、素材硬度(HRC20程度?)よりも低くなるのでしょうか?

  • 熱鍛品の表面硬度は焼入れ後の表面硬度に影響するの…

    熱鍛品の表面硬度は焼入れ後の表面硬度に影響するのか? お世話になります。 熱鍛品(S40C)を加工後、高周波焼入れをしているのですが、 熱鍛品の表面硬度は焼入れ後の表面硬度に影響するのでしょうか? と言うのも、同じロットの熱鍛品を焼ならしし、HB160とHB190の 2種類用意し、同じ条件で高周波焼入れした結果、 HRCで3ポイント差がありました。(N=20個平均) 素材硬度低→焼入れ硬度高という反比例の結果でした。 ちなみに、焼入れ硬度は焼戻しをしていない状態で測定しています。 いままで、焼入れ前の硬度が焼入れ後の硬度に影響するという 認識がなかったので、今回の結果が素直に飲み込めません。 ご教示頂きたく、よろしくお願い致します。

  • 焼入れ硬度の表示について

    焼入れ硬度の表示で、「HRC」と「HV」との表示がありますが、違いが分りません。 今までは「HRC」の方ばかり見ていたのですが、SK材の焼入れの事で「HV」というのを見ました。 御存知の方教えて下さい。また、参考になるものもあれば助かります。 宜しくお願いします。

  • 浸炭焼入れ

    SCM415の材料に浸炭焼入れを実施したところ表面硬度がHv600650ぐらいになりました。 ただ、お客様からの要求は表面硬度Hv850程度必要と言われています。 材質を変更することも出来ません。 SCM415の材質に浸炭焼入れにて表面硬度をHv850程度にする方法を教えてください。

  • 鉄鋼材料の硬度と引っ張り強さの関係

    鉄鋼材料において、焼入れ硬度が高くなると引っ張り強度も高くなる と聞いたことがあるのですが、どこかに焼入れ硬度と引っ張り強度の 関係の実験データを公表しているところを (できればインターネット上で公表されているところ)をご存知の方 がおりましたら教えてください。 いま、SCM440で焼きいれ硬度を管理すれば引っ張り強度もある程度 管理できるのではないか、と考えているもので。 よろしくお願いいたします。