SUS304のせん断強さとは?

このQ&Aのポイント
  • SUS304のせん断強さは769N/m?とされています。
  • 一般的には、断面積が10m?の場合、7690Nまで耐えられると考えられています。
  • ただし、実際の条件によって多少の誤差が生じる可能性があります。
回答を見る
  • 締切済み

せん断強さ(SUS304)の考え方はこれでいいの…

せん断強さ(SUS304)の考え方はこれでいいのか? SUS304のせん断強さは769N/m?とありました。 これは、1m?の断面積があれば769Nまで耐えられるという事でしょうか? もしそうだとすると、断面積が10m?の場合は、単純に10倍して、 10m? × 769N = 7690Nとなるのでしょうか? 例えば、SUS304の丸棒か角材などの断面積が10m?の場合 7690Nまで耐えられると考えていいのでしょうか?考え方としてはそれでいいのでしょうか? 実際には、いろんな条件があって多少の誤差はあるかもしれませんしが。 よろしくお願いします。

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.5

回答(4)について疑問に思ったので、調査し記載いたしました JISB6905:金属製品熱処理用語を再度、読み返してみたが・・・調質とは 鉄鋼製品を焼入硬化後、比較的高い温度(約400℃以上)に焼戻して 、トルースタイト又はソルバイト組織にする とあります。 ちなみにSUS304に行う熱処理は1050度以上から急冷する固溶化熱処理がある 更に調べたが、JISG4309:ステンレス鋼線には、硬質の記述があるようだ でも化学的成分が全く同じで(但し参考と表示)、引張強度が随分と大きい 恐らく加工硬化を利用して線材の強度を上げたものかな?更に調質の表示も ・・・化学的成分が参考というところが、最大のネックと思われます・・・ またJISG4309では、ばね鋼以外と規定していますね。。。 最後に、許容せん断応力ですが、最大/応力,ひずみ,せん断応力説により τ y.p=σ y.p~σ y.p/√3 位まで諸説によりかなり大きな差があるようで τ w=205/1.5/√3=78N/mm2と申し上げましたが、機械設計などのネジリと 曲げを同時に扱うような伝動軸の場合では、これを良く使います。

noname#230359
noname#230359
回答No.4

SUS304のせん断やねじり応力のデータを、入手する事は正直難しいです。 SUS304でも、無調質・1/2H・3/4Hで引張強さが、それぞれ 400N/mm2・780N/mm2・930N/mm2となります。 加工硬化等の調質(1/2Hや3/4H)は、SUS304-CSP-1/2H、SUS304-CSP-1/2Hのバネ鋼で使用されています。 また、ボルトで使用されるSUS304は、A2-50やA2-70強度区分で分けられ、A2-50の引張強さは 500N/mm2、 A2-70の引張強さは 700N/mm2となります。 <A2-50やA2-70強度区分の差は、調質と略同じ内容> 更に、ステンレス鋼で括っている特性表では、軟質と硬質に分け、 ☆ 軟質 ⇒ 引張強さ; 618N/mm2、耐力;275N/mm2、せん断強さ;460N/mm2 ☆ 硬質 ⇒ 引張強さ;1059N/mm2、耐力;858N/mm2、せん断強さ;769N/mm2 〔←数値が合致する〕 と表記があります。 <一般的にステンレス鋼は、略SUS304を示す事からの引用> Mstkさんは、『☆ 硬質』か、それ相当の表を観て、計算しようとしていますか? 以上の説明で、判断が付くと思いますが、SUS304でも調質等で、せん断強さも異なります。 そして、一般的には、引張強さ×(60~80%)がせん断強さです。 調質無しが 60%、1/2H調質が 66%、3/4H調質が 73%、H調質が 80%を目安にしています。 それに加え、使用条件により、安全率を診て、許容せん断強さを求め、計算していきます。 最後に、〔負荷荷重(N)÷断面積(mm2)〕で、せん断強さを求め、 せん断強さ < 許容せん断強さになれば、OKです。 断面積が10mm2の場合は、単純に10倍して、10mm2 × 769N = 7690Nと、同じ意味です。

noname#230359
noname#230359
回答No.3

 回答(2)に投稿した者です。「そこで許容せん断応力値は、……」の文章は気づかれたと思いますが、計算しないままの数字がありました。下記のとおり訂正します。  (誤)そこで許容せん断応力値は、この0.8倍として、130N/mm2となります。  (正)そこで許容せん断応力値は、この0.8倍として、104N/mm2となります。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

 原子力向けを中心に圧力容器関係の設計を30年以上やっており、SUS304材は日常的に使っております。この圧力容器の設計の世界では、どういう値としているかを紹介しますので、参考になれば幸いです。  材料の許容引張応力値、許容せん断応力値は、強度設計の基準です。これはどの圧力容器の法規でも、JIS G 8265(2003)「圧力容器の構造」の『付表2.1.1』に規定する値とすると定めています。この規格の『4.3 材料の許容応力』の項、『4.3.2 許容せん断応力』では、“設計温度における材料の許容せん断応力は、許容引張応力の値の0.8倍とする。”と、定めているので、0.8倍としています。  なお、JISでは、引張強さの1/4を丸めた値が、許容引張応力値です。例えば、JIS規格材SUS304(G3459、G4303など)の常温(0~40℃)における最小引張強さは、520N/mm2と定められていますから、許容引張応力値は、130N/mm2となります。そこで許容せん断応力値は、この0.8倍として、130N/mm2となります。  JIS以外では、労働安全衛生法の「ボイラー構造規格」の第6条でも、“材料の許容せん断応力は、許容引張応力の80%の値とする。”と定めています。 日本中のあらゆる産業界の圧力容器や配管の強度設計は、これでやっています。ですから、引張り強さの80%とみて設計すれば、監督官庁を含め、大概の人の納得を得られます。  なお、質問者にアドバイスとして、生の数字(データ)を、そのまま設計に使用するのは危険です。必ず安全率を見てください。

noname#230359
noname#230359
回答No.1

JISG4304 オーステナイト系ステンレスの機械的性質からSUS304は、 降伏点205、引張強さ520N/mm2であるから、その応力では壊れますよー 少なくとも許容せん断応力は「78N/mm2」以下にし、安全率などを考慮し さらにそれ以下にするのが、一般的です 断面に均一に力が掛かるとした場合は、あなたの考え方で良いと思う しかし単純な応力だけによることの方が、却って少ないように思えます 例えば、断面形状が途中で変わったり、切り欠きがあったりして、 応力集中や、疲れ限度を考慮した許容応力をも考える場合もあります 最後に、降伏点というのは・・・知ってますか?問題は其処からかも

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。 降伏点?すみません知りません・・・ 調べてみます。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • せん断応力について

    せん断応力を求める式について1つ疑問があります。それは、せん断荷重をw(N)、断面積をA(m㎡)とすると、せん断応力は、w/A (Mpa)で求めると物理などのテキストには書いてあります。しかし、せん断荷重が、図のような反対方向にwで引っ張り合うような場合も、w/A (Mpa)で求めるのでしょうか?それとも、wを2倍にして、2w/A (Mpa) として求めるべきなのでしょうか?

  • ボルト M12(SUS304)のせん断荷重

    M12のボルトがどのくらいの力でせん断するのか、せん断荷重を教えてください。 (ボルト頭部のせん断ではなく、ねじ部のせん断荷重です。) わかりえる情報 (1)許容引っ張り応力:21 (2)断面積:84.3 (3)使用温度:685℃ 知識不測のためわかりやすく回答いただけると助かります。 宜しくお願い致します。

  • ねじのせん断応力について

    ネジのせん断荷重についてお聞きします。 材質:SS400六角ボルト ボルトサイズ:M10(有効断面積58.0mm2) せん断荷重:2000kg 使用本数:2本 使用条件:静的荷重 以上の条件で計算が合っているかをお聞きします。 T=F/Aから、2000*9.8/58.0*2=168N/mm2 SS400の降伏点は245N/mm2から168N/mm2では破断しない。 どこかのサイトでねじのせん断応力には締め付けトルクも関係するとあったような気がするのですがいまいち分かりません。また、ボルトを増やした場合はその分荷重を分割すると考えてよろしいのでしょうか? 以上、宜しくお願い致します。

  • せん断抵抗力

    sus430 の引っ張り強さについてですが、l http://www.tokkin.co.jp/materials/stainless_steel/000103.php こちらのサイトをみると 690N/mm2と載っています またよくわからないのは 下の方に 焼きなまし仕上げと 強圧延仕上げ の場合で 引っ張り強さがことなって書かれていますが、 プレスに使う板材の場合は 強圧延仕上げの方でしょうか。 690N/mm2 の方をおおよそのせん断抵抗力にkgfに変えようと 1Nイコール0.1KGFとしてざっくりと計算したのですが、 せん断抵抗力はSPHCなどの大体2倍位になるのでしょうか? 55.2Kgfとなりましたが、SPHCが27位だったと思うので。

  • 溶接部せん断強度について

    いつもお世話になっています。 スポット溶接部の検査方法(JIS Z3140)にはスポット溶接の引張りせん断荷重が付表にあります。 この表には鋼材の母材引張り強さ270~370N/mm2に対する溶接部(板厚0.4~5?まで)の引張りせん断荷重が記載してあります。 また備考に、母材引張り強さが370~590N/mm2については母材の引張り強さ(最小値)×8/3000を附表に記載してある該当の引張りせん断荷重に乗ずるとあります。 質問 1)SUS304L:480N/mm2の場合のせん断荷重を上記内容で計算することは可能ですか?(表には鋼、SUSは合金鋼であるため) 2)仮にSUS材をJIS3140の表にあてはめた場合、 480×(8/3000)×13.8(表の板厚2?の平均引張りせん断荷重)   =17.7kN   となりますが、概算での溶接部のせん断荷重の求めかたは   引張り強さ×溶着面積×60%ということなので(技術の森投稿欄より)   480N/mm2×32.2mm2(板厚2mmの時ナゲット径6.6)×60%=9.26kNとなます。   両者大きくかけ離れていますが、この場合どちらを採用すべきか教えてく   ださい。

  • SUS304のS-N線図について

     素人質問で恐縮なのでのすが、SUS304のボルト(M5×10mm)のせん断方向に荷重がかかった場合のS-N線図なんてあるのでしょうか?  自分でも調べてみたのですが、そのようなものがなかったので・・・・  根本的に間違っているかもしれませんが、どなたか教えて頂けないでしょうか。

  • せん断応力

    赤ペンで書いた絵のように、ステンレス平板t12mm幅16mm長さ30mmの真ん中にφ7が空いており、これにM6のボルトを指して、板を締め付けて固定します。 この時、M6の締め付けトルクは、3Nmで締め付けた時、軸力は2500N。板のたわみと応力を計算したら、絵の横の計算結果になりました。 ※断面積が間違えてφ6の穴で算出している為、φ7ではありません。 この結果で算出された応力とは、この板材の曲げ応力?せん断応力?何の応力になるのでしょうか? また、この計算2点支持梁で計算してしまいましたが、考え方は合っていますか?

  • ボルトの許容せん断応力

    ボルトの許容せん断応力 『SS400』のボルトの許容せん断応力度を求める場合は、 断面積xf(0.7ton/cm^2)になると思うのですが、 『SCM435』等、材質の異なる場合の、fの値はいくらになるのですか? また、なぜ、『SS400』は 0.7ton/cm^2 なのですか? 理由、参考資料等あれば教えて下さい。 よろしくお願いします。

  • 無筋コンクリートの水平打ち継ぎ目を鉄筋で補強する

    無筋コンクリートの水平打ち継ぎ目を鉄筋で補強する コンクリートのせん断強度は圧縮強度の1/4倍だから  18N/mm2*1/4=4500KN/m2 これの30%を挿し筋量とするので  4500*0.3=1350KN/m2 挿し筋のせん断強度は圧縮強度の1/4倍だから  200N/mm2*1/4=50N/mm2 挿し筋の断面積は380mm2/本だから  1本当りのせん断強度は50*380=19000=19KN/本 ∴1350/19=71本/m2 1m2当り挿し筋が71本も必要になります。 これで間違っていないでしょうか

  • 木橋の計算

    木橋の計算なのですが、(1)幅1m当たりに作用する曲げモーメントと桁1本当たりに作用する曲げモーメント(2)幅1m当たりに作用するせん断力と桁1本当たりに作用するせん断力(3)桁1本当たりの断面二次モーメント(4)桁1本当たりの断面係数(5)桁1本当たりの断面積(6)桁1本当たりの曲げ応力度(7)桁1本当たりのせん断応力度(8)桁1本当たりのたわみを求めなさい。という問題があるのですが、よく分かりません。 設計条件は、 1.スパン:L=3.6m 2. 活荷重:q=5kN/m2 3.寸法  :b=0.19m,h=0.19m 4.弾性係数:E=7kNmm2 5.許容応力度:曲げ =5.7N/mm2 せん断 =0.5N/mm2 6.許容たわみ:L/600=6.0mm どなたか教えて下さい。