伸びとひずみの違いとは?特性表の表示についての疑問

このQ&Aのポイント
  • 引張破壊伸びと引張破壊呼びひずみの記述が特性表にありますが、その意味がわかりません。
  • 伸びとひずみの違いについて調べました。伸びは引っ張った後の寸法を元の寸法で除したものであり、ひずみは引っ張ったときの延びた分だけを元の寸法で除したものです。
  • 特性表の間違いか、伸びとひずみは本当に違うのか疑問です。
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伸びとひずみの違い

いつも勉強させていただいてます。 引張破壊伸び(JIS K6758) ⇒200% 引張破壊呼びひずみ(JIS K7161,7162) ⇒100% 上記のような記述が同じ材料の特性表にありました。 規格を呼んだのですが、いまいちわかりません。 これは特性表の間違いなのでしょうか。 それとも伸びとひずみは違うのでしょうか。 伸びは引っ張った後の寸法を元の寸法で除したもの ひずみは引っ張ったときの延びた分だけをもとの寸法で除したもの かなと思っていますが、これであってますでしょうか。 以上

noname#230358
noname#230358

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

IS0整合のため規格が次々新訂されなかなかついていけないところです。よい機会ですので少し勉強してみました。 破壊時の伸び(ひずみ)の規定であり両者基本的な定義は同じようです。 ただ、引張破壊時伸びは標線間距離の増分をもとの標線間距離で除すのに対し、引張破壊時呼びひずみは標線間距離の代わりにチャック間距離で用いるのが異なっているようです。それで呼びという言葉が入っていると思われます。PE,PPのように降伏を示しかつ伸びが大きい材料はネッキング等のため正確なひずみが測りにくくチャック間距離で代用?したのかなと推測しています。 そこいらの事情に詳しい方がおられたら補足していただけると助かります。 標線伸びはチャック間伸びと一緒になるとは限らないので、両者の数字は必ずしも一致しないと思います。 破壊時伸びにしても呼びひずみにしても材料の粘り強さの指標にはなるでしょうが、強度設計にはあまり関与しない材料特性値なので両者の違いをあまり気にされる必要はないようにも思いますが。

noname#230358
質問者

お礼

私もそこまで気にしていなかったのですが、実はメーカーから取り寄せた物性表をそのまま取引先に提出したら、旧版とそこが違うと言われ、そこからこの質問をさせていただきました。  今回の内容で回答したいと思います。 ありがとうございました。

noname#230358
質問者

補足

回答ありがとうございます。 標線間とチャック間ですか。 ということは同じ材料なら伸びが100%なら呼びひずみも100%ということでしょうか。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

両者は、全く同じでは。 即ち、 >伸びは引っ張った後の寸法(2L)を元の寸法(L)で除したもの 従って、伸び=2L/L×100% >ひずみは引っ張ったときの延びた分(2L-L)だけをもとの寸法(L)で除したもの 従って、歪=(2L-L)/L×100% 以上

noname#230358
質問者

お礼

私もそう思いました。 もうちょっとJISを呼んでみます。 ありがとうございました。

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