発振回路の電源の脈動

このQ&Aのポイント
  • セラミック発振子を使用した発振回路で、Rd抵抗を340オームに接続すると電源の脈動が発生します。
  • 脈動のレベルはPeak-Peakで1V程度であり、Rd抵抗をはずすと2V程度になります。
  • 脈動の原因として、Rd抵抗の値やインバータへの電源供給に影響を与える要素が考えられます。
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発振回路の電源の脈動

お世話になっております。 http://www.murata.co.jp/ceralock/faq.html#Q08 のような発振回路を セラミック発振子(セラロック)コンデンサ内蔵タイプ 20MHz [CSTLS20M0X53] を用いて Rf抵抗およびRb抵抗は無し。 Rd抵抗については340オームをつないで製作しましたところ、 インバータに供給する電源のレベルがかなり脈動してしまいます。 Peak-Peak で1V程 どのようなことが考えられますでしょうか? ちなみに340オームをはずすと、Peak-Peak は2Vほどになります 失礼しました 参照URLはこちらです http://www.murata.co.jp/ceralock/faq.html#Q01

noname#230358
noname#230358

みんなの回答

noname#230359
noname#230359
回答No.3

ICの出力変化タイミングに合わせて電源やGNDが跳ねているのだと 思いますが、それはICが瞬間的に大電流を吸い込むために、電源 ラインのインダクタンスの影響により電圧が変動しているものです。 パスコンとは瞬間的に流れる電流をICの直近から供給することで、 電源ラインに瞬間的な大電流を流さない(=配線インダクタンスの 影響を受けない)ようにするためのものです。 ですから外部電源の近くに入れても意味がありません。 ICの電源ピン-GNDピン間に最短配線で(1mmでも短い方がベター) 接続してください。 電界コンデンサはパスコンとしては適していませんので、セラミック コンデンサ等を使いましょう。 また電界コンデンサは極性がありますので、極性を間違うと壊れたり しますので良く確認してください。 電源が入らなくなったというのなら、内部的にショートしてしまった のかもしれません。 コンデンサには周波数特性があり、パスコンとして使うためには 高周波まで使える(=するどい電流変化まで対応できる)事が必要です。 コンデンサを等価回路で書くと、コンデンサと直列にインダクタンスが つながったような形になりますが、構造的な問題によりインダクタンス 成分が大きいコンデンサは周波数特性が悪いです。 電界コンデンサはその代表的なものであり、周波数特性は悪くても 良いが、大きな容量が必要だという用途で使用されます。 パスコンをつないでも変動するようなら、外部電源自体の電流容量を 疑ってみてはどうでしょうか。 外部電源の出力部分を測り、そこで既に変動しているようなら容量不足 ですので、容量の大きい電源に変更するか、外部電源の出力部に大容量の コンデンサ(電界コンデンサで良いです)を追加してみてください。 回路がこれだけなら考えにくい話ではありますが、乾電池とか使っている なら、ありえないこともないかも知れません。

参考URL:
http://www.rohm.co.jp/en/cap/cap_what3-j.html
noname#230358
質問者

お礼

WhiteBearさん こんにちは 詳しい回答 ありがとうございます。 >ICの出力変化タイミングに合わせて電源やGNDが跳ねているのだと そうです・・・20Mhzで脈動しています。。。なるほどなるほど 電源ラインのインダクタンスですか・・・ >ICの電源ピン-GNDピン間に最短配線 みなさんのおっしゃるように最短配線すると 300mVまでおさまりました >コンデンサには周波数特性があり、パスコンとして使うためには >高周波まで使える(=するどい電流変化まで対応できる)事が必要です。 そうゆう理由で ケミコンは使わないのですか・・・ よくわかりました。 色々試しても(抵抗値変えたり、コンデンサ容量変えたり・・・) 、300mV以下に脈動がおさまらず、脈動がおさまったと 思ったら、今度は異常発振をおこしている有様でした。 300mVでも後段の回路は問題なく動きそうなので、現状あきらめて いましたが、今はパスコンはケミコンを使用しているのでセラコンに変えて 見ようと思います。 色々勉強になります。ありがとうございます。

noname#230359
noname#230359
回答No.2

毎度JOです。 >>がかなり脈動してしまいます オシロで観測されたのですか?? #1氏の投稿にある「パスコン」とは、ICの直近に挿入する物です 0.1μF程度をICの電源ピンの近い所に挿入します。 高い周波数(過度特性)ではICの電源の引き回しも影響があります 一種のL(コイル成分)となります。 参照URL中のRfは有ったほうが良いですね。

参考URL:
http://www.hobby-elec.org/cond.htm
noname#230358
質問者

お礼

JOさん ありがとうございます。 0.1uF程度でトライしてみます。 IC電源へのハーネスは太いものを一応使用しております。 Rfはあった方がいいですか・・・ いろいろ値をかえてトライしてみます

noname#230359
noname#230359
回答No.1

まさか参考回路図そのまま作ったとか… パスコンは入れてありますか? 電源・GDの配線は太い線を使っていますか? パスコンの定番といえば0.1uFでしょうけど、変動が大きいようですからESRの小さな、容量大きめのセラミックコンデンサかタンタルコンデンサと、発振周波数・脈動している周波数に対して充分にインピーダンスの低くなる定数のセラミックコンデンサを電源ピン直近に入れてみてはどうでしょうか。 それでも駄目ならLCでデカップリングするようかなぁ?

noname#230358
質問者

お礼

のら猫さん ありがとうございます 私もパスコンをと思いまして 100uF 16Vの電解コンデンサを 電源の近くへいれたのですが、電源が入らなくなりました。 ずぶのど素人ですので、問題ありなことをしていると思うのですが ご教授いただけるとありがたいです。 電解コンデンサをパスコンにする例が調べてもなかったので セラミックOrタンタルでないといけないということなのでしょうか? LCでデカップリングですかぁ 調べないと知識がないです。調べてみます

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