銅板の切り口形状の仕様について

このQ&Aのポイント
  • プレス加工で作成された銅板の切り口形状に問題が生じています。
  • 図面の仕様指示が満たされていないため、不具合が発生しています。
  • 修正費用や再製作費用について、意見をいただきたいです。
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プレス抜き銅板の切り口形状の仕様について

プレス加工の知識に乏しい為、みなさまのご教示、ご意見お願いいたします。 t6の銅板打ち抜き品を製作依頼しました。コスト優先で検討してもらって、できあがった製品の切り口形状のダレと破断面、そして材料の反りが大きく問題となっています。 型の構造を聞くと、型コスト優先で単発抜き型のようです。パンチ側の寸法がダイとパンチのクリアランスやストリッパーによる押さえなどで解決できると思うのですが、金型修正、追加仕様について、かかるコストの負担でこまっています。 図面寸法74に対し、ダイ側せん断面寸法は74、パンチ側破断寸法72.9(△1.1)、だれは厚み方向で約1mm、長さ方向で約5.5mmです。 依頼した図面には切り口形状、反りなどの仕様の詳細は書いていませんでしたが、プレス加工部分の許容差として該当寸法は±0.3と指示していました。 製品200個製作指示に対し、見本として数個もらったものが以上の不具合でした。すでに200個は製作されています。 そこで質問です。 ?△1.1mmが問題なので±0.3の図面指示が満たされていない、とプレス屋さんに言い切って良いものでしょうか。プレス屋さんの世界では、ダイ側せん断寸法が入っていれば可、破断寸法は無視、というのが常識ということはありませんか。 ?t6の銅板抜きでは、この程度の破断部寸法マイナス、ダレは適切なのでしょうか。 ?図面仕様のまずさ、仕様打ち合わせのまずさが起因していると反省していますが、みなさまはこの手の仕様決定はどの様にされていますか。 ?型修正費用、プレス品再製作費用にの負担について、みなさまのご意見は如何でしょうか。 よろしくお願いいたします。

noname#230358
noname#230358

質問者が選んだベストアンサー

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

プレス型でのせん断では、ダレとカエリ、せん断面と破断面が生じます。 一般のプレス抜きでは、クリアランス程度のせん断と破断の差が生じます。 (ダイでせん断面が生じ、パンチ側エッジから破断が始まる) クリアランスを板厚の10%とするとほぼ現象の様子となると考えられます。 シェービングなど希望する形状を得るための手法がない訳ではありませんが、数量の兼ね合いも有りプレスによる製法が最適だったかは判りません。 しかし、プレス屋さんにすれば破断面の寸法云々は夢にも思わなかったかもしれません。 図面上での要求仕様の記述も必要ですが、用途を伝えるとか製作側とのコミュニケーションが不足しているのが問題ではないでしょうか? アドバイスをもらえるような関係がないとQCD(品質、コスト、納期)のバランスは取れないように思います。

noname#230358
質問者

お礼

早々のご回答ありがとうございました。ご指摘の通りコミニュケーション不足を痛感しております。クリアランス10%ではないかとのご指摘ですが、銅板厚6mmならば10%は適切な値なのでしょうか。

その他の回答 (1)

noname#230359
noname#230359
回答No.2

客先の要求する内容(仕様)が判らなければ、10%程度は一般的な値ではないでしょうか

noname#230358
質問者

お礼

ありがとうございました。腱鞘炎は治りましたか?ゴルフもがんばってください。(プロフィール拝見しました) ご助言ありがとうございました。プレスメーカーにきくと、やはりクリアランスは10%との事でした。プレスメーカーの努力もあり、解決に向かっております。銅板の材質をC1100タフピッチ銅からC1020無酸素銅に変えることで、切り口の破断はかなり改善されました。しかし、バリが大きくなり、除去作業で苦労している様です。残る課題は面ダレです。客先要求が厚み方向0.5mm、面方向2.5mm以下とのこと。ファインブランキング法ならできるはず、との指示を受けました。銅板t6とt8でFB法のご経験ありますか? この質問を多くの方に問い合わせてみたいので、このスレッドはいったん終了させていただき、新たに「FB法による銅板プレスのダレについて」と称してスレッドたてさせていただきます。今後もご助言お願いいたします。

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