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証券用語の long/short の語源について

証券・相場の用語で long / shot ロング/ショートという言葉があり、日本語では「買い持ち・売り持ち」「買いポジション・売りポジション」と訳されています。ときどき語源を検索してみるのですが、極めて広範に用いられている言葉なのに、どうも語源がはっきりしません。語源がはっきりしないこと自体は、よくあることなので仕方ないのですが、証券用語としてのロング・ショートの語源をきちんと調べて結論を出した(語源不詳という結果であれ)文献はどれなのか、つまり、参考文献として挙げてよいような文献が見つからないのが困ります。 ご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示ください。 個人的には、「株(などの証券)を買って値上がりを待つのは時間がかかるからロング、値下がりは一般にスピードが速いのでショート」という(民間語源的な)説明が好きです。また、「I am a bit short of cash now.=いまちょっと持ち合わせがなくてね」といった語法から、「お金がない(持ってない)のに売る」=「ショート」となり、ロングはその自然な類推からの反対語、という推測も妥当かもしれないとは思います。

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  • SPS700
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回答No.4

1.long Old English lang "having a great linear extent, that extends considerably from end to end; tall; lasting," from Proto-Germanic *langgaz (source also of Old Frisian and Old Saxon lang, Old High German and German lang, Old Norse langr, Middle Dutch lanc, Dutch lang, Gothic laggs "long"). The Germanic words perhaps are from PIE *dlonghos- (source also of Latin longus "long, extended; further; of long duration; distant, remote," Old Persian darga-, Persian dirang, Sanskrit dirghah "long"), from root *del- (1) "long" (source also of Greek dolikhos "long," endelekhes "perpetual"). Latin longus (source of prolong, elongate, longitude, etc.) thus is probably cognate with, but not the source of, the Germanic words. The word illustrates the Old English tendency for short "a" to become short "o" before -n- (also retained in bond/band and West Midlands dialectal lond from land and hond from hand). Also in Old English in reference to time, "drawn out in duration," with overtones of "serious." The old sense of "tall" now appears to be dialectal only, or obsolete. For long "during a long time" is from c. 1300. To be long on something, "have a lot" of it, is from 1900, American English slang. A long vowel (c. 1000) originally was pronounced for an extended time. Long division is from 1808. Sporting long ball is from 1744, originally in cricket. Long jump as a sporting event is attested from 1864. A long face, one drawn downward in expression of sadness or solemnity, is from 1786. Long in the tooth (1841 of persons) is from horses showing age by recession of gums (but not in this sense until 1870). Long knives, name Native Americans gave to white settlers (originally in Virginia/Kentucky) is from 1774, perhaps a reference to their swords. Long time no see, supposedly imitative of American Indian speech, is first recorded 1919 as Chinese English. 2. short Old English sceort, scort "short, not long, not tall; brief," probably from Proto-Germanic *skurta- (source also of Old Norse skorta "to be short of," skort "shortness;" Old High German scurz "short"), from PIE root *sker- (1) "to cut," on the notion of "something cut off" (compare Sanskrit krdhuh "shortened, maimed, small;" Latin curtus "short," cordus "late-born," originally "stunted in growth;" Old Church Slavonic kratuku, Russian korotkij "short;" Lithuanian skurstu "to be stunted," skardus "steep;" Old Irish cert "small," Middle Irish corr "stunted, dwarfish," all from the same root). Meaning "having an insufficient quantity" is from 1690s. Meaning "rude" is attested from late 14c. Meaning "easily provoked" is from 1590s; perhaps the notion is of being "not long in tolerating." Short fuse in figurative sense of "quick temper" first attested 1968. To fall short is from archery. Short run "relatively brief period of time" is from 1879. Short story first recorded 1877. To make short work of "dispose of quickly" is first attested 1570s. Phrase short and sweet is from 1530s. To be short by the knees (1733) was to be kneeling; to be short by the head (1540s) was to be beheaded. いずれも下記からです。   http://www.etymonline.com/

2424ookk
質問者

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このサイトは便利てすね! ロング、ショート、いずれも証券用語の動詞としては記載がありませんね。 もうこれは、広範な語源調査をした人はまだいないと考えてもよさそうです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • SPS700
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回答No.3

1. long  オックスフォード辞典によると、下記の6では、値が上がることを予想して、前以て買うこと、という定義があります。 (of shares, bonds, or other assets) bought in advance, with the expectation of a rise in price. https://en.oxforddictionaries.com/definition/long 2. short 下記のオックスフォード辞典の2。3では、値が下落して利益が得られることを頼りにして、取得される前に売ること、とあります。 (of stocks or other securities or commodities) sold in advance of being acquired, with reliance on the price falling so that a profit can be made. https://en.oxforddictionaries.com/definition/short

2424ookk
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。うーん、オックスフォード系辞典なら権威は十分ですが、語源の解説としては弱いですね…。

  • cbm51901
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回答No.2

興味深い考察(Q&Aフォーラム)がありました。 https://english.stackexchange.com/questions/145376/what-is-the-origin-of-long-and-short-in-finance 数ある説の中で最も有力視されているのが、取引するにあたり「その時点で所有していない」ものを売るからそれを「Sell Short「ショート」」と呼び、「ロング」はその反対語として使われるようになった、とする内容です。 株A を空売りする人は、それを売買する時点で株A を所有していません(The seller is "short of" stock A)。しかし取引を成立させるために、その人は期限までに(値下がりが期待される)株A を購入しなくてはなりません。従って「ショート」は「買い待ち」ということになります。「ロング」はその反対の「売り待ち」になります。 「ショート」が弱気相場(ベアマーケット)を先読みしているのに対し、「ロング」が強気相場(ブルマーケット)を期待しているわけですが、私が面白いと思ったのは、「ショート」=「ベア」、「ロング」=「ブル」の関係に関する以下の記述です。 英語圏には「捕らぬ狸の皮算用」ならぬ「捕らぬ熊の皮算用(Sell the bear's skin before one has caught the bear.)」という諺があり、ここから、未だ手に入れていない商品を空売りするという「ショート」の典型相場を「ベア市場」と呼ぶようになったのではないか。 また、強気相場を期待する「ロング」主体の相場を「ブル市場」と呼ぶようになったのは、まるでブル(雄牛)が闘牛士を突き上げるごとく、相場の値が上がるのを期待しているからではないか。 何だか人間臭くて面白いと思いました。

2424ookk
質問者

お礼

ベアの語源については聞いたことのない説で面白いですね。 やはりショートは「不足=持っていない」からの派生という説が有力なようで、古い用例が挙げられているのはとてもよいですね。商品先物についての用例という点も、「物資を持っていない」という語感とのつながりを感じます 個人的には、OEDにあるという to set short by , to tell short of の用例からの発展という説も説得力を感じました。(低く評価する」という用法の適用という説ですね。 これだけ調べた人たちがいても、あまりはっきりしないようですから、これ以上の文献は出てこないのかもしれませんね。 ご回答ありがとうございました。

回答No.1

  ぐぐれば沢山説明が出てきます https://fxinfojudge.com/archives/101/ ・英語のロングには「強気」という意味があるからです(強気→買い)。 ・一方、ショートには不足という意味があります(不足→売り持ち)。 http://fxsquare.jp/long-short-etymology/ ・持っていないものを借りて売ること。つまり、不足(ショーテージ)しているものを売るからショートと言われるようになったというのがこの説 ・ショートの反対はロング。だから「買い」 http://finefx2.seesaa.net/article/376331498.html ・ロングは長い時間を掛けてポジションを保有しますので「Long」 ・ショートは短時間で決済することを目的に保有するので「Short」 そして、これがまとめかナ? http://w2c.seesaa.net/article/115283717.html 語源1 shortage(不足、借り)がshort position(ショートポジション) の語源です。 long(ロング)はshort(ショート)の逆からきているという説。 ========== 語源2 ロング=買いは上昇するのに時間がかかる。 ショート=売りは下降するのは時間がかからない。 というところから、ロングとショートと呼ばれるようになったという説。  

2424ookk
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。ご教示いただいた通り、語源の解説はいろいろと出てくるのですが、初出や、用法の発展などをきちんと調査した文献が知りたいのです。もしかしたら、そういう文献が一つもないのかもしれませんが…。

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