台湾と韓国：同じ日本統治を受けて

質問

一方は親日国でもう一方は反日国です。
ということは韓国の反日はかなりの部分がフィクションに基づいたものなのでしょうか？　自国を統合するために反日を利用したのでしょうか？

回答No.2

tzd78886

元々、日本統治時代にも朝鮮半島にはこれを覆そうとする組織は複数存在しました。もちろん非合法なもので、テロリストですが、当時は力も弱く当時は朝鮮半島住民にこれに賛同する人は少数派でした。
日本が敗戦すると、朝鮮半島は日本から無理やり切り離されました。組織にとっては政権を握る願ってもないチャンスが訪れたわけです。
米ソの代理戦争で朝鮮半島が分断されたことにより、結果的に政権を握ったテロリストたちが作った国が韓国と北朝鮮です。もともと日本の支配に反対していた人たちですから、日本のことをよく言うはずはありません。日韓併合時代に高い地位にあったり多大な利益を上げた人たちを「売国奴」として貶めたうえ、教育でも「植民地時代」と決めつけて（実際には本土と同様日本人として扱われていた）、「いかに悲惨な時代だったか」ということを子供たちにあることないこと大袈裟に教え込みました。日本統治時代がそんな時代で無かったことを知っている人たちも、そんなことを言えばすぐ捕縛されてしまうので口が裂けても言えませんでした。
今、日韓併合当時を知っている人はほとんどいません。当時子どもだった人が知っているはずは無く、大半は「架空の歴史」を教え込まれた世代で、それが事実だと信じ込んでいるのです。

ちなみに、台湾は住民の大半はかつて「高砂族」と言われた中国系でない部族と、客家人と言われる（中国系といえなくもないが、多くの中国人とは言葉も可生活習慣も異なる）で、日本統治時代に生活が飛躍的に向上しました。それでも本来の日本民族ではないことに変わりはないので、戦後日本から切り離されたのち人民軍に敗れて国民党の中国人がやってきたとき一時的には歓迎しました。ところが、彼らは完全な中国人でしたから、衛生観念も無ければ教養も無く、地元民から奪い取るばかりなどととんでもない連中であることが発覚し、「犬が去って豚が来た」（犬は秩序を守ってくれるが、豚はただ食い尽くすだけ）などと揶揄され、「日本統治時代の方が良かった」と考える人が増えたのです。
今では内省人（戦前から台湾に住んでいた人）も外省人（国民党と一緒に中国から逃れてきた人）も混ざり合い、区別する意味は無くなっています。ただ、外省人はもともと日本軍と戦っていた人たちですから、台湾人全てが親日的というわけではありません。

お礼

たいへん勉強になりました。
ご回答ありがとうございました。