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4次元以上の高位次元は何を司っているか?
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2次元の世界から3次元を考えてみるとわかりやすいですが、2次元の世界である映像は3次元で曲がっていたり、歪んでいても、映像の世界にいる人間には認識出来ません。映像が時間を逆回しになっていても同じです。 同様に、3次元世界にいる我々には、11次元で3次元が歪んでいても、曲がっていても、認識出来ないわけです。 だから、我々がいる世界には11次元の世界は認識出来ず、11次元の世界にいる生物には、我々の世界はビデオ映像などと同じ扱いになるわけです。 従って、3次元空間では互いに同じ人間であっても、11次元でみると、まるで違う人がいても良いわけで、宝くじが良く当たる人とか、運が強い人がいるのは、11次元で見ると普通の人とは違っているのかもしれませんし、太陽系や地球も11次元で見ると、他の星とは大きく違っているのかもしれません。 11次元まで考えなくても、我々がいる世界は5次元だと考えられています。つまり、縦、横、高さ、時間、多次元宇宙という具合です。一瞬、一瞬の間に時間軸が分岐して歴史が違う世界が生まれているわけですから、5次元だと考えた方が良いのでしょう。 3次元にいる我々には認識出来ない事件が11次元の世界では起こっている可能性もあります。 11次元と一口に言っても、眼に見えないもので、半分はマクロ宇宙の次元、半分はミクロ宇宙の次元で、量子力学まで考慮しないと理解出来ない性質のものです。 11次元が問題になり始めたのは、ブラックホール内部で起こっている現象をシミュレーションしていると、11次元無ければ超弦理論の紐の縺れが説明出来ないことがわかったからで、11次元全てが強く相互作用を及ぼすのは重力や温度が極限まで強くなるビッグバンやブラックホールなどの場合です。 要するに、11次元では宇宙は複雑なもので、現在のような単純な宇宙論では説明が難しくなるというもののようです。
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- QCD2001
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「次元」というのは変数の数を言っているのにすぎません。 超弦理論で物理現象を記述するためには11個の変数が必要だ、と言っているにすぎません。変数に名前を付けるのが面倒なので、1番目(第1次元目)、2番目(第2次元目)・・・、と呼ぶ場合がありますが、どれを1番目にしてどれを二番目にするのか決まっていません。決めるべき理論的根拠もありません。ですから、11次元の第9番目の次元を縦方向の長さとし、第10次元を横の長さ、第11次元を高さ、そして第1次元を時間にしても構いません。 高「位」次元などというものはありません。 何番目を何にするかなんてことは決まっていません。 変数が11個あると言っているだけです。
お礼
ありがとうございます。
- chiha2525_
- ベストアンサー率13% (119/883)
高次元は数学的なもので、物理的な対応が取られているものではありません。対応するものが見つかっていれば、それが正解ということになるのですが。 なので、数学的にはそれ(高次元)で上手くいくように見えるけど何なんだろうね~、というところで止まっています。(コンパクト化されていて見えないんだ、ってのは後付け的な理由です)
お礼
ありがとうございます。
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お礼
ありがとうございます。この説明が一番しっくり着ました!