工場に新設エアコンの電源。(動力200V）電源の増設について。

質問

工場に新設のエアコンをと考えてるのですが、エアコン取り付け工事と別に動力の容量が足りない場合電気工事が必要と聞いているのですがこの意味が解らないのです。
過去にこのケースで高額を支払ったことがあるという話も聞いたことがあるので、（エアコンは安かったが工事費が50万とか。）勉強しておきたいと思ってます。
あとこの電気の話に電気会社との契約で最初に基本契約？
のような物で（契約40KW）と書かれてる所がありますがこの40KWとは関係してくるのでしょうか？
余りに初歩的な質問で恐縮ですが宜しくお願いいたします。

回答No.2

mak0chan · ベストアンサー

＞動力の容量が足りない場合電気工事が必要…

電気工事業者です。
容量が足りない場合、増設工事が必要なことは、動力に限ったことでなく、家庭用の 100Vエアコンでも同様です。家庭でも、「エアコンを増やしたらブレーカが落ちるので、30Aから 40Aにあげた」などと言いますね。
電気は、電線さえ張ってあれば、際限なく使えるわけではありません。流す電気の量に応じた電線やブレーカが必要になります。

なお、動力の場合、電源容量は間に合ったとしても、配電盤からエアコンまでの配線工事が必要です。これはエアコンの取り付け工事とは別に請求されます。

＞電気会社との契約で最初に基本契約…

電力会社によって細部は異なりますが、おおむね、「負荷契約」と「主開閉器契約」の2とおりがあります。

【負荷契約】設置してある機器をすべて拾い上げ、所定の負荷率、需要率を加味した値で、基本料金が定まります。
したがって、増設したエアコンの容量を電力会社に届け、基本料金を見直してもらう必要があります。

【主開閉器契約】一番最初にあるブレーカ、主開閉器の容量で、基本料金を算定するシステムです。
したがって、主開閉器の大きさが替わらない範囲での、エアコン増設なら、電力会社に届けなければならない義務はありません。

＞エアコンは安かったが工事費が50万とか…

現在 40kWの動力を使用しているなら、かなり太い電線が張ってありますね。エアコン増設によって、その太い電線をさらに太くし、主開閉器も大きくしなければならないような場合は、何十万円にもなることは、十分あり得ます。

また、電灯はどのくらいの契約でしょうか。現在の電灯と動力に、エアコン増設分を足した数字が、50kWを超えると、高圧受電になります。
電力会社から、6,600Vの電気を受け、自前で100V、200Vに落とす変圧器を用意しなければなりません。この場合、100万、200万といった費用が発生します。

エアコンを発注する前に、電力会社や電気工事業者と相談されることをお奨めします。

お礼

返事遅くなり申し訳ありません。
大変参考になり、少し理解できてきたように思います。
明日、電気屋さんとエアコンやさんに来ていただくので
今日教えていただいた様に相談してみようと思います。
（昨日の状態の私では何の話も出来なかったと思います。）有難うございます。大変助かりました。m(__)m

回答No.1

nonlinia

４０ｋｗとはあなたの工場で使える電気容量の基本契約料で、普通は通常に使用する電気容量の
合計分より若干余裕をみた数値で契約をしております。
新しい機器を入れて契約容量がオーバーする場合、契約を増やす必要があります。
電気容量は使用する機械に全て記載していますので、それを調べて合計すれば計算できます。
契約容量を増やす場合、単にメーターの入れ替えだけで済む場合と、引き込みの線の入れ替えが
必要な場合もあり、一概に費用は言えないでしょう。
また契約を増やした場合は基本料金も上がります。
契約を増やす必要があるかどうか、費用の見積もりは工事屋サンに聞かれてはいかがですか？

お礼

返信、有難うございます。
今回、予算内で収まるなら、おまえに任せるから、自分でしてみろ（エアコンの設備に関して）と言われたのがきっかけでした。しかし右も左もわからず困っていたのですが
今だと電気屋さんとも少し相談が出来そうです。大変参考になりました。明日早速話してみようと思います。ありがとうございました。