キュービクルのブレーカ交換工事について

このQ&Aのポイント
  • キュービクルのブレーカ交換工事について質問です。
  • キュービクル内のブレーカ交換の仕事を頂いた第一種電気工事士です。いくつか分からない事があるので、ご教授お願いします。
  • 質問の内容は、(1)ブレーカの交換について、(2)適切なブレーカの選定について、(3)作業時の装備についてです。
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キュービクルのブレーカ交換工事について質問です。

この度、キュービクル内のブレーカ交換の仕事を頂いた第一種電気工事士です。 あまり、普段は高圧が絡む様な仕事がなく、いくつか分からない事があるので、 ご教授お願いします。 ※作業は主任技術者のもとで停電した後に行うものとします。 (1)もともと、電灯も動力も同様に3P3Eのブレーカなのですが、同じ様に 2P3Eの同容量のものに交換するという事で大丈夫でしょうか? (2)ブレーカの選定に何か規定はあるでしょうか?。 テンパールの「経済タイプ」を考えています。型番で言いますと B103E10 の様なものです。 (3)作業時の装備はヘルメットに低圧手袋で大丈夫でしょうか? 質問以外でも、何かアドバイス等ありましたら、宜しくお願いします。

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noname#233747
noname#233747
回答No.1

盤屋の設計をやっている者です そのキュービクルの詳しい詳細が不明ですので 的確な答えは出来ませんが、基本的な事をお答えします >(1)もともと、電灯も動力も同様に3P3Eのブレーカなのですが、同じ様に 2P3Eの同容量のものに交換するという事で大丈夫でしょうか? 2P3Eではなくて、3P3Eの間違いですよね? そのつもりでお答えしますと、答えはNOです 理由は次にまとめて行います >(2)ブレーカの選定に何か規定はあるでしょうか?。 テンパールの「経済タイプ」を考えています。型番で言いますと B103E10 の様なものです。 ブレーカーを選定する際に重要な事の一つに、定格遮断容量と言うのがあります これは判りやすく言うと、どれだけのエネルギーを遮断出来るかと言う値です キュービクル内だと、減圧トランスの近くと言う事で、短絡事故が起きれば 物凄く高いエネルギーが発生します ですので、キュービクル内部に設置するブレーカは遮断容量が高い物が求められます (ブレーカの定格銘板に(kA)と書かれている値が定格遮断容量です) この定格遮断容量が低いとどうなるかと言うと、ブレーカの二次側で 短絡事故が起きた際、発生したエネルギーにブレーカが耐え切れずに 破損したり下手をすれば接点が溶着してしまいます その結果、事故電流がキュービクルより上流へ波及し 他の設備の電源にまで波及してしまう危険がありますし 電力会社まで波及してしまえば、賠償問題にまで発展します ですので、キュービクルのブレーカーを交換する際には 短絡事故が発生しても、安全に短絡電流を遮断する事が出来る 遮断容量を持ったブレーカの選定が必要だと言う事です 選定の方法ですが、本来ならトランスの容量とトランスまでとの距離と 使用電線のサイズ等でややこしい計算をして出さなければならないのですが 大概、どこのメーカーのカタログにも選定表が掲載されています 私がキュービクルを設計する際には、その選定表で 的確な遮断容量のブレーカを選定しています 先ほど、NOと答えたのは、同じ定格電流の物だとしても 遮断容量が異なれば、使用出来ない可能性がある為です 参考までに、経済タイプと呼ばれる物は、主にキュービクルより下流の盤 (低圧分電盤等)で使われる物で 遮断容量が低いので、価格が安く抑えられていると言う訳です 十中八九、キュービクルで使用するのは無理でしょうね >(3)作業時の装備はヘルメットに低圧手袋で大丈夫でしょうか? これに関しては、私は工事の人間ではありませんので、割愛させて頂きます 完全に放電されている事が確認出来ればだ丈夫だとは思いますが…

greeentea
質問者

お礼

丁寧なご説明、ありがとうございます。 大変勉強になりました。 高遮断容量タイプを使う事にしました。

その他の回答 (1)

noname#228894
noname#228894
回答No.2

> 同じ様に2P3Eの同容量のものに交換する 電灯の単3の回路だけ2P3Eにしたいってことならそれでよいでしょう。「同じ様に」ってのが何に対してなのか不明ではありますけど、もし動力もそうするつもりなら、それはやめてください。ところで動力は三相ですよね? > ブレーカの選定に何か規定はあるでしょうか? 遮断容量が事故時の短絡電流以上のものが必要です。テンパールの経済タイプだと、画像では5KAに見えましたが、もし今付いてるのがこれより大きければ、それに合わせないとまずいです。一応、事故電流を計算した上で選定されているはずなので。現状のブレーカの仕様がどうなっているのか、まずはそこから確認ですね。 > 作業時の装備はヘルメットに低圧手袋 高圧回路の作業ではないので、それで良いと思います。ただし高圧充電部に触れる恐れがある場合は、相応に表示や防護措置が必要でしょう。触れる恐れがないと言えるのは、高圧充電部に入ってやろうと言う意思がなければ入れず、無意識に接近したり触れたりする恐れがない場合です。樹脂板や柵などで隔離されていれば心配無用でしょう。まあその場合でも、高圧注意の看板などは出しておくべきですが。もし高圧も停電させて良ければ、それが一番安全ではあります。 > 何かアドバイス等ありましたら 可能な限り、一人作業は避けてください。当たり前の話ではありますけど。

greeentea
質問者

お礼

遮断容量のご説明ありがとうございます。 大変勉強になりました。甲遮断容量タイプを使う事にしました。

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