歴史は繰り返すか

質問

昭和初期、日本は大陸政策として満州国を作った。第一次世界大戦の結果から
南方の元ドイツ植民地などを植民地として占領し、朝鮮半島や中国大陸をも
併合及び植民地として利用しようとした。
その過程で軍部が絶対的権力を国会で握り、政治家たちは隅に追いやられた。
そして中国は徹底的に日本に反発し、日中戦争は泥沼に陥った。そして内閣は
１７回も変わり、その度に陸軍の国会制圧は極度に高まったと言えます。
現在の日本はどうかと言えば、歴史は繰り返すの言葉どおりです。
積極的に自衛隊を動かそうとする自民党は、何のためにが抜けた発言ばかりです。
戦前は皇国を守るためという大義名分があったのだが、今はそれは言えない事に
なっています。なぜなら現在の天皇がそれを許しませんから。
だったら、何のために自衛隊は世界の紛争地帯に行くのですか。国連決議のため
ですか、日本国民の命を守るためですか。それを曖昧にするから反発するのです。
どう思われますか。

回答No.4

kirinkirinki · ベストアンサー

安倍や日本会議の目標は、往時の大日本帝国の支配体制の復活であり
当時の政治的経済的軍事的宗教的支配層が再び日本を支配することです。
「戦争によって植民地を広げる」ことが目的ではなく
「軍隊を持つ国になること」そのものが目的です。
強い軍事国家として、再び世界に脅威を与えたいのです。
副産物として、軍事産業に堂々と参入し、巨大な利益を上げたいという
経済的な目的ももちろんあるでしょう。

安倍や中谷防衛相の国会発言が常に抽象的で
具体的な戦闘行為についてまともに答えられないのは
ベースに戦闘を想定しているのではなく「軍隊を持つ」こと自体が
目的化しているからだと思います。
だた、戦闘地域に軍隊を出せば、必ず標的にされ
戦死者が出ます。国家として、ここの責任はとらなくてはいけないのに
あいかわらず逃げ回っていますよね。
旧日本軍の無責任体質が早くも復活していて、怒りを覚えずに入られません。

ところで、この日本会議、
必ずしも当時の政治指導者の家系だけでなく、
靖国神社を含む神社本庁や、
（旧）生長の家、幸福の科学などの極右カルトが集結しているのは
ご存知ですよね？
特にカルトは信者も多く、ネトサポ／ネトウヨ化して
異常な右傾化キャンペーンを張っていますのでご注意ください。
もちろんこのサイトでもね。

お礼

回答ありがとうございます。
戦前、戦中に日本の軍部が掲げた「大東和共栄圏」ですか、それは白人による
植民地支配を止めさせ、アジアはアジアの独立を勝ち取るということでした。
それはすでに果たされています。インドネシア独立からアジア、アフリカ会議
の後で様々な国が独立を勝ち取りました。
これ以上は植民地支配を止めさせるなどは有名無実です。しかし独立はしたが
まだ完全な形になっていない国もありますから、それは是正しなくてきいけ
ませんね。
これからの日本の役割はどういうものかを真剣に考える必要に迫られていると
いってもいいでしょう。

回答No.11

eroero4649

歴史はくり返すって言葉が手垢にまみれているのは、そういうことがあまりに多くあるからです。アメリカだってアフガニスタンとイラクでベトナム戦争の過ちをくり返そうとしています。もちろん今はあの頃のようなヒッピームーブメントや公民権運動のような国内事情なんてのはありませんが、今のアメリカ国内でも黒人と白人との間の対立が近年かつてないほど高まっています。細かいところは違っていても、大きなところはよく似ています。

ただ、今回の法案＝中国との戦争、というふうになるのが私は理解が不能です。どうもこの法案に反対する人たちは賛成派の「法案に賛成しないと中国が攻めてくる」っていうのにまんまと乗らされている気がしてなりません。中国との問題はあくまで国境紛争の話であって、今回の法案とはまた別の話です。
今回の法案は要するに「日本も国連の戦争に参加する」ってことです。中東に派遣されて、IS相手に戦闘して、死傷者を出すということです。それがいつの間にやら尖閣諸島がなんたらかんたらって話になってる辺り、賛成派も反対派もちゃんと考えないで気分で行動しているとしか思えません。

しかしそれにしても、安倍首相の「お友達」ってのは昔のバンソウコウ大臣とかもそうだったけどどうして揃いも揃って頭の悪いやつばっかりなんだろうと思います。菅官房長官くらいに賢い人はいないんですかね（菅さんは「お友達」ではないそうで）。

回答No.10

SPROCKETER

戦争なんて無理ですから、心配しなくても大丈夫だと思いますよ。福島第一原発事故後の後始末も満足に出来ないのに、国内の原発全てが爆撃される戦争を戦えるわけがありません。

　東欧変革とソ連崩壊が起こる以前にもあった事ですが、マスコミが戦争の危機を煽って世論誘導していましたが、真の目的はソ連を追い詰めて改革に追い込む事でした。現在のマスコミ報道も同じ目的ではないですかね。

　中国を追い詰めて改革を迫る為に戦争騒ぎをしているのではないかと思います。中国の膨張主義が問題と言うよりも、日本の防衛政策が前近代的で、ロボット兵器も満足に持たず、米国から高価な戦闘機ばかり購入して、役に立つ兵器を買おうとしないなど、政策上の問題があるように思います。

　政府が都合が悪い事を言わないよりも、マスコミが真相を報道しないのが最大の悪だと思います。

回答No.9

kohichiro

多分、ですが、あべは日本を「普通の国」にして米国と形だけでも対等になりたい、そのために集団的自衛権獲得を足がかりにして、次に本丸の不戦憲法をなくしたいということでしょう。そうすることで突出してくる中国軍を防戦一方でなく、制約なしに叩くこともできる、それが日本の軍事能力を(法的に）中国軍と対等に出来ると考えているのでしょう（それが本当かどうかは別にして、いかに危険なことなのか、わかっていないようですが）。

なので＞何のために自衛隊は世界の紛争地帯に行くのですか？
　これは前記の結果そうならざるを得ない、いはば副作用のようなものでしょう。当然ながら正規の軍隊になった自衛隊はいやおうなしにPKO　や米軍に従属して転戦することになります。あべはそれが結局トータルして国益になるとおもっているはずですが、どんな計算からそうなるのかよく分かりません。

回答No.8

あずき なな（@azuki-7）

まぁ今のアホみたいな平和ボケゆとり国家の日本人の心を取り戻すには戦争するしかありませんので

お礼

この質問で様々な意見が寄せられました。それだけでも意義はあったと思います。
それぞれの意見が交錯してより良い結果が出れば良いのですが、世の中はそう上手く
いかないことが多いのです。何が良い選択だったのかは後世の人が決めることなので
我々は流されず自分の意見を強く持つことが良いと思います。
ちなみに私はやはり戦争には反対です。

回答No.7

princelilac

「植民地」という言葉がいくつか出ていますが、朝鮮、台湾、満州の統治は当時の欧米列強が行っていた植民地とは全く別物です。日本は国家予算を本土並みに投じ、近代化を進めました。元ドイツ領も含めて、世界的な承認の下で統治したのです。

殺戮と略奪、強姦等、ありとあらゆる悪事の果てに、国境を勝手に引いて土地を奪い合った悲劇は、今でも紛争の火種になっています。

天皇陛下の権限にも誤解があるようです。天皇には政治発言は許されていません。これは帝国憲法下の戦前も同じでした。昭和天皇の政治発言226事件の鎮圧と終戦の決断だけで、開戦には最後まで反対の意思を示していられたのです。

今回の安保法案についても、賛成反対のいずれも示しておられません。陛下は戦争には反対ですが、国会や政府の動きに対して意見を言える立場にはなく、それを守っておられます。

回答No.6

nankaiporks

自衛隊云々は置いておいても、歴史的には同じような動きで同じような事をやってますね。
後に考えれば、まさに歴史は繰り返すです。
しかし、今現在ではそれに気づかないものが多く、危険な状態に入っていくものです。

現在の日本も、それに気づかず邁進してる。
ちょっと立ち止まり考えれば見えて来るのに。
まったく歴史に学ぼうとしない21世紀の右翼達。
急ぎ過ぎです。
早くしないとWW3に間にあわないとばかりに…。

そういえば、10年くらい前に、歴史は流れる！と言ったバカがいました。
私より年上です。
なんで事実が流れていくんだ？と絶句しました。（笑）

回答No.5

dragon-man

歴史は繰り返すなどと訳知りを言って、戦前と現在を一緒くたにするのは大間違いです。世界情勢も日本の国力も置かれた状況もまったく違います。比較にもなりません。もう少し歴史を勉強しましょう。
自衛隊の目的は、安保法制のあるなしにかかわらず、日本の防衛しかありません。つまり日本の領土と日本国民の生命財産を守るためです。それ以上でも以下でもありません。国民も政府も戦前のような他国領土への野心はありません。
天皇は関係ありません。そのことは憲法にも書いてあります。もう少し憲法を勉強しましょう。
自衛隊と安保法制の目的については、政府与党が何度も繰り返し説明しています。もう少し耳を傾けましょう。その上で反論しましょう。そうでないとただの暴論で、説得力がありません。

お礼

回答ありがとうございます。
下に回答された方たちがあなたのような人を懐柔、説得して戦争に反対する
気運を削いで行った歴史がありますよ。
大正時代はデモクラシーと言って民主政治が平和を享受できた時代でした。
しかし、昭和に入るとそれらは一掃されたのです。それは一般国民の好戦化
だったのです。

回答No.3

hekiyu

１９７４　ベトナムのパラセル諸島を中国海軍が軍事攻撃し、実効支配
１９８８　南沙諸島で中国とベトナムが衝突 ベトナム艦艇が撃沈され
６０人以上の兵士が死亡。
１９９４　南沙諸島で中国とベトナムが衝突
１９９５　南沙諸島のミスチーフ環礁を中国が占領
１９９６　中国とフイリピン海軍が銃撃戦

中国の軍事費は、実質日本の四倍にもなります。
このままだと、いつ中国の武力攻撃を受けるやも
しれません。

そうなったら戦争になるかもしれません。

そうならない為に、米国とタッグを組む、というのが
安保です。
米国と組めば、中国だって手を出せなくなります。

その副作用として、米国の戦争に巻き込まれる怖れが
ある、ということです。

米国とタッグを組むのがイヤなら、防衛費を２０兆円
ぐらいにする必要があります。
核武装も必要です。

それが出来ないから、副作用を覚悟しつつ、安保
なのです。

中国の脅威が迫っている、という自覚が無い
質問者さんは平和ぼけの典型だと思われます。

お礼

回答ありがとうございます。
いけませんね、そうやって危機を青ってアメリカ、イギリスを敵国視したのは
陸軍ですよ。「その内日本の資源はアメリカに全て取られる」と言って
太平洋戦争に突入したのはあなたのような人の扇動があったからです。

回答No.2

catpow

質問者さんは、米国のＧＨＱが行った、「ウォーギルドインフォメーションプログラム」（日本に虚偽の歴史観、自虐史観を押し付け、洗脳して、日本を再起不能にするプログラム）に犯されていますね。
つまりは、当時の世界情勢と日本の立場を学習することなく、米国・中国・韓国などが流した嘘の歴史を信じ込まされているんですよ。
正しい近代史を勉強しましょう。

>>だったら、何のために自衛隊は世界の紛争地帯に行くのですか。

日本の独立、日本国民の生命と財産を守るため、戦争を防げる、あるいは、戦争になっても、「負けない」ためです。

戦争をしないということは、敵国に対して「属国になる」「植民地国家になる」ということです。
中国や韓国の人々は、「日本は悪かった」「侵略国家だった」という嘘の歴史を教え込まれて、洗脳されています。

そういう国家の属国に日本がなったとしたら、反日デモで日本の工場やお店が焼き討ちに会った事は、記憶に新しいですけど、もし、日本が戦わずして、中国の属国になれば、それ以上の強姦・虐殺、財産没収の悪夢が繰り広げられることは明らかです。

「いざとなれば、日本は戦うぞ。米国もいっしょだぞ。核ミサイルも（レンタルだけど）あるよ！」

というぐらいになれば、日本の敵国である中国も下手に手出しできなくなり、平和が続くことになります。

回答No.1

tzd78886

戦前はすでに世界の大国であったアメリカに逆らったから惨めな敗戦を迎えたのです。なんだかんだ言っても日本が単独で生きていくことはできず、いざとなったらアメリカと共同戦線を張らないわけにはいきません。そのためには「日本は平和国家だから軍事活動はやらないよ」とは言えないのです。