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ヘッドホンはイヤホンより振動板が分割振動している?

 大口径スピーカーでは振動板が分割振動すると音質が悪くなるのでウーハーとツイーターに分けて周波数特性をフラットに出来るとされています。 ヘッドホンは耳元にスピーカーを近づけたのに近似するとされている説明があります。  図は簡略測定ですがヘッドホンはイヤホンよりも振動板の分割振動が多いように思います。 耳で視聴しても音量の凸凹が分かりますので測定が間違ってはいないようです。  視聴では分かりにくいのですが、特性図からはイヤホンよりもヘッドホンは音質が悪いと思いますが、このような記事がありませんのでご意見をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
回答No.8

イヤホンの周波数特性に現れている大きい山は分割振動ではなく、気柱共鳴が原因だと思います。

sirasak
質問者

お礼

 イヤホンの15000Hz付近は波長が2cm位でありイヤホンの振動板と鼓膜との距離がそれくらいなので気柱共鳴で凸になるのが理解できます。 イヤホンの振動板は非常に小さいので分割振動よりも気柱共鳴の方が理論に合うようですね。 ご意見ありがとうございます。 イヤホンは分割振動ではないと理解できました。

sirasak
質問者

補足

 この欄を借りて御礼いたします。 イヤホンは分割振動は考えられないし、回答頂いた気柱共鳴が原因で超高音域で凸になっているのが理解できました。 確かに振動板の距離と鼓膜の距離感で共鳴している可能性が強いです。  又、ヘッドホンはスピーカーに近似して、低音ではバスレフ効果で凹になっているが、 付近が反動で凸になってでも全体低音を減らしたいから、 高音共振周波数で凸になっているところがあるのはスピーカーと同じ、 高音~超高音で凸凹があるのは振動板の中央部をふさいで、周囲のエッジ部からの音が強く出るようにして振動板を機械抵抗で抑えて超高音まで伸ばしたいためでしょうが、 振動板と鼓膜間距離が大きくなり、気柱共鳴で凸凹になっていると思います。 これを分割振動と誤認していたようです。  やはりヘッドホンは凸凹が多くて特性が悪いようですが、 耳に感じにくい帯域なので実用になっているのでしょう。  イヤホンはありましたが、ヘッドホンの動作原理の記事が見当たりません。 詳しい皆さんに良い記事を宜しくお願いします。

その他の回答 (7)

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1857/7086)
回答No.7

ヘッドフォンやツイーターの外形から分割振動はほとんど起きないと考えて良いでしょう。 これらの正しい測定方法は非常に難しいですが、多くの場合耳との間に密閉空間を作る為に共振現象が起きたり、音作りをして故意にハウジィングに固有振動数を持たせる為に機種によって音が大きく変わることは皆さんが気付いていられるとおりです。 ハイエンド機種を除いてほとんどのイヤフォン、ヘッドフォンは高音域がシャリシャリしたり癖があって何の楽器の音かわからないほどひどい音になっていると思いませんか? イヤフォンは反射が耳の穴の中だけになりますから、ヘッドフォンよりも空間の反射は複雑にならず少しはましな音になるのは確かなようです。 これらの問題を解決したのが前方定位ヘッドフォンです。 前方定位ヘッドフォンでは耳との反射が起きないように耳の横は全て吸音材となって音は前方からのみ出てくるので、周波数特性も凹凸が少なく非常に滑らかで生演奏の音色を再生できます。

sirasak
質問者

お礼

 ヘッドフォンユニットを外してみました。MDR-CD480です。 外径4cmです。 振動板のボイスコイル直径が2cmですのでエッジ部が非常に大きいですし、透明プラスチック一体形なので分割振動が起こるのでは?と見えます。 ユニット正面カバーはボイスコイル部をふさいでいて外周エッジ部から音が出るような構造で、スピーカーではありえないカバーです。 なお背面カバーには1mm以下小穴が100個ほどあるので、スピーカーで言うと小ポートバスレフの構造です。 バスレフ作用で振動板の振幅が抑えられるので200Hz付近が凹になると思います。  耳との間に密閉空間を作る為に共振現象が起きたり、故意にハウジィングに固有振動数を持たせる為に機種によって音が大きく変わるのでしょうがどのように変わるのか知りたいと思います。  イヤフォンは反射が耳の穴の中だけになりますから、ヘッドフォンよりも空間の反射は複雑にならず少しはましな音になるのは同感です。  前方定位ヘッドフォンはすばらしいと思いますので構造などの参考記事を紹介願います。 イヤホンでは出来ないのでしょうか?

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.6

こんにちは。 分割振動があるとすれば、インピーダンス特性に現れている220Hz付近と4KHz付近の小さな山ですね。 周波数特性に現れている3.3KHz,6.6KHz付近の谷はヘッドフォンハウジングと測定マイク位置による位相干渉、と考えられます。山は同位相加算ということになりますね。分割振動によるものではないでしょう。

sirasak
質問者

補足

 いつもお世話になりありがとうございます。 生意気で済みませんが次のように考えていますのでお願いします。  インピーダンス特性に現れている220Hz付近は振動板が大きく振動していると思います。 完全な密閉形でないようであって背面に小さな穴が多数あるのが影響していると思います。  4KHz付近のインピーダンスの小さな山は振動板が大きく振動しているはずで、エッジ部による高音共振かな?と素人考えで思います。  ヘッドホンユニットの内部を見ていませんが、直径3~4cm位ですし、たぶんスピーカーとは違い、普通使われるダンパー兼エッジと振動板とが一体になっているユニットと推察し、振動部半径が1~1.5cm位と思います。  周波数特性に現れている3.3KHz,6.6KHz付近の谷はヘッドフォンハウジングと測定マイク位置による位相干渉、と考えますと、 6.6kHz波長は5cmですし、逆相で2.5cmですので山は同位相加算ということにはならないのでは?恐らく分割振動によるものではないでしょうか? 振動板がプラスチックで内部損失が小さいなら高音で分割振動が多いことは考えられると思います。 いかがでしょうか?

回答No.5

測定の状況や条件が分からないので憶測を含みますが、ちょっと結論を急ぎ過ぎという気がします。 確かに、分割共振は周波数特性とインピーダンス特性から「ある程度」推察することは可能です。ただ、周波数特性やインピーダンス特性に現れるのは「振動板の挙動を含む様々な現象の総体」なので、ピークやディップが全て分割共振のせいとは言えません。 より具体的には、エンクロージャーに取り付けた状態ではエンクロージャーの影響を受けます。密閉型や半開放型の場合、バスレフ的な動作をさせているヘッドフォンも少なくないので、位相反転の影響が出ている可能性があります。 また、特にヘッドフォンの場合、振動板の保護(やおそらく音質の調整も含めて)かなり凝った形状のグリルが取り付けられているので、その影響も無視できません。 もう1つややこしいのは、スピーカーは自由空間での挙動が基本とされるのに対して、ヘッドフォンやイヤフォンは耳に押し当てて使う以外の用途がありません。公的な測定基準があるのか知りませんが、スピーカーのように単に正面に測定用マイクを据えるだけでは、設計時に意図された周波数特性を得られない可能性が高いでしょう。 当然ながらヘッドフォンでも分割共振は発生し得るので、振動板の形状や構造、ボイスコイルの位置や直径などを試行錯誤して開発されているはずです。理想的には同軸ヘッドフォンだと思いますが、稀に見かけても長続きしないので未だ試作品レベルの域を出ないのでしょう。 もう1点、誤解があるような気がします。分割共振は意図しない振動板の挙動なので、忠実な再生という観点からは、少ないに越したことはありません。しかし、大口径フルレンジの愛好家が少なくないように、分割共振があるからダメとも言い切れません。 ウーファーとツイーターを使い分ける、より実質的なメリットは、指向性の改善です。仮に分割共振がないとしても、波長の短い高音にとっては、大口径の振動板は途方もない大きさです。このため、振動板のある点と、別の点から発生した高音が、ある位置では逆相になって打ち消し合い、周波数特性が乱れたり、軸上からズレると急激に減衰したりします。要するに、スイートスポットが極端に狭くなって実用性がなくなります。従って、高音の再生には可能な限り小さな発音体が良く、現代では19~35mm程度のドーム型ツイーターが主流になっています。 ちなみに、いわゆるフェイズプラグは、このような干渉をコントロールするための工夫の1つです。また、複数のドライバを相互干渉させることで意図的に指向性をコントロールしたスピーカーをラインアレイ型(トーンゾイレ型)と呼び、PA分野では一般的に使われています。

sirasak
質問者

お礼

 理想的には2wayや同軸ヘッドフォンだと思いますが、高価になるし、ユーザーもそこまで性能が分からないから求めないと思います。 スピーカーでも周波数特性図を発表するメーカーが僅少なのは、基準の測定方法で凸凹のない理想的なものが作れないから隠すのであって、自信があるなら正面に特性図を出すでしょう。 購入するとき凸凹具合が明確に分かるのはユーザーに有利ですが、メーカーには不利です。  大口径フルレンジの愛好家が少なくないように、分割共振があるからダメとも言い切れません。凸凹があっても音楽では分かりにくいのです。 私も30cmギターアンプスピーカーや、8cmフルレンジスピーカーでも良い音が出ていると思いますし、フラットな2wayスピーカーよりも味があって好きです。 でも、凸凹があるのはHiFiではないと思います。  波長の短い高音にとっては、大口径の振動板は途方もない大きさで、振動板のある点と、別の点から発生した高音が、ある位置では逆相になって打ち消し合い、周波数特性が乱れたり、軸上からズレると急激に減衰したりするのを分割振動と思っています。 19~35mm程度のドーム型ツイーターが主流でエッジは狭くして分割振動が出にくくしてありますが、ヘッドホンユニットはコーンツイーターに近い構造で、エッジ部が大きい。  ラインアレイ形などは巨大空間に音を出すスピーカーでは該当しますが、耳との空間が小さいヘッドホンでどこまで指向性をコントロールできるのでしょうか? 10kHzで波長が34mmです。逆相で打ち消しあう波長が17mmなので高音ではコントロール可能でも1kHz波長34cm付近は出来ないと思います。

回答No.4

http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%98%e3%83%83%e3%83%89%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3#.E3.83.80.E3.82.A4.E3.83.8A.E3.83.9F.E3.83.83.E3.82.AF.E5.9E.8B 上記 Page の Dynamic 型が Headphone、Balanced Armature 型が Earphone の駆動方式です。 >ヘッドホンはイヤホンよりも振動板の分割振動が多いように思います。 Headphone は原理的に Dynamic Speaker と同じものですので、大なり小なりの分割振動を生じます。……尤も口径と音波振動伝搬速度を考えれば分割振動周波数は可聴帯域外ではないかと思うのですが……。 Earphone は振動板に硬質の平板金属片を用いますので原理的に分割振動は生じず、極めて小口径ですので金属片自体の共鳴振動も可聴帯域外にある筈です。 但し、可聴帯域外の分割振動であろうと共鳴振動であろうと人間の聴覚機構はそれらを可聴帯域内の刺激として Pick Up してしまう性格があるようで、Pick Up したと感じる音は音色の違いとして脳が処理しているようです。 視覚で言えば Moiré 現象みたいなものですね。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%a2%e3%82%a2%e3%83%ac Moiré 現象は信号 (この場合は画像 Data) を受け取る側 (この場合は人間の視覚) に起因するものですので、他の受容機 (測定 Camera 等の機械) では「そんなものはないよ!」ということになってしまいます。 Digital Camera では Bayer Matrix 型 Image Sensor 特有の RGBG 画素 Pitch に起因する Moiré 現象があるのですが、これは Image Sensor という受容機に起因するものですので、Low Pass Filter (空間周波数の低周波波成分を Cut する光学 Filter) や撮影距離、角度、Zooming を変える事で回避できます。 音波信号の場合は折り返し雑音 (或いは歪み) などの現象がありますが、それらも受容機 (或いは処理系) に起因するものですので、受容器が人間の聴覚なのか機械なのかで相違が生じてしまい、Microphone で測定する限りはそんな周波数の音などないにもかかわらず、人間の耳はその周波数の音があると感じ取ってしまいます。 Earphone の場合は耳道内に直接音波が放出されますので、耳道内響鳴から蝸牛神経に至るまでの共鳴特性及び脳の処理特性で音色感覚が決定されますが、Headphone の場合は振動板から耳道までの間に空間がありますので、この空間での響鳴 (反射) によって周波数特性や歪特性に凸凹が生じることも考慮する必要があるでしょう。 但し Earphone は発音体自体の特性が Headphone ほど広帯域ではないとか歪が多いとかの性質がありますので、分割振動がないから Earphone の方が高音質などという推測は成り立ちません。 Earphone も安価なものは Full Range 構成ですが、周波数特性の広帯域化を図るものは 2 Way や 3 Way になっているものがあり、Multi Way 化すると音波の伝搬径路が異なることから歪みが増えるのでは? という疑問は見事に無視して広帯域化だけを謳っていますね(^_^;)。 周波数特性というのは音質を左右する数多くの特性のうち、たった一つだけに注目しているものですので、それだけで音質をどうこう言えるものではありませんし、発音 Unit 自体が微少な上に音波が伝搬する空間径路も複雑な Headphone や Earphone の周波数測定は Speaker Unit の周波数測定とは比較にならないほど「あてにならない」ものです。 計測した周波数特性を Flat にしたところで、聴感上は決して Flat にはならないものですので、Microphone も (Earphone や Headphone を含む) Speaker も計測上は一部の帯域が Boost されたような特性になっても敢えてそのような性格付けをしているものが数多くあるものです。 特に Dynamic Microphone の特性図を見れば一目瞭然でしょうが、帯域 (周波数) 毎の振動 (音響変換特性) が一様にはならない Dynamic 型の振動板を用いるものは敢えて色付けとも言われる特性変化を伴わせることによって聴感上の音質を向上させているのです。……Vocal Mic' では近接効果による低音域の増感を考慮しているものもあります。 人間の聴覚も周波数特性は凸凹ですので、Speaker や Earphone/Headphone の周波数特性を Flat に追い求めるよりも、聴者の聴覚を Flat にするべく調整を施した方が良いと思いますよ(^_^;)。 私なんぞは他の人が聴いたら酷いドンシャリじゃないかと言われそうなほど Tone Controller や Effecter をいじる曲があるのですが、そういう曲は多分、Recording Engineer さんの聴覚が私なんぞとは桁違いの高性能な聴覚なのだろうなと思います(^_^;)。 私の場合、Speaker System や Earphone/Headphone の周波数特性が Flat だと、多分、聴くに耐えないほど貧相な音色にしかならないでしょうから、そんな音を顰めっ面して聴く気にはなれません。 特性図が素晴らしい音よりも耳に聴こえる (聴覚で感じ取れる) 音が素晴らしいものを愉しみたいものですので……(^_^;)。 素敵な Audio Life を(^_^)/

sirasak
質問者

お礼

 私のはHeadphoneもEarphoneもダイナミック形です。 振動板は中央と外周では大なり小なりの分割振動を生じますので可聴帯域内で起きると思っています。 特にヘッドホンや、イヤホンのボイスコイルは小さすぎるのが多いと思います。 高音が出にくいのを分割振動でカバーしているのでは?と推察しています。  高級イヤホンは硬質の平板金属片を用いるかも?ですが、普通のダイナミック形ではプラスチック振動板が多いと思います。  イヤホンは極めて小口径ですので分割振動がしにくいのですが、振動板が支持部と一体な物が主流ですが、ダンパー兼エッジ部の面積が大きすぎるのが原因かな?とも思っています。  可聴帯域外の分割振動であろうと共鳴振動であろうと人間の聴覚機構はそれらを可聴帯域内の刺激として Pick Up してしまう性格があるようで、Pick Up したと感じる音は音色の違いとして脳が処理しているようです。・・・・と言われるのは同感です。  視覚で言えば Moiré 現象みたいなものと言われますが、 オクターブ音がそのように感じる面があるかも知れませんが、 耳も視覚も音や映像の全部を見ているわけではありませんので欠けている情報を脳が勝手に埋め合わせて以前学習してたことに照らし合わせて判断していると思います。  Earphone の場合は耳道内に直接音波が放出されますので、耳道内響鳴から蝸牛神経に至るまでの共鳴特性及び脳の処理特性で音色感覚が決定されますが、Headphone の場合は振動板から耳道までの間に空間がありますので、この空間での響鳴 (反射) によって周波数特性や歪特性に凸凹が生じることも考慮する必要があるでしょう。 ・・・・・・と言われることがもっとも影響しているのかな?と思います。 イヤホンと鼓膜の空間は1cc以下でしょうし、ヘッドホンは50cc位あるのかな? 当然伝達空間が小さい方が損失が少なくてHiFiであり高効率なのは理解できます。 Earphone理論では重低音から低音共振周波数Fsまでは振幅がフラットになります。 Fsが2kHzならFs以上は12dB/octで低下するので4kHzで-12dB,8kHzで-24dB,16kHzで-36dBに低下するはずが高音域に凸が出来ているのは分割振動では?と思うのです。 Headphone ほど分割振動で広帯域できないので高音用ユニットをつければ、2wayスピーカーのように完璧にフラットに出来るはず。 分割振動があっても脳が処理してくれますが、無い方がスピーカーでも高音質なのは当然と思います。  私のEarphone も安価で Full Range 構成ですが、周波数特性の広帯域化を図るものは 2 Way や 3 Way になっているものがあるけど歪みが増えるのでは? という疑問は高調波歪特性図を見れば明白ですが、周波数特性図と同様にメーカーが秘密にしているのでユーザーは分からないと思います。測定したらスピーカーとあまり変わりませんでした。 PCで簡単に測定できるので是非測定して公開してほしいと思っています。  周波数特性、高調波歪特性、(スピーカーでは過渡特性も)、が音質を左右する特性と思いますが、メーカーが発表しませんのでユーザーは耳で感じただけの評価をしています。 参考に是非測定して耳の感じと比較するのが大切と思います。  Speaker Unit の周波数特性は良く見せるようにエッジを柔らかく加工したり、後で加工した?と思わせるものがありますが、自分で測定したものとおよそ合います。 EarphoneやHeadphoneの周波数特性図が一般的でないことや測定IEC規格では金属の治具でマイクを固定するようであって、実際の耳の柔らかさなどが考慮されていない。 また、個人の耳タブや耳道形が違うので正確な測定が難しいのは分かります。 でもスピーカーユニットの無響室1mの測定は素性がわかるのでかなり参考になります。  Earphone の周波数測定は Speaker Unit の周波数測定とは比較にならないほど「あてにならない」ものですが、無いよりも大いに参考になるのは間違いないと思います。  計測した周波数特性を Flat にしないと原音と違う音になります。 一部の帯域が HiFiでなくてBoost されたような特性になっても敢えてそのような性格付けをしているものがあっても、 多くはフラットに出来ない安価な物が多いのはスピーカーでも同じです。  Dynamic Microphone の速度形(指向性)マイクの特性図では音源に近づくと音圧が大きくなる特徴があります。Dynamic Microphoneでも音圧形(無指向性)では近接効果は起きません。 なぜか?の理論は解明されていないと思います。 カラオケで経験されていると思います。  人の聴覚はラウドネス曲線で表されるように、高音域では耳道の影響が大きくて周波数特性が凸凹ですが、それほど大きなものではありません。 Speaker や Earphone/Headphone の周波数特性はひどいものが多いので、フラットにしないと何を聴いているのかを分からなくなると思います。 聴者の聴覚は凸凹特性であっても脳が フラットに調整してくれます。  普通のスピーカーでは重低音が出ませんのでイヤホンやヘッドホンと同じような音にするのに低音を上げるのは普通と思います。 安物スピーカーでは高音も出ませんので高音も上げる必要があります。 超高級スピーカーを使わない限り、イコライザーや、ラウドネスコントロールでドンシャリにしないとフラット特性にならないはず。是非聴いている位置で測定してみて下さい。 Recording Engineer さんが大音量で聴いて編集したものは、ユーザーが小音量で聴くとラウドネスが違うのでドンシャリの方が良いのです。  周波数特性が Flat だとHiFi過ぎて貧相な音色にしか聴けないことが多いと思いますが、グラフィックイコライザーなど耳に聴こえる素晴らしいものに加工して聴くのも良いと思いますが元の音がフラットの方が加工しやすくて良いと思います。

noname#207526
noname#207526
回答No.3

ツイーターとウーハーに分けているのは、歪やフラットな特性よりも、実用的な低音と高音のメリハリをつけるためにあると思います。 ちなみに単にdBといった場合は相対値で、明記すれば絶対値の場合もあります。 最近のスピーカーはどれも特性がフラットに近いので、逆に真空管などの歪が好まれる場合もありますね。

sirasak
質問者

補足

 ツイーターとウーハーに分けているのは、振動板が高音で分割振動して周波数特性に凸凹が出来るので分けます。 音源が2ケ所になる欠点があるけど倍音領域の高音部なので感じにくいのです。 それぞれ凸凹が無い周波数帯域に分けるので非常にフラットにしやすいので主流です。  HiFiは無歪やフラットな特性を得て高忠実に原音再生をする目的です。 実用的な低音と高音のメリハリをつけるためではありません。 音響機器は凸凹のアンプやプレイヤーは好まれませんのでフラットが理想です。 必要ならグラフィックイコライザでかなり自由に周波数特性を凸凹にできて好きな音色にできるのですが、音が悪くなるので使う人は少ないけど低音では耳が鈍感なので効果的につかえます。 100dBなどと言った場合は相対値であって、SPL:100dBなどと明記すれば絶対値なのは言われるとおりです。  最近のスピーカーはどれも特性がフラットに近いと言われますが、大多数のメーカーが特性がずばり分かる周波数特性図を出しませんのでご自分で測定された結果なのでしょうか? 私の測定では2wayの比較的高級品がかなりフラットでしたが、高級品でもフルレンジは高音部で凸凹でした。  トランジスター、FETなどは大入力で上下の波形がぶっつり切れるので急激に歪みますが、真空管はコンプレッサーみたいに滑らかに歪むとされて言われるように歪が好まれる場合もありますよね。 今でも高級ギターアンプで人気のようです。

  • kngj1740
  • ベストアンサー率18% (197/1052)
回答No.2

「0デシベル」ってのは「音が鳴ってない」って事です。ホントですか。初耳です。知らなかった。

sirasak
質問者

お礼

 0デシベルは音が鳴ってないって事です。 でも特性図の0dBは基準のレベルでして、測定はこの表のように表示するのが多いと思います。あとでSPL値に変えますが、今回はしていません。  絶対SPLで測定するのはレベルあわせが困難なのです。 ちなみに測定はフリーソフトMySpeakerです。

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8519/19367)
回答No.1

質問者さんは「再生可能な音量」の事を失念している。 「再生可能な音量」が小さいと「音質以前の問題」になるけど、その事を理解できますか? 理解できない場合は「いくら質問しても無駄」ですし、こちらも「いくら回答しても理解して貰えずに無駄」になります。 図の「カナル型のイヤホン」で、一部の周波数が「0デシベル」になっているのが判りますか? 「0デシベル」ってのは「音が鳴ってない」って事です。 「一部の周波数で音が出てない」のであれば「音質うんぬん以前の問題」だと思いませんか? 「高音部がまったく鳴らないイヤホン」と「分割振動しているけど高音部もちゃんと鳴ってるヘッドホン」と、どっちが「音が良い」と思いますか?(「音質が良い」ではないことに注意すること。「音が良い」と「音質が良い」は「別の話」です。「音が悪い」のであれば「音質」以前の問題です) 「音質を比べる」には「どの周波数であっても、双方とも、同じくらいのデシベルで音を鳴らす性能がある」と言う大前提が必要です。 示された図で言えば「どちらも、グラフの線の位置が同じくらいの位置じゃないと、お話にならない」のです。

sirasak
質問者

補足

 カナル型のイヤホンは10000Hz以上が低下していますが、0デシベルではありません。 0デシベルは音が鳴ってないって事ですが、測定図の0dBは基準です。 正確ではありませんが120dB位の音圧ですので、-20dBラインは100dB/mW位の効率です。  本来はIEC規格で測定すべきですが、簡略測定なので正確ではありませんし、メーカーは凸凹具合がはっきり分かって性能がばれるので秘密にしますから分かりません。  イヤホンの方が鼓膜への伝達空間が小さいので効率が15dB位高くなっています。 普通はこれ位の効率の差があるし、サインスイープで聴いていくと測定図のような音圧の大小で凸凹がはっきりわかります。 イヤホンとヘッドホンを入れ替えて聴いてみてください。  どちらも一部の周波数で音が出てないのでなくて低下している周波数がありますが、良い音がしています。 高音部は倍音領域なので微妙な違いを脳が補正して聴いているのでしょう。 イヤホンは直接鼓膜に来る感じがするしヘッドホンは近くでスピーカーが鳴っている感じがするので私には音楽で凸凹違いは聴いても分かりません。  私は10000Hz以上は大音量でも聴こえませんので高音部がまったく鳴らないイヤホンとは思いません。 分割振動しているけど高音部が凸凹で鳴ってるヘッドホンが良い音がすると言うこともあると思いますが、HiFiでないことは確かです。  音質を比べるには全体の周波数の音圧レベルを合わせる必要がある大前提が必要ですが、図は凸凹具合と音圧違いを見るためにレベル合わせはしていません。 比較でしたらグラフの線の位置を合わすべきで、言われるようにすべきでした。 イヤホン、ヘッドホンはスピーカーに比べて周波数測定している人がものすごく少ないので測定して発表して頂きたいので宜しくお願いします。

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    スピーカーの過渡特性っというものをものすごく簡単に言うと、 ユニットがパッとうごいて、パッと止まることが、 「過渡特性が良い」っということになるのでしょうか。 もし、そうだとすると高音用のユニットは高音しか再生しないし小さいので 過渡特性がよくて、ウーハーは大きくて重たいので過渡特性が悪いっという ことになると思うんです。 そうなると、綺麗な高音を出すために、高音を伸ばすために、 ツィーターはどんどん軽い振動板や新しい素材の振動板になり、 ウーハーは、小型で低音を伸ばすためにドンドン重たくなり、 過渡特性が高音と低音でかけ離れたスピーカーが増えている っということになるのでしょうか。 そして、真空管アンプを私は使用しておりますが、 非力な真空管アンプを使用している時点で、過渡特性が良い スピーカーを使用しても、スピーカーの性能を活かしている っとういことにはならないのでしょうか。 ある程度、アンプ側で制御することで、過渡特性の良さが 生きるのでしょうか。 最近、スピーカーのお国柄の違いや、高音の聴力の質問をしているうちに、 周波数特性がいくら良くても、過渡特性がそろっていなければ それは「使いづらいスピーカー」っということになるのかな。 っと考えてしまいました。 逆に、周波数特性も過渡特性も優れていないフルレンジスピーカーを 非力な真空管アンプで鳴らしたほうが、音楽鑑賞っと言う点では 向いている場合もあるっということでしょうか。

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    ワイヤレスのヘッドフォンかイヤフォンを考えています。 デスクトップでビデオを見ながら踏み台昇降をするのですが 目的が映画そのものよりも「英語の聞き取り」重視なので、 軽い運動をしながらでも耳元で音をはっきり聞きたいのです。 音質や音の奥行き感のようなものはあまり重視していませんが ノイズがあったりタイムラグがあるのは困ります。 動きながら、ということを考慮した場合にヘッドフォンがいいのかイヤフォンがいいのかもよくわかりません。。。 予算は、ごく一般的な常識の範囲内の金額ならOKです。 一度の買い物で気に入ったものを手に入れたいです。 どんなものがお勧めですか? 詳しいかた教えてください!

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