官製談合の悪い理由

このQ&Aのポイント
  • 官製談合はなぜ悪いのか?仕組みと被害の全貌を解説
  • 官製談合の問題点とは?税金の無駄遣いと公平性の欠如
  • 官製談合のリスクとは?不正競争と経済の低迷を引き起こす
回答を見る
  • ベストアンサー

官製談合は何故悪いんですか?

先日、とある自治体の職員さんが、業者さんに最低落札価格を教えたとして、官製談合で逮捕されたというニュースを見ました。 具体的な内容は忘れましたが、北関東の市職員さんで、水道関係だったと思います。 結局その入札は最低価格を教えてもらった業者さんがピタリその価格で落札し、既に工事も終えているそうです。 そこで質問です。 今回の場合、逮捕されたのはルール違反(法律に反した)ということで仕方ないと思いますが、市民の大切な税金を一番使わなくて済む方法を選択したにすぎません。それでも官製談合は悪いのでしょうか? 私はあまりこの手のことに詳しくなく、なぜ悪いのかが分からないので、簡単にわかりやすくお教えいただけないでしょうか。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※ちなみに、今回贈収賄は無く、あくまで談合のみという前提でお願いします。

noname#205469
noname#205469

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#224207
noname#224207
回答No.5

多少大げさに聞こえるかもしれませんが、自由主義経済に反する行為です。 公的機関が特定の企業に便宜を図るということは、他の私企業との自由競争を阻害することとなります。 この為に法律も整備されています。 競争入札 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/競争入札 経済の国際化が進んでいて、公共工事といえども聖域とは看做されなくなってきています。 国が発注する工事にたいしても海外企業の参加を要請されてきています。 いわゆる市場開放の一環です。 当然地方自治体も対象とされる日がくるでしょう。 放置しておけば国際的に提訴されてしまいます。 単に金銭的な問題では済まない問題が含まれているとご理解願います。 これを回避するのであれば、複数の業者を特有技術を持った企業として指名して入札させるという制度があります。 指名競争入札 - Wikipedia ja.wikipedia.org/wiki/指名競争入札 いずれにしましても地方自治体には、適正な品質を確保できるだけの価格であるのか否かを判断する能力が求められます。 適正な最低価格を決めることができるのか、という問題です。 現状は残念ながら、判断できるだけの技術者を保有している地方自治体特に市町村レベルでは極僅かです。 結果として過去に類似工事を請け負った業者が優遇されています。 その一つの方法が最低価格の事前リークです。 前の工事がこの価格だったが、今回もこれでいいか、という形でリークされます。 役人の責任逃れだ、というだけでは非難できない部分があるのが実態です。 とは言え、単に税金が節約できていいではないか、で見過ごしにできない問題が含まれています。 大げさにいえば自由主義国家の根幹に関わる問題だ、とも言えます。

その他の回答 (4)

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.4

"市民の大切な税金を一番使わなくて済む方法を選択したにすぎません それでも官製談合は悪いのでしょうか?"     ↑ なぜ罰することが出来るのか、という基本的な 問題があり これには学説が対立しています。 一つは、質問者さんが指摘しているような実害という結果 があるからだ、という説です。 これを結果無価値といいます。 一つは、実害がある無しにかかわらず、悪い 「行為」をするからだ、という説です。 これを行為無価値といいます。 例えば、過失致死です。 結果からみれば、過失だろうが故意だろうが 人を死なせたことは同じです。 しかし、法は、犯罪事実を認識していたこと、つまり故意 という悪い意思に対して、重い刑罰を科するのです。 理論的には正確ではありませんが、判りやすい例として 名誉既存があります。 名誉とは、その人の社会的評価をいいますが、 社会的評価がが毀損されたか否かは、立証が困難です。 それで、社会的評価がどうあれ、名誉を毀損するよう なことを言えば犯罪だ、というわけです。 このように、実害が無くても犯罪になる場合が あるのです。 談合でいえば、公正中立であるべき公務員が、特定の 業者と関係していた、というそのこと自体が問題に なるのです。   

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2700/13647)
回答No.3

その前提なら、理屈で言えば何も悪くありません。自治体は最も安い価格で発注が出来ますから。入札自体で工事の手抜きや善し悪しは選別できませんし。でも実際は必ず贈収賄が伴います。でなければ教えたりしません。前提が無意味です。だから質問も無意味です。と言うことは、この回答も無意味です。

  • kanstar
  • ベストアンサー率34% (513/1484)
回答No.2

まず、公共工事にはもちろん、原材料費や人件費が掛かっていることは理解されていると思われます。 問題は入札時点の原材料価格や物価水準を無視した人件費で公共工事が行われていたら、「手抜き」工事や労働者の賃金が低水準であると結果になると考えられます。 つまり、「手抜き」工事だったら、設計通りに施工されていれば30年持つ施設もそれよりも短くなる可能性も考えられます。 また、労働者の賃金が低水準だった場合には俗に言われているワーキングプア問題に原因になり、将来的には生活保護制度の予算を計上しなくてはいけなくなる可能性も考えられます。 つまり、 > 市民の大切な税金を一番使わなくて済む方法を選択したにすぎません。 はその場ではそのような結果かもしれませんが、長期的に言えば税金からの多額の出費という結果を生み出す原因のひとつになり得るということです。

noname#235638
noname#235638
回答No.1

公務員が、その工事を1,000円と見積もります。 そもそもその1,000円が正しいか? という問題があります。 公務員としては、1,000円じゃないとまずいです。 なので、最低価格を たとえば980円に設定して、それどおりに工事を行わせると 公務員の面子が立ちます。 本当は、950円や900円で出来たかもしれません。 公務員の予定金額よりもはるかに低い金額で 落札されたら、公務員がいい加減・・・ということです。

関連するQ&A

  • 水道メーカー談合

    水道メーカーの談合のしくみは、どうなっているのですか?業者の話だと適正価格に戻しましょうとか言って談合してたみたいですけれど、普通に売ったら損するということですか?談合とは「競争入札の際に、複数の入札参加者が前もって相談し、入札価格や落札者などを協定しておくこと。」ぴんときません。

  • 公共事業の談合について(長文)

     先日、ある地方自治体の工事契約部のwebサイトを見ていたら、入札結果が掲載されていました。何の気なしに落札結果の備考部分を見ていた所、設計金額に対する落札率が書いてあり、何と全体の2/3にあたる工事が、軒並み90パーセント以上で落札されていました。  この事を私の知人に尋ねると、「今の公共工事は主要な自治体では事前に設計金額が公表されている。にもかかわらず軒並み落札率が90パーセント以上というのは、この不況時通常考えられない。思うに、ダンピング合戦をするよりも業者間で談合して設計金額からの落札率を落とさないように、順番に落札・受注しているのではないか?」との事でした。私の取っている地方新聞に、時々「談合情報」が掲載されることがあります。例えば「○○町発注の××工事で、談合情報が本紙に寄せられた。××工事の入札は○日に行われ、情報に寄せられた業者が最低価格を提示していた。○○町は、落札を保留し、全業者を集めて談合があったかどうか聴取する。」数日後、「○○町発注の××工事について、談合しているという情報が寄せられていたが、○○町は、聴取の結果談合の事実は確認できなかった、として入札に参加した業者全社に誓約書を提出させ、最低価格を提示した業者と契約した。」大体こういう感じが多いです。私の知人は「日本では談合は必要悪、といった考えが根強い。自分の家の前の道路を舗装するとしたら、聞いたこともない横文字の会社にしてもらうより、近所の工務店さんにやってもらった方がいいだろ?だから警察も、役所も目をつぶってるんだよ」とも言ってました。しかし不良業者やヤクザに血税が吸い取られているケースもあると思います。それなら許せません。お尋ねします。果たして談合は今も昔も通常に行われている(た)ものなのでしょうか?建設業界の現・元職の方、役所にお勤めの方、その他事情通の方、ご回答をいただけたら幸いです。

  • 第3セクター株式会社の談合行為は官製談合になるのでしょか

    県市等の出資率が62%の第3セクター株式会社において、工事入札公告をHP上で行い実施したようですが、事前に落札業者が決められていたようです。 また、その落札業者が資材調達の手配が間に合わず入札締切まで入札出来ない事となっため、3セク会社の入札担当者が資材取扱会社に資材を落札業者にすぐに資材を納入するよう指示調整を行い入札に間に合わせ事前に決められた業者が、落札業者となったようで。 担当者がこのような事を行ったのは、自己の保身のためのようです。 この場合、官製談合となるのでしょうか。 なお、この3セク会社は県市等からの多額の借入金もあります。 また、HPでの入札公告を行っておりますが、公告のHP掲載、電子商取引等の定款変更が必要なるのでしょうか。 HP掲載時、定款に公告のHP掲載、電子商取引等は定款にありませんでした。 以上の事につきまして、教えて頂ければ大変有り難く存じます。 どうぞ、よろしくお願いいたします。

  • 公共工事の談合とダンピングについて

    公共工事の入札について、市民オンブズマンでは落札率(落札額÷予定価格×100)が95%以上で「談合」とみなしているようです。 一方、国交省では落札率が85%未満で低入札でダンピングに近いと判断しているようです。 とすれば、建設業者はいったいどうすればよいのでしょうか? 85%~95%の間で応札すればよいのでしょうが、であれば結局85%に張り付いてしまうのではないでしょうか? 高ければ「談合」、安ければ「ダンピング」。 どうすれば世間から文句を言われなくなるのでしょうか? 良いアイデアがあれば教えてください。

  • 談合?入札?歩掛かり?

    なぜ、入札制度って存在するのでしょうか? そもそも工事金額には、歩掛かりや単価が公的に定められていて、 それを根拠に、「この金額であれば、満足のいく構造物が施工できる。しかも業者に払いすぎでない最低の価格だ。」という適正な価格が 積算されているはずなのに、それをわざわざ入札する理由っていっ たいどういう理由なんでしょうか? 「90万しか持ってないけど、100万の仕事してください。」 って言ってる感じがします。 入札するってことは、当然価格競争となりますので、業者は赤字ぎり ぎりの金額じゃないと仕事にありつけない、その赤字を少しでも埋め ようとすると、どこかで手抜き工事をするか、2人でやる仕事を、 危険を伴うが1人でやるとかするしか方法はないと思います。 その結果、欠陥構造物が出来上がる・・・、という確立も高いんじゃ ないでしょうか。 「安かろう、悪かろう。」ではダメですよね。 もちろん、法律で決められていることなんで、談合=悪であるとは 思いますが、適正な価格=落札金額では無い様な気がするんです。 入札制度、談合、歩掛かりこの3者についてみなさんはどのように お考えでしょうか?よろしくお願いいたします。 あとプロポーザル?と入札はどのような違いがあるのでしょうか?

  • 建設業界の談合に関して

    皆様に、お尋ねします。 国の公共工事の入札にて談合問題が発覚したなど報道していますが、何故?談合が行われるか?理由を考えた事はありますか? 景気悪化、公共工事の予算削減などで毎年公共工事が激減して現在の建設業界の会社全体に仕事が無い日々が多々発生してます。 実績のある企業でも、毎年国が公共工事を減らしているため仕事が無く倒産する企業が増加しており、入札も仕事を取とるために最低入札価格で落札しざるを得なくなるというのが今の現状です。この、最低入札価格で落札しても数百万程度の工事であれば赤字になります。それでも社員を守らなければいけないため会社側は赤字でも仕事を撮らないといけないというのが現状です。 しかも、現状で工事するために必要な重機機械、トラックなど全てレンタルすると赤字になります。かといって自社で購入したトラックや重機機械などでも維持管理費などで結局赤字になる企業が現在は多々あるようです。 しかも、仕事を取るためにどの企業も最低入札価格をいれるのが現状です。 その企業も同じ金額になるため最後は『じゃんけん、くじ引き、あみだくじ)で落札する業者が決まることをご存知ですか? こんな風になるなら、何のための指名競争入札なのか?本来の趣旨から外れています。何億もするような工事であれば利益が発生しやすいですが数百万や数千万程度の金額で落札して工事するような中小企業の会社では利益が出ないため談合を行い、少しでも会社に利益を出すようにしたいがためにしているのではないでしょうか?結果それをすることによって社員を守ることにもなりますし、会社側もしたくなくても現在の行政では仕方が無くやっているようにも私は思います。 談合は、確かに悪いことかも知れませんが、私は、やむ無くする談合ならいいのでは?と考えたりしています。それ以上に政治家や公務員が個人で多額な金額を流用していることを先につぶして言ったほうが良いと思います。 今まで、国が力を入れていたものを今度は国がたった数年間で無くそうというような方向性は私には理解できかねます。

  • 役所からの電話。これって談合ですか?

    役所に物品を納める企業です。 (1)前に役所から「○○市の資材課ですけども、○○さんいますか?」と電話があり、私が外出と応えると「伝言お願いします。今回の入札の件ですが、金額変更で○○○○万円になりましたので」とありました。 これって官製談合ですか? (2)あと、ある担当者から聞いた話ですが(別の部署)入札の前日とかに 行くと、役所の担当者が「今回はA企業が○○円だから、A企業に発注するから、ごめん。でも、次回は2物件ともおたくに回すから」と仲の良い役人が教えてくれるそうです。こういった官製談合はどこでも行われてるのでしょうか? 普通から考えて大型の公共工事で落札率が99%とか談合なしで ありえますか? (3)ちなみに役所は民間企業から見積もりを依頼しますよね? しかし、見積もりって全企業には依頼しませんよね。その見積した 企業や代理店が入札に参加できるのですか? 私は役所ではなく民間担当ですので分かりません。

  • 談合とは、どのような事が談合か

    役所の入札がありまして、参加しました。参加者数名しかなく、参加者間で、役所のためを思って通常の価格よりもかなり安い金額で、順番に落札することを、決めようとしています。やすくする、税金の無駄遣いではないのだから、談合にならないように思うのですがいかがでしょうか。

  • 成田空港公団の談合

    すいません、基本的なことを教えてください。 今回公団が予定価格を配布したことになっていますが、通常の談合とは入札者(メーカー)が申しあわせて利益がとれる高い入札額を全員が出すことを示し合わせることを言うのではないでしょうか? 公団がなぜメーカーと蜜月になっていたかですが落札するメーカーに天下りしたいからですか? 民間企業同士の取引を決める際は入札ではなくて相見積もりでやるのでしょうか?公共から民間への注文を出すときだけ入札というのでしょうか? 入札や落札といえば価格が安いところに決めるのでしょうが、通常の相見積もりは価格以外の条件を見て総合的に決めるのだと思います。なぜ公共工事などは価格だけで決めるのでしょうか?

  • 談合はすべて悪なのでしょうか?

    お世話になります。最近、入札における談合で県知事や関係者が逮捕される事件が相次いでいます。私も、談合という言葉を聞くと、イメージ的に悪いことをしたんだと思っていましたが、今住んでる田舎の建設業関係の方の話を聞くと、一概に悪いとは思えなくなってます。(それに伴う賄賂とかは別問題ですが)その方がいくつか言っていたのは、(1)談合という方法は特にこのような田舎では必要とされるということ。田舎では現実問題として、職種が限定されており、建設業はその中でもかなりの割合です。もし、そこで資本主義の名の下に叩き合いの競争してしまうと、生活できない業者(人)が多く出てしまいます。しかも、田舎の特徴というか、地域の人は顔見知りの人がほとんどで、そうなるとすごく殺伐とした人間関係になってしまいます。それを無くして、みんながそれなりに生活できるように仕事を分けるためにできたのが談合ということです。(2)価格が不当に高くなり、公共工事などの場合、税金の無駄遣いにならないかどうかの問題については、現在においては積算によって、ある程度正確な適正価格(予定価格)が出るようになっていて、そんなめちゃくちゃな価格になることは考えにくいそうです。実際、その建設業の方もこのような談合に対して厳しい世論のなか、予定価格に対して今までよりも低い価格で落札して、利益を得るのにかなり苦労されているようです。(赤字の仕事をわざわざ取るようなもんだと嘆いておりました)(3)また、本当に自由参加の競争入札にしてしまうと、地元でない企業が入ってくる可能性も多々あると思いますが、地元のことなどをよく知らない企業にやらせることは発注者にも地元の人間にも不安ではないかということです。これらの点を聞かされると、確かに談合も一概に悪いとはいえないんだなと思いました。皆さんはどう思われますか?このような場合でもやっぱり悪いことでしょうか?