• 締切済み

オペアンプの挙動について

kuro804の回答

  • kuro804
  • ベストアンサー率29% (523/1762)
回答No.4

こんにちは。補足に対する回答です。 その1 IC4Dの動作 ツエナーダイオードD3(3.0V)を正常に動作させるには1mAから10mA程度の電流を流します。電流が少なければ本来の定電圧特性が得られません。R23による電流は100uA以下であり、十分ではありません。従って当IC4DによってR24を通して電流をD3に流し、定電圧特性が良好に維持出来る電流値に制御していると考えます。 この回路はD2の両端を短絡すれば1.5倍のアンプです。入力がー3.00Vなら出力はー4.5Vになります。(注意 この電圧値はOPアンプにとっての常識である”0”のつかないグランドシンボルを0V基準です。)D2があることでダイオードにプラスの電圧をかかるのを阻止します。 R24による供給はアンプが正帰還として働く要因になりますがツエナーダイオードの非直線性により、ダイオードの等価動作抵抗が数十Ω程度で、R24の1kΩとの比率となり、正帰還量は1に対して十分小さく、正帰還の発振条件1以上にはなりません。 以上IC4Dの動作は推察です。もう少しましな見方が出来る気がしますが?分かりません。 結論はIC4Dはー3.00Vを作るD3ツエナーダイオードの特性を補強している。 その2 R25はC12とで低域フィルターとして働き+24Vライン上の雑音がICへ混入することを防ぎます。 下記日本語データシートP13に記述があります。 http://www.tij.co.jp/product/jp/XTR111/technicaldocuments その3 R25が10kΩの値なるなどの不良について 通常、抵抗の破損は過熱による焼損です。つまり定格以上の電力を消費した場合ですが、 当回路では消費電力は10mW以下であり電力消費による劣化は考えにくいように思えます。 R25消費電力= [(出力電流最大値20mA)+(IC静止電流0.5mA)]の2乗 x [R25 4.7Ω] = 1.98mW  その他、工場などでの1KW以上の電力機器が設置されている環境での電源ラインにはサージ電圧が予想を超えた高電圧が混入する場合があり得ます。これ対するものとしてサージアブソーバーなどの異常高圧電圧をカットする素子が一次側商用電源部、2次側直流部、電子回路部に各実装する事で対応しています。 下記サイトの”DC電源開閉サージ” あたりが適用されるでしょう。 多分40Vから50V辺りのブレイークダウン電圧の素子が候補でしょう。 下記サイトの”DC電源開閉サージ” ー> ”B" をクリックでPDFがダウンロードを参照 私ならなんの保証も致しませんが ZP1040 辺りで取りあえず試験的に電源24V間に入れます。 http://www.okayaelec.co.jp/product/surge/ その4 R9に流れる電流がゼロ? R9,R15,R26の三つは 3入力加算アンプIC4Cの入力部です。IC4Cの10番端子電圧を0Vとして入力0Vからマイナス側のみ有効な反転増幅器です。入力端子はR9では抵抗の左端、R15では下側、R26では上側が入力端子に相当します。IC端子9と8間の帰還抵抗が75Kですので各入力端子の増幅度はそれぞれ同一の1倍アンプとして働きます。 即ち、各端子がー1V、ー2V、-3Vならばアンプ出力はー6Vになります。 さて、R9に流れる電流についてはR9の右側は常にIC10番端子の電圧に等しくなります。 R9の左側の電圧が変動してもIC4Cが正常動作範囲ならば常に10番端子の電圧であり、変動しません。 例えばー2VがR9の左側電圧とすれば、R9の右側は10番端子と同じ電圧で約0V、従って200kΩで10μAがR9の右から左に流れます。ではR9の右側から流れ込む電流は、R5の75kを通してIC4Cの出力端子8番端子から流し込みます。つまりR9の左側に流れる電流はアンプ出力が+0.75VとなりR5を通して10μAの電流をR9へ供給する事を意味します。但しこの時の他の2つの入力はゼロボルトとします。他の入力部のR15とR26は75kであり1倍のアンプとして働きます。R9がー2V,R15がー3.0V、R26がー1VとすればIC4C出力は加算した+4.75Vになります。 以上はOPアンプの基本動作です。 以上、間違いなど含まれるかと思いますが参考になれば幸いです。

fg5_sinnyo
質問者

補足

返信が遅くなりすみません。ご丁寧にありがとうございます。 ただ仰っている内容が難しくてあまり理解できませんでした。 一番知りたいのは「その4」です。 三加算反転増幅回路とのことですが、計算式がわかりません。 R9の左:17.52V IC4-9pin:15.53V R26の上:15.53V R15の下:12.53V これらからどうやったらIC4C-8pin:17.79Vが導き出せるでしょうか?

関連するQ&A

  • オペアンプについて

    質問です。下の回路図 http://www.ka-electronics.com/images/SSL/ssl_82E132.pdf これの2ページ目一番下にあるT13に関して、出力側に10Kの抵抗を挟んで+18Vが印加されていますが、オペアンプは破壊されないのでしょうか? ICは5534を指定されていますが、データシートでもこのように出力に電圧を掛けている回路はありませんでした。 この回路はフィルターなのですが、出力に電圧を掛けている回路は始めてみたので少々困惑気味です。 もし、何のための電圧なのかお分かりになる方が居ましたらそれもあわせてお答えいただけると嬉しいですが、とりあえず、こういう回路でなぜ壊れないのかを教えてください。

  • オペアンプについて

    オペアンプについて質問します。 1 LM741は±15Vが必要とされてます。ところが±5Vでも動くようです。低い電圧だとなにか支障がでるのでしょうか? 2 LM386を使ったパワーアンプの回路図に、入力のところにコンデンサーを入れているのと入れてない回路図があります。どっちが正しいのですか。 3 コンデンサーを入れないと、発振すると書いてありますが、発振するとはどうゆう現象なんですか。

  • オペアンプの基本回路

    以下の問題の確認をお願いします。 問題1オペアンプに関する以下の問いに答えなさい. (1)図1aの増幅回路の種類を答えなさい. (2)図1aの増幅回路でR1= 4[kΩ],R2= 10[kΩ]の時,電圧増幅度Avfを求めなさい. (3)図1bの増幅回路の種類を答えなさい. (4)図1bの増幅回路でR1= 1[kΩ],R2= 5[kΩ],入力電圧vi= 3sinωt[V]の時,出力電圧voを求めなさい(単位忘れずに) 自分の回答 (1)反転増幅器 (2)-2.5 (3)非反転増幅器 (4)6 あっていますでしょうか?

  • オペアンプの使い方について

    お世話になります。 0.1Ωの抵抗にかかる電圧を測定したくオペアンプを使って次のような回路を組みました。 図中の1,2,3はオペアンプのピン番号です。(1:out,2:-,3:+) (*は無視して下さい。) 5V--負荷--+-R(0.1)---GND ********** | **********in-->3---R3(?)----GND out<----1---Rf(47K)---2---Rs(10K)---GND GNDの直前にR(0.1Ω)を入れinとしています。 負荷にはLED+R(220Ω)を1~3組使ってみました。 outの電圧は計算上はinの5.7倍になるはずですがオペアンプにより 計算通りとならず悩んでいます。 【OK】 LM358(R3に1MでOK)※R3が無いとinが0Vでも約3.6V LM324N(R3無しでOK) 【NG】 NJM4558DD(R3に1MでもNG)※inが0Vでも約3.6V LT072(R3に1MでもNG)※inが0Vでも約3.6V NJM4558DD、LT072では動作しないのはなぜなのでしょうか? そもそも何か根本的な間違いをしていますでしょうか?

  • オペアンプの非反転増幅回路について

    オペアンプの非反転増幅回路を用いて0.56V程度の電圧を90倍して5Vの電圧を得られる回路を作りたいと考えています。オペアンプの電源にはレールスプリッタICのTLE2426で作った+-0,75Vの電圧を加え、90倍できるように抵抗の値を決め作ってみたのですが、+0.56Vでは90倍の出力は得られず、逆に-0.56Vの入力では90倍以上増幅されてしまいます。 このようなことが起こる原因としてどのようなことが考えられますでしょうか。 回答の程よろしくお願い致します。

  • 電圧測定で分圧時に使う抵抗・オペアンプについて

    現在,下図のような回路を作り,電圧(と電流)を測定することでモーターでの消費電力を計測しています. 分圧抵抗では電源電圧(48V程度)を1/10にして,5V以下の電圧をArduinoなどで計測するものです. 最近になって分圧回路について調べ,「分圧時にはオペアンプをボルテージフォロアとして入れると高精度になる」という知識を得たのですが,そこで疑問が出てきたので質問させてもらいます. ・この回路ではオペアンプを入れても意味がないのではないか? 調べた限り,分圧して出てきた電圧を電源として使用する…といった回路の時に,定電圧を得るのにオペアンプが役立つという書き方をしていました. 分圧して電圧を測定するだけならば「理想的な電圧計に電流は流れない」はずですから,電源用途の分圧回路とは異なりオペアンプは不要ということになるのでしょうか. ・そもそもこの回路は完璧か? 本回路の場合,モータへの負荷電流の変化などが測定結果に悪影響を及ぼすことはあるのでしょうか.またその場合,どのように対策すべきでしょうか. また,1/10に分圧するためR1とR2の比率は9:1ですが,その値はどのように決定するべきなのでしょうか. よろしくお願いします.

  • オペアンプの問題

    図のオペアンプにおいて未知の入力電圧を入力したところ、出力電圧に-5[V]を得た。入力電圧は何[V]か。 という問題です。オペアンプの+のところに抵抗が付いていますが、どのように計算したらいいのでしょうか。

  • オペアンプ 差動増幅回路の出力Voの求め方。

    オペアンプ 差動増幅回路の出力Voの求め方。 図のような回路で、n点の電圧は Vn=R2V1+R1Vo/R1+R2、p点の電圧は Vp=RfV2/R2+Rf と求めました。ここで仮想短絡が成立しているとすると、Vn=Vp となりますよね? ここからVoを出せばいいんでしょうけど、うまくまとめられません。どのようにすればいいのでしょうか? よろしくお願いします。

  • オペアンプの選定

    このバッファ回路を通して、前段の回路のSFDRを測定したいです。 入力は0.4V中心の振幅±0.1Vで、入力周波数は100kHz~50MHzです。 ですので、使用するオペアンプは最低でも30MHzほどでSFDR65dBほどある表面実装オペアンプICが 望ましいです。 探したのですが、これらの条件で合うものが見つかりませんでした。 これらの条件を満たすSMDオペアンプICはあるのでしょうか? また、前段の回路のSFDRが計れればいいので、この構成でなくてもかまいません。 こういう構成でこのオペアンプであれば測定できるというものがありましたらご教授願いたいです。 よろしくお願いします。

  • オペアンプについて

    閲覧ありがとうございます。 ArduinoからD/Aコンバータを使って出力した電圧2.4Vを3.4Vにするためにオペアンプを使って下記のサイトにある非反転増幅回路で電圧を増幅させたいのですが上手くいきません。 回路は添付した画像の通りになっています。 オペアンプの正電源は外部のACアダプタから取っています。 この回路でVoutをテスターを使って測定すると2.6Vでした。2.4Vから約1.1倍しか増幅していません。 原因が全くわかりません。どなたか教えていただけませんか? よろしくお願いいたします。 マイコン:Arduino Micro D/Aコンバータ:MCP4726搭載12ビットD/A変換モジュール オペアンプ:単電源高速オペアンプ AD817ANZ 参考にしたサイト http://www.picfun.com/partops.html