映画を観ていて、自分ならこうすると思うほうですか？

質問

あなたは、映画を観ていて、その登場人物の行動に対して、「自分なら絶対こうするのに！」とイラつくことがよくあるほうですか？
或いは、展開をそのまま受け入れて作品に入り込むほうですか？

因みに私はいちいちそう思ってしまうので、家でDVDを観ている場合では、そう思ってしまうと、声に出して「そりゃ違うだろ！」と声に出したり、あまりにも続くともう観るのを止めてしまうことさえよくあります。

回答No.11

yuripino

映画大好きおじさんです。
基本的に、どんな作品も、人が作ったものですから、何か観客に言いたいこと、伝えたいことがあるはず。

なので、途中で止めた作品はありません。

劇中の登場人物の行動は、わざと「違うだろう！」と言わせるように作られていることが多いですよね。

恋愛劇などは、好きあっているふたりが最終的に元のサヤに納まるまでのストーリーなので、わざと障害や壁をつくり、誤解させてまわり道させ、その間の「じれったさ」を楽しむものです。

主さんのおっしゃる通り、最近は内容のない作品が多いですよね。
リメイク・リブートが多いのも気になります。

関係ないですが、今年公開の「ターミネータ-5」の予告を見て、愕然としました。
「こりゃあの名作に対する冒涜か！？それともパロディか？」って・・（苦笑）
一応観に行く予定ですが。

そういえば、さすがの私？でも途中で止めたくなった作品が、ついに最近ありました。

キャストにつられてレンタルしましたが、
「渇き。」です。
これはひどいですよ。いちおう謎がきになって最後まで見ましたが・・
こんな作品を絶賛する人の感覚が理解出来ませんし、出資し宣伝する会社の神経がわかりません。
映像のお遊びとしてのテクニックなら、違う方向で出来るだろうと思います。
邦画の腐敗としか思えません（怒）

お礼

映画好きだった私が最初に衝撃を受けたのは、『勝手にしやがれ』を観た時でした。
設定・主演男優・展開・撮影方法・台詞回しと、それまでにない・・・というか、どれもが不自然極まりないとさえ言えるのに、画面に釘付けになったものです。
これ以降、「違うだろう！」ということを、そう感じさせずに作られる作品に出合うと、映画っていいなあ～と思うようになりました。
それはつまりは、そう思えない不自然さにはものすごく抵抗感を持つということです。
例えば『椿三十郎』のリメイク版を、物は試しと最後まで観ましたが、最初の古いお堂のシーンで早々に呆れ果てました。
密議をするためにお堂に集まった若侍たちに、三十郎が取っ手に取り囲まれていると教えたところ、若侍の一人が大声で話し始めたんですよね。
そんな声で話せば、取っ手に「ここにいるぞ」と伝えているようなもので、あり得ない行動でしょ？
しかも、あの静寂の夜に、取っ手はその大声に気が付かなかったんですよ！
森田芳光監督のこの演出・・・わざとだとしたら、どんな意味があったんでしょうか。。。
まあ、そんなわけで邦画は黒澤明作品以降は殆ど観ていないのですが、他にも今評判の三谷幸喜監督ってどんなものだろうと『清州会議』を観てみましたが、こちらはもう早々に退散しました。
『ターミネーター』シリーズは、珍しく続編が面白いと思っていましたが、さすがに『５』にまでなると、無理がありそうですね（笑）。
ありがとうございました。