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量子重ね合わせとスピンの起源の解釈

量子コンピュータが現実味を帯びてきて、改めてやはり疑問になります。 そもそも大きさの定まらない電子にスピンという角運動量的な解釈で、 磁場の発生の起源を説明するのは無理があるのでは? 例えばですが、時間が過去と未来に少しだけ染み出していて、 自由な電子(素粒子)は行き来できる。 スピンのUpとDownは未来から現世へ、過去から現世へと動く電流で発生する。 もしくは、現世が時間のポテンシャル障壁になっているけど、 トンネル効果で自由電子はすり抜けられる。 こういう解釈は可能でしょうか? (・・・当方不勉強でミンコフスキーとかで既知なのかは知りません) 量子エンタングルメントもこの解釈で説明がつくようにも思えます。

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回答No.1

初めまして。 >そもそも大きさの定まらない電子にスピンという角運動量的な解釈で、磁場の発生の起源を説明するのは無理があるのでは? ミューオンだってクォークだって原子核さえ大きさは事実上無い、原子の大きさは「分子」が出来て初めて意味を持つ。他方ブラックホールは質量と、電荷と角運動量しか持たない。 あなたは電子を独楽だという古典論に捕われている、角運動量は持って居るが何も回ったりはしていない、 ただ「角運動量として解釈するのが便利」なだけだ。 >例えばですが、時間が過去と未来に少しだけ染み出していて、 自由な電子(素粒子)は行き来できる。 スピンのUpとDownは未来から現世へ、過去から現世へと動く電流で発生する。 もしくは、現世が時間のポテンシャル障壁になっているけど、トンネル効果で自由電子はすり抜けられる。 こういう解釈は可能でしょうか? ここまで来るともうアインシュタインが激怒する世界で、新興宗教だ。 >スピンのUpとDown こんなもの磁場を掛けなきゃ現われず、いつもは「自分がどっちか、スピンは知らない」 >過去から現世へと動く電流で発生する 不思議な発想、それは構わない、理論物理は常に「キチガイ」を求めている、だがあなたの知識は「古典論」 と「古典的量子論」ばかりで「場の量子論」が無い、言い替えれば「時間を含むシュレーディンガー方程式」 あるいは「特殊相対論的に拡張された量子論」を知らないから、時間が空間と等価である事が分かっていない。 >現世が時間のポテンシャル障壁になっているけどトンネル効果で自由電子はすり抜けられる。 残念ながらトンネル効果は障壁の大きさが「有限」でないと起きない、時間の障壁は無限大なのでトンネル効果は起きない。 >量子エンタングルメントもこの解釈で説明がつくようにも思えます 量子エンタングルメントには別の要素を導入せねばならない、上記の要素を組み合わせても説明は出来ない。 ところで量子エンタングルメントを「定義」するだけの知識をお持ちですか? かなり怪しい。

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