広大な原野での武力行使について

このQ&Aのポイント
  • アメリカで銃が必要な理由とは?
  • 北海道における治安と銃の関係性
  • アメリカにおける銃のない社会の可能性
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銃:広大な原野における武力行使について

お世話になります。 さて、以前 アメリカで銃が不可欠とされるのは 「国家権力による救済が、 其の執行人の、 単位人数あたりの、担当エリアの広さと、 範囲内で 治安システムを支える 其の人数の少なさ故に 犯罪実行に間に合わないから、 自衛が求められるため」 と、いう言い分を聞いたことがあります。 その時は 「必要悪なんだな」 と、納得したのですが 「広大な土地で銃なし」 と、いう条件下でも 例えば、 北海道等のように 銃無しでも、ある程度の治安を  保できている こんな実例は、あると思いまず。 其処で質問を、 三つさせてください。 例として、 銃が不可欠とするアメリカの幾つかの州 其れと、北海道 一方では銃が不可欠、 他方では少なくとも治安がある程度保たれている、 と、思います。 此処で質問です、 一、 そもそもの話、 上記の「北海道の治安」 に、ついての認識に 誤りがあるのでしょうか? 二、 例に挙げた両者は、 何が隔てているのでしょうか? 三、 アメリカでも北海道同様の、 「銃のない社会」 此を構築できる可能性は ないのでしょうか? ご意見を、お聞かせください。

  • Nouble
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  • teppou
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回答No.3

 一の「北海道の治安」についてはその通りと思います。  二については、北海道とアメリカには大きな違いがあると思います。  北海道開拓は、政府の政策として行われました。概略、いわゆる内地から見ると未開の地であった北海道を内地のようにするべく開拓したのです。  明治時代から終戦まではいろいろなことがあり、うまくいかないことも多々あったようですが、それでも内地に続く土地でした。  これに対して、アメリカ合衆国(USA)は、世界史上でも最も特異な国と言えると思います。  独立の時、自由と平等を高らかにうたい、政府は国民の自由と平等を守る存在と位置づけ、独立以来西部に領土を広げ(ナポレオンからフランス領を買ったりして)移民をどんどん受け入れて、発展していきました。  当然、中央政府による治安維持組織などはなく、保安官は選挙で選び(今でも)各自で武器を所持して自衛しました。  個人が自ら身を守ることは、権利でもあり義務でもあります。自衛せず他人を頼るとその人の負担が増えます。自衛ができないということは一人前ではないということにもなります。  また、銃器の所持を禁止すると、暴力的な事態のときには、体格が大きく力の強いものが有利になります。銃器はその差を埋めてくれるものなのです。  コルト社製の拳銃に通称ピースメーカーという拳銃がありました。各自がこの拳銃で武装すれば、暴力的争いがなくなるという発想です。イコライザー(平等にする物)とい う言い方もありました。  つまり、日本などの国とは、発想が全然違うのです。  日本などの歴史のある国は、国と言う行政組織が整った入れ物があり、その中の人が国民ですが、アメリカは、自由民の集まりが国であるという考えがあるようです。  三は、ある程度は可能でしょうが、日本のようにはならないと思います。  銃器を取り締まるということは、国民の権利を政府が制限するということにもなり、なかなか難しいことだと思います。  日本に暮していれば、警察力を強化して銃の規制をすればよいではないかと思えますが、 日本とアメリカは根本的に違うところがあるのです。  アメリカ人の考えは我々とは違うようです。その違いを理解する努力なしに、単にアメリカの重社会を批判しても意味はないと思います。  アメリカでも現実には、国民全部が銃器を所持しているわけではなく、都市部では警察に頼るのが普通のようですし、現状を憂いている人も多いようですが、理念と現実のはざまでの苦悩もあるようです。

Nouble
質問者

お礼

有り難うございます。 「武器」 と、いうものは 一度手にしたなら 武器に怯え、武器を使わざるを得なくなり、 結果、頼らざるを得なくなる… 手放せなくなり、 死亡原因種が増えてしまう。 持たなくても、 平和に暮らせる集団がある… にも関わらず、 武器を常習的に持つ… 依存関係的に言うと、 人が武器をふるえなくなり、 武器に人がふるわれてしまう… 人が武器に使われる… ようになる。 そう言うものだ と、思います。 多分に、そんな常習性が 否定できないものだ… とも、思うのです。 武器を手に取り、自衛する。 こう選んでしまったもの達が、 そんな状態に陥って尚 過分な痛みの代償を払わず、 常習性を振り払い、 植え付けられた「存在の詐欺」な 恐怖、疑心暗鬼 此等を振り払い、 もう一度、其の手にした武器を 手放す事は容易か、 武器に依存しない社会に 戻すことは可能か? 過去興味が沸いたもので、 間接的な質問をさせて頂きました。

その他の回答 (2)

回答No.2

必要悪理論は詭弁に過ぎません。 ・軍需業界、アメリカの銃産業の業界団体が 政治家に多額の献金を行っており、票田となっている為 禁止できない ・銃で襲われる危険性がある為 銃で自衛する必要がある エリアの広さは関係ありません。 1北海道を車で移動していて銃で襲われることはまずありません。 2北海道の人口密度は、都道府県で1番少なく、1平方キロメートルあたり66人です。 アメリカはアラスカや ほとんど砂漠の州(人口密度2人/平方キロ)や ユタ州253人/平方キロなど(←これでも少ない方) ピンからキリまで。 アメリカのくくりで言えば北海道の方が人口密度が低いので 「広大だから犯罪防止に間に合わない」という理屈は成り立ちません。 「人が多いから犯罪がたくさん起きる」なら説得力がありますが。 3・軍需業界、アメリカの銃産業の業界団体が 政治家に多額の献金を行っており、票田となっている為 禁止できない ↑が解決できない限り 銃がない社会は実現できません。 治安を良くすることは可能です。 ジュリアーニがかつてニューヨークでしたように 「割れ窓理論」街の美化を進める 繁華街、盛り場を一定の地域に隔離する ことで犯罪件数を大幅に減らしました。

Nouble
質問者

お礼

有り難うございます。 早速のご意見、痛み入ります。

  • agehage
  • ベストアンサー率22% (2554/11360)
回答No.1

1:北海道は武装しなくてはならないほど治安が悪化しているとは思いません、間違っていないと思います 2:アメリカと北海道、入植の歴史・時代が200年ほど違いますね。その辺りも影響しているのではないでしょうか 3:出来ると思います。しかし彼らはそれを望んでいないと思います。 アメリカ合衆国憲法修正第2条より 「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない。」 アメリカは国家に頼らない考え方が根強いのでしょうか 昔の保安官制度なども国家より自警団という意味合いが強いのではないのでしょうか なんとなく北海道とアメリカ、銃について関連性をあまり感じません ロシアとかどうなんでしょう?

Nouble
質問者

お礼

有り難うございます。 早速のご意見、痛み入ります。 そうですね、他の地域ではどうなのでしょうね?

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