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イオンの話
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希ガスとか言われる、反応しないで気体になっている元素が多い元素(周期表の一番右の列)は、電子が回れる軌道に、ちょうどぴったりの個数だけ電子が収まっているので、 電子が抜かれるのにも強く、電子が押し付けられるのにも強い、つまり、反応しにくい元素になっています。 陽イオンになりやすい元素は、周期表の左端に多いのですが、希ガスの電子より1個とか2個とか微妙に余分に持っていないと、原子核の陽子の個数と合わないので、中途半端に回っている電子を持っていないと元素の単体になれないのです。 本当は、そういう元素は、中途半端に多い電子は他の化学物質(や元素)に渡してしまって、電子の個数は軌道にぴったりの個数で安定したくてしょうがなく、原子核の陽子の数のほうが多くなる(だから陽イオンになる)ほうが、安定して保存できるのです。 その結果として、塩化ナトリウム(食塩)も、海水中ではナトリウムイオンという陽イオンと塩化物イオンという陰イオンで存在しており、電気エネルギーを加えてやらないとナトリウムイオンはナトリウム元素の単体(金属状)に精錬できないのです。
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お礼
なるほど! 頭の中が整理されました。 とても丁寧にありがとうございます。