グローバル化についての質問と要約文

このQ&Aのポイント
  • グローバル化の意味や背景について質問しています。現代のグローバル化の要因を考察しつつ、日本とアメリカの関係や外国企業の中国進出についても質問しています。
  • また、グローバル化に関する誤解や認識の違いについても指摘を求めています。特に、グローバル化の定義やその本質的な意味について疑問を抱いている様子が伺えます。
  • さらに、グローバル化に関する情報を収集するために、関連するWebサイトや本についての情報を求めています。具体的なデータや出典を得ることに興味があるようです。
回答を見る
  • ベストアンサー

グローバル化について質問です

グローバル化と言われていますが、どうもピンときません。 全世界的に個々の企業が多国籍企業化する? 外資系企業の日本進出が激化? 英語習得が必須になった? 人の行き来が全世界規模になった? Wikipediaにあるように、16世紀初頭の大航海時代もグローバル化のようです。 では、「第2次」グローバル化とか? 「グローバル化」が言われだしたのはISOという世界標準を導入するかしないかとかいう、日本が工業製品でアメリカを圧倒(?)していたその後の話だったかと思います。または、日本的経営の全盛期の後の話。 そうして中国での工業品の生産(これがアメリカ企業かどうかは記憶が怪しいのですが、確かヒューレットパッカードが入っていたと思います)が盛んになって、日本の工業生産を揺さぶるようになり、日本企業も安い労働力を求めて海外で工場を建てて生産するようになった。 こう考えてみると、昨今言われるグローバル化は、どうもアメリカが日本の日本的経営を攻略するためにやったことなのでは? と思えます。 しかし今現在でアメリカのデトロイトはゴーストタウン化している所もあるとか。 未だに日本の(ホワイトカラーの)労働生産性が低いという話を耳にします。 ・労働者を切り捨ててでも生産性を高める(取り立てて言わなくても欧米の常套手段ですが) ・途上国でも生産できるようにマニュアル化する(ISOで標準化) ・安い労働力のある海外に出向き、そこで安価に生産する ・部品が安ければどこでも世界中から買い付ける(系列など不毛) こういったものが世の中が「グローバル化」と騒ぐ中で行われていたものだと認識しています。 なので、これがグローバル化なのだろうと思っていました。 ISOが『グローバル』スタンダードだと言われていましたし。 あと、新自由主義なども耳にしました。 ●質問ですが、まずひとつ、 中国が改革開放をはじめた頃、どんな外国企業がいつ中国に入っていったのか、そして日本の工業製品より安いものをどこにどれだけ売ってきたのか、どなたかご存知ないでしょうか? 詳しいWebサイトや本の情報でも構いません。 データが欲しいので。 ●質問ではないのですが、 いろいろ書きましたが、間違っている所があればご指摘願えないでしょうか? また、その際には、その指摘がどの本に載っているかどの人の考えに基づいているかを教えて頂けると助かります。 「グローバル化」でウェブ検索するといろいろと本が出てきますが、見出しにはどうも私の見聞きしてきた事としっくりいかないものが書いてあるので何を読んだらいいのか、というのが質問の発端です。 インターネットが普及して全世界的に瞬時に情報が草の根で行き来できるという事は分かりますが、マクドナルドやケンタキー、P&G、サークルK等の外資系はその前から日本にあったと思いますし。 専門家でもその道の学生でもないので、どうぞお手やわらかにお願い致します。

  • 経済
  • 回答数5
  • ありがとう数14

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • m-m-mg
  • ベストアンサー率23% (54/226)
回答No.5

それからこの「資本主義の自由」が書かれたのは1960年代のことです。今でも教典とはなっていますが古い本です。 (フリードマンはその後は政治に深く関与し、多くの政治政策に関与して行くようになり、またフリードマンの教えを元に多くのフリードマン主義者たちが政治政策の実務を行うようになって行ったわけですが、今この本を読むには「資本主義の自由」当時の時代背景を理解する事前知識が必要かとも思います。(近代史が好きな人は問題ないかと思います。)) なので、フリードマンからの流れとしての行き着いた先としての ジョセフ・スティグリッツ『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 を読んだ方がよいかとも思います。

jonathan4403
質問者

お礼

IMFが関与ですか... ありがとうございます。大変参考になりました。

その他の回答 (4)

  • m-m-mg
  • ベストアンサー率23% (54/226)
回答No.4

グローバルスタンダード = アメリカンスタンダードですね。 で、これはアメリカというよりもアメリカの支配層(ざっくりいうとアメリカの政官財の高官達)が推進してきたことで、99%のアメリカ人にとっては何のメリットもない政策でした。主にシカゴ学派とか新自由主義とか呼称される一派が理論的後ろ盾となり、「小さな政府」政策を拡大し続けることで、1%の人々の利益を盤石にするかたちで進められてきました。 米国ではレーガン政権からの流れとしてアメリカ共和党によって拡張が続けられることとなります。 それらは主にミルトン・フリードマンの話を元に、理論の正当化や拡大、付け加えを行って政治政策として推進、更にそれを世界展開させて行くものでした。基本的に拡張が続く限り利権者の反映が約束されるもので、戦争で領土拡大を行い続ければ占領者の利益の拡大が続くことと同じです。 なのでミルトン・フリードマンの「資本主義と自由」という書籍をおすすめします。 またこの経済思想拡大の背景にはキリスト教圏における、根強いキリスト教政治からの脱却が背景にあることも意識しておく必要もあるでしょう。しかし同時にシカゴ学派と呼ばれる人々でもキリスト教思想から(一神教思想からといった方がよいのかも)大きく影響を受けた経済思想となっている訳ですが。 日本やいくつかの国のような一神教国家という歴史のない国からみれば「同じ穴のムジナ」だったりするのですがね。

jonathan4403
質問者

お礼

すごく根っこの方ですね。 一度読んでみます...が、自分がそこまで関連を読み解けるかどうか... ご回答ありがとうございます。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.3

ちょっと勘違いしているようです。 昨今言われているグローバル化、というのは次のような モノです。 ソ連が崩壊して、東側諸国が市場経済に参加するように なり、人、物、金、情報が地球規模で行き来するように なったことをグローバル化といいます。 このグローバル化に拍車をかけたのが情報化です。 例えばTシャツです。 米国で設計し、インドで裁断し、日本ででボタンを掛け 韓国で縫製して米国で売る。 こういう方法を採って、30%も安く造れるように なりました。 世界中でこういうことがやられている訳で、 これがグローバル化というモノです。

jonathan4403
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 何の誰の本や論説でのものでしょうか? 宜しければ教えて頂けないでしょうか。

回答No.2

書かれてある大方は合っていると思いますし、一部新自由主義の考え方も入ってると思われます。 人と企業が世界中を動き回るというのがグローバルの全てだと思われがちですが、 本当の内容は、資本主義の中に投資が入ってきた事です。 75年私たちがイメージしてる資本主義は終わったと言われています。 だが、まだまだ儲けたい金持ちは、投資で一層儲けようとグローバルという考え方を盛り込むのです。 当初はなかなか結果がみえませんでしたが、インターネットの出現と発展によりグローバルが完成したと言われています。 居ながらにして、世界中に投資する事が容易になったのです。 しかし、この流れは格差を生み出し、投資する事が出来ない者は更に貧乏になり、投資で儲けた者は更に金持ちになっていったのです。 そこに新自由主義の考え方、コストをかけずに大きな儲け、が入り込み、更に低賃金の労働力を求め、工場は海外に移っていきます。 投資先は株だけではなく、開発投資にも向かいます。 BRICSなどというように、途上国を見つけ出し、そこに投資する事で儲ける。 しかし、その国にキャパがなければ過剰投資となり10年程度で潰れていく。 そして投資家は新たな途上国を探し始める。 また、金融緩和も、その金が投資にしか向かわないので、景気回復はしない、というのも解ってきています。 詳しくは、 資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書) 水野和夫著 を読めば、解りやすいでしょう。 この本を読んで、何となく格差の構造など理解できました。 私も経済など専門ではないので、文章として解りづらかったかもしれなかったことをお詫びします。

jonathan4403
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 アジアへの直接進出に限らず、現地企業への株式投資も含まれるということですね。お金が還流すれば形態は問わないと。

回答No.1

  グローバル化とは自国以外で生産することではない グローバル化とは世界の市場に合わす事 例えば、液晶画面に不可欠な偏光板を作る機械は、日本の西工業が世界シェア50%になってる しかし、西工業は群馬県桐生市に本社、伊勢崎市に工場があるだけ。 http://www.sunfield.ne.jp/~nishi-k/company.html でもグローバル化の勝ち組だと思いますよ 貴方が挙げた4項目は生産性向上策です 生産性を高めるために工場をグローバル展開する事はある 例えば自動車の様に輸入関税が高く、輸送費が高い場合 一方でICやCPUの様に輸送コストが低い場合は多国で生産せず一箇所で多量生産する方が得  

jonathan4403
質問者

補足

アメリカは日本的経営(薄利多売もあるでしょう)の隆盛の為に自国の工業が犠牲になって、その犠牲があって、それならいっそ、もうどうにでもなれと安い労賃の海外生産を推し進めたのが事の始まりだと考えています。 戦略の点ではこちらの話が重要だと思います。 例えばある法律やルールがあったとき、なぜそのルールや法律ができたかを知るのは大切で、どう運用するかというはまた別の次元だと思います。その根拠があるか無いかで存在意義が決まるからです。

関連するQ&A

  • 外資系企業へ転職

    現在外資系企業へ転職を考えております。 外資系(中国)ということで日本企業とは違うのではと不安もあります。 そこで質問ですが、日本にある外資系の会社は日本の労働基準法を遵守しなければならないのでしょうか?

  • 米系外資系企業の見通し

    円高、世界同時不況こんな世の中で、外資系企業に勤めています。 日本企業にも多くのカスタマーがいます。 しかし、米系外資系企業は今後どうなるか不安です。 ちなみに製造業です。 円高なら日本で生産する意味は無くなるのではないでしょうか? しかも世界での需要も減速している状況です。 外資系企業は日本から撤退するのではないでしょうか? 客観的な意見お待ちしています。

  • 戦前 中国工業

    戦前の中国経済には外資の企業が多く来たときますが、中国工業におけるその役割と問題点について教えてください。日本が紡績工場を作ったりしたと聞いたんですが??よくわかりません。お願いします。

  • 日本はアメリカと中国に潰されますか?

    今まではとにかくアメリカのいう事聞いて(聞かされて)、安い労働力で働いてくれる便利なジャップでした。しかし高度経済成長を遂げ安い労働力で働いてくれる人種とは言えなくなりました。よほど日本より中国の方が安い労働力で働いてくれる便利な市場になっています。安い労働力を求めて市場を開拓していく資本主義の考え方だと日本は非常に非効率というか資本主義自体なりたたない。むしろ日本の企業がアメリカ企業とライバル関係になるなら日本には潰れてくれた方がアメリカにとってはありがたい(だからアメリカは常に世界一の軍事力を目指してライバルを蹴落とそうとします)。その結果が左翼、共産系の今のオバマ政権になったのも当然だと考えます。アメリカが日本に軍事力を提供する意味が非常に希薄・・・というよりできれば潰れてほしい存在に徐々にしかし確実にそうなってきているような気がします。過去アメリカはそういう事をしてきました。都合が悪くなれば手のひら返して理由をつけて高い軍事力で一気にぶっつぶす・・・。こうなってくると日本の国防に関してはあまりアメリカを信用できないように思えます。むしろ敵対する関係になっていく事が予想されます。「アメリカと中国につぶされる日本」というような本まで出ていました。

  • アメリカの経済が

    もし、上手くいかなくなったとき、日本にある外資系の企業はどうなるでしょうか?製薬企業、保険業、様々ありますが、いくら世界的に売上を稼ぎまくっている会社でも、日本の企業も影響を受けますか?外資系企業は給料がよいところがありますが、アメリカ経済の地盤がゆるんだ場合、日本の外資系企業はそのまま立ち続けられますか?

  • 中国は知的所有権が無い

    日本の企業が中国人の労働者を雇い入れたり現地で生産したりすると技術が盗まれるのでに日本の企業は中国の貿易には懸念がありますか? 中国では自分で技術を開発できないのですか?

  • 逆輸入について

    私は経済やビジネスには全然詳しくありません。ただ今ものすごく気になってしょうがない事があります。どなたか解りやすいよう説明のできる方お願いします。 現在中国の経済はすごく発展しており、ほとんどの製品がmade in Chinaになってますね。海外や日本の企業も多数が中国で生産を行っており、それを逆輸入という形で日本に売られてるのはわかるのですが。なぜそこまで中国にお金が渡って行くのか不思議でありません。ほとんどが海外からの企業が中国に工場を建てただけであって、その企業の利益がなぜ中国にそこまでの利益になるのかが理解出来ません。中国で生産していても、日本の企業であるなら日本の利益ではないのですか?中国で生産した物を逆輸入する場合、日本は中国から買うという形で日本に輸入しているのですか??最近では日本も含めアメリカなど、中国を撤退し東南アジアに工場を移動する流れがあるようですが、そうなった場合中国の利益は 減っていくのでしょうか?実際世界で出回っている中国メーカーの商品てほとんど聞かないですよね? どなたか解りやすい説明をお願いします。

  • 日本に支社のある外資系企業や、日本部門のある外資系企業など、多少なりと

    日本に支社のある外資系企業や、日本部門のある外資系企業など、多少なりと日本と接点のある外資系企業の一覧の載っているサイト等はありますでしょうか? (日本IBM、ヒューレットパッカードなどといった) 特にIT系で探しておりますが、IT以外の業界でもIT職を募っている会社はそれなりにあるため、まったく関係ない業界でも構いません。 ちなみにアメリカやEU、シンガポールの企業に限定せず、中国、ロシア、EU加盟候補国など。 新興国の企業も歓迎です。 日系企業にずっと勤めてまいりましたが、外資に勤める知人から話を聞く限り、求めていることができそうですので、関心があります。 外資系の人材紹介なども利用しておりますが、自分でも受けてみたいと思っております。 どうかよろしくお願い申し上げます。

  • 中国における独禁法とは?

    中国が、独占禁止法を振りかざし、外資を叩いているとの事が、続いているようですが、当然の事ですが、日本も標的にされているようです。『中国の独禁法は、違うのか?』との疑問が湧き、検索しましたが、特に変わった印象もなく、アメリカの独禁法を真似ているそうでした。そうすると、やはり中国国内では、独禁法に引っ掛かるような事象を、外資系企業がやっていたという事なのでしょうか?中国の言い分は正しいと。

  • 中国で生産した商品を買う事日本の国益?

    あるネトウヨが言っていたことです。 日本の企業が中国で生産した商品を買う事が回りまわって日本の国益につながるそうですが本当ですが? それなら純国産の商品を買った方が貢献できませんかね? 中国産の製品を買うのはむしろ中国の国益ですよね?中国に法人税を払い、中国人労働者を雇って、労働者は中国国内で消費するので中国経済がより発展する。日本の国益以上に海外に貢献しているように思います。また、産業の空洞化にもつながると思います。 それでも海外生産の商品を買うのですか?