- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
補足するとIUPAC命名法というのがあって,カルボン酸の命名の優先順位が非常に高い. 例えば炭素数3で末端にアミノ基,もう方末端にカルボキシ基を持つ化合物(H2N-CH2-CH2-COOH)があったとすればIUPAC命名法に従えば 3-アミノプロピオン酸で 3-カルボキシプロピルアミンにはなりません. http://www.scc.kyushu-u.ac.jp/Yuki/classes/past_materials_files/basic_org1.pdf
その他の回答 (4)
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
>酸や塩基は水に溶かして初めて呼べる?つまり個体では酸でも塩基でもない? いいえ!!。 ⇒酸と塩基 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%81%A8%E5%A1%A9%E5%9F%BA ) をよく読むこと!! その物質が、反応において酸であるか塩基であるかは様々な定義があります。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄その化学反応においてという意味 アミノ酸・核酸の酸と言う命名は、有機化合物においてリン酸基やカルボキシル基、スルフォン酸基を持つ化合物に対して命名されています。これらは、酸塩基の定義からすると、ルイスの定義での酸と言えます。 【引用】____________ここから ルイスの定義 1923年にルイスが提出した定義では、酸は電子対を受け取るあらゆる物質であり、塩基は電子対を供与するあらゆる物質である。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ここまで[酸と塩基 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%81%A8%E5%A1%A9%E5%9F%BA#.E3.83.AB.E3.82.A4.E3.82.B9.E3.81.AE.E5.AE.9A.E7.BE.A9 )]より 「酸性・アルカリ性」は水溶液での性質です。アレニウスの定義( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%81%A8%E5%A1%A9%E5%9F%BA#.E3.82.A2.E3.83.AC.E3.83.8B.E3.82.A6.E3.82.B9.E3.81.AE.E5.AE.9A.E7.BE.A9 ) 「酸・塩基」と言う場合は、水溶液である必要はなくなります。 NH₃ + HCl → NH₄Cl では、NH₃がプロトンを受け取る塩基、HClがプロトンを与える酸 >アミノ酸はなぜ酸と命名されたのでしょうか? 分子内にカルボキシル基を持つ=酸だからです。酸ですからプロトンを他に与えることも、電子対を受け取ることもある。 酸、アルカリ、酸性、アルカリ性の定義を再確認してみましょう。
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
>これもアミノ酸と同じで酸ではないのに酸という命名ですか? 酸とはなにかを考えてください。 アミノ酸も核酸も酸ですよ。同時に塩基としても働きます。 サリチル酸は、酸でもあり塩基ですよ。 水も酸になったり、塩基になりますよ。 HCl + H₂O → H₃O⁺ + Cl⁻ 水素イオンを受け取るので水は塩基 NH₃ + H₂O → NH₄⁺ + OH⁻ 水素イオンを与えるので水は酸 酸基と塩基がある場合酸が呼称につく
補足
酸や塩基は水に溶かして初めて呼べる?つまり個体では酸でも塩基でもない?
- ryo_ky
- ベストアンサー率47% (112/237)
> つまり、「アミノカルボキシル」と命名すれば良かったのに「アミノ酸」と命名してしまったという事? アミノカルボキシルだと1つの有機官能基の名前っぽくなってしまうので・・・. (カルバミン酸みたいなものがイメージされやすい) あくまでアミノ基とカルボキシ基をそれぞれ少なくとも1つ以上持つ分子という事でアミノ酸(amino acid)というのでしょう. 例えば一番簡単な化学構造のアミノ酸はグリシンでH2N-CH2-COOH システインならHS-CH2-CH(NH2)-COOH いずれもカルボン酸とアミンが結合している炭素は同じである事が特徴ですね. >他にも酸じゃないのに名前の最期に「酸」がつくものはありますか? 酸じゃないのに名前の最後に酸が付く物というのは無いと思いますよ.逆に名前に酸が付かなくても酸であるというのはあると思いすが. 名前の最後に酸が付くパターンは無機系の酸(塩酸や硫酸など)と有機系の酸(クエン酸や酢酸など)に大別できます. ちなみに有機系の酸はカルボン酸(COOH),スルホン酸(SO3H),リン酸(PO(OH)2)などを含む有機化合物群です. 補足 酸の定義はアレニウス,ブレンステッド,ルイスなどありますが,例えば3フッ化ホウ素(BF3)はルイスの定義で言えば酸になります. ○○酸塩とか○○酸エステルとかは名前の最後に酸が付いているものではないですが,性質としては酸性とは限らないですね. 参考 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%8E%E9%85%B8 http://www2.yamamura.ac.jp/chemistry/chapter6/lecture2/lect6021.html
補足
詳しい説明ありがとうございます。ちなみに核酸はリン酸と塩基の両方を持ちますが、これもアミノ酸と同じで酸ではないのに酸という命名ですか?
- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
アミノ基(塩基)とカルボキシル基(酸)を両方持つからアミノ+酸。 一分子中にアミノ基を2個持つと塩基性を示し、カルボキシル基を二個持つと賛成を示す。
補足
即答ありがとうございます。 つまり、「アミノカルボキシル」と命名すれば良かったのに 「アミノ酸」と命名してしまったという事? 他にも酸じゃないのに名前の最期に「酸」がつくものはありますか?
関連するQ&A
- 蒸留酒はタンニンや酸、糖、アミノ酸などの有機物も多
蒸留酒はタンニンや酸、糖、アミノ酸などの有機物も多く含まれそれらが反応することで熟成する。 蒸留酒は瓶詰めしても熟成は続くという人と、 醸造酒は瓶詰めしても熟成を続けるが、蒸留酒は瓶詰めしたら熟成はしない。 と意見が2分してますがどちらが正しいのですか?
- ベストアンサー
- 化学
- アミノ酸はIUPAC命名法?
amino acidという名称は、 IUPAC命名法が作られる前からあったんでしょうか? 一見すると主基のカルボン酸を接尾語にして、 アミドを接頭語にしてるのでIUPAC命名法に従ってる ようにも見えますが。
- ベストアンサー
- 化学
- ― アミノ酸・アミノ酸・アミノ酸 ―
最近、アミノ酸ブームみたいで何処に行ってもダイエット用のものが見当たりません。 それで質問ですが、神戸市内でダイエット用のアミノ酸を販売している所を知りませんか?? いろいろ薬局・エグザス等を見て回ったのですが、プロテインや持久力をつける アミノ酸くらいしか置いていませんでした。 出来れば、ヴァーム以外の情報待ってます。
- ベストアンサー
- その他(病気・怪我・身体の不調)
- αアミノ酸は、、βアミノ酸はある?
よろしくお願いします。 αグルコースとβグルコースは一位の位置のOHの違いで すがアミノ酸の場合はαばかりで全然βアミノ酸と出会いません。 βアミノ酸は存在するのでしょうか?するとすればどんな構造で 何故こんなに影が薄いのでしょうか? ご教授ください
- ベストアンサー
- 生物学
- アセトアニリドは酸と反応する??
スルファミルアミド合成までの反応過程について質問します。 アニリンをパラ位でクロロスルホン酸を用いてクロロスルホン化するために、事前にアミノ基をアセチル化しました。こうすると都合良くパラ位にクロロスルホン化するらしいのですが、いまいちこのアセチル化の意味がわかりません。 自分で考察した結果、オルト位への反応を防ぐというものは推測できました。 しかし、わからないのはアセトアニリドの酸との反応です。文献等で調べても どこにもアセトアニリドが酸と反応するとはありません。しかし厳密に言えば、 アセトアニリドも非共有電子対をN原子上に持ち、プロトンを受容できるようです。つまり若干ですが塩基性であるはずだ、と先生はおっしゃっていました。 ではなぜアセトアニリドは酸であるクロロスルホン酸と酸塩基反応を起こさないのでしょうか? 困っています、回答の方宜しくお願い致します。
- 締切済み
- 化学
- 酸加水分解
とあるサイトで 「SerとThrは酸加水分解で分解されやすい」 という一文を見つけました。 これは、分解されやすさ、つまり酸加水分解(acid hydrolysis)に対する感受性(?)が高いということですよね? ということは、例えば… [Ser-Ala]という2つのアミノ酸から成るペプチドを分解するのと [Gly-Ala]という同じく2つのアミノ酸から成るペプチドを分解するのでは、 [Ser-Ala]の方がより早く分解されると考えてもいいのでしょうか? また、もし仮に[Ser-Ser-Ser]と[Ser-Ser]というアミノ酸配列のペプチドが2つあった場合、 どちらの方が早く酸加水分解されるものなのでしょうか? 生物学のカテゴリーから質問させていただいておりますが、 実際には生化学に分類されるかと思われます。 どうぞよろしくお願いします。
- 締切済み
- 生物学
- 酸の強さについて
高校の参考書をめくっていると酸の強さの表をみかけます。僕の持っている参考書の表にはだいたい、「HClO4>HI>HBr>HCl>HNO3>H2SO4>・・」のように書いてあります。横には「酸の電離定数」が書いてあり、強い酸であればあるほどその値は大きくなっています。「酸の強さは電離定数で判断できる」と聞いたことがあったので今までは疑問がなかったのですが、最近別の参考書で、酸の強さが上で述べたものとは違う順序でかかれていました。それは「HI>H2SO4>HBr>HCl>HNO3・・」というものでした。硝酸と硫酸と塩酸の強さの順が違うので混乱しています。「ベンゼンのニトロ化で濃硝酸と濃硫酸の混合物からニトロニウムイオンができるのは濃硫酸が濃硝酸よりも強い酸っであるからだ」とも書いてあり、確かに下の順序でいくとニトロ化を理解できます。正しい酸の強さの順序とはどのようなものなのですか?教えてください。長々とすいませんでした。
- ベストアンサー
- 化学
お礼
リンク役に立ちました。ありがとうございました。