• 締切済み

日本の言語政策と外国語教育政策

「世界の外国語教育政策」(東信堂)大谷泰照ほか 「複言語・複文化主義とは何か」(くろしお出版)細川英雄 など読んでみました。 そこで思ったのは、日本語はほぼ単言語社会ではあります。(琉球語などの保護など必要かもしれませんが) ほかの本にも書いてあるのですが、英語一辺倒もおかしいと。英語をしたから国際化したとはいえないというのは教育に携わる人で流れがあるようです。 中学高校で英語以外しませんし。 EUが「ヨーロッパ全体をひとつの地域とみなす場合、そこには多くの言語が存在する」(「複言語・複文化主義とは何か」(くろしお出版)細川英雄) という事情などからと「ヨーロッパ市民」として、近くの国との関係構築など歴史的経緯などの必要性からより意識が高いそうです。 統合は英語を媒介にするのではなく、多言語が存在して統合して、一人一人は復言語さらに複文化が必要になると。 これを日本でも考えた人がいるとか。 アジアでも英語以外もとりいれられているようで、近くの先進国ということで日本語を選択する人もいるようです。(遠い先進国のヨーロッパより必要なのかもしれません。) 日本ですると、 中国語、韓国語は海を隔てているけど地域的に近く、現在は関係も悪くお互いの主張している状態ですが、さらに地域を善い方向に導くには学ぶ意義がある。 国連で使われたり、広く世界で使われている言語(フランス語、スペイン語など)を学ぶ。 という感じなのかと思ってます。ほかは経済などの戦略で東南アジアの言語などなのかと思ってます。 今までも学んでいたのですが、今から考えると断片的だったかもしれません。 ようやく体系的に考えた私の理解はこんな感じですが。 新たな技術を学ぶためというのは昔に比べて必要性がさがっていると思います。 政策以外の必要性、興味は当然個人ですることかと思います。 私が考えたのはこんな形ですが、何回か良く似た質問して申し訳ないのですが、実際はどれが最適なんでしょうか?新たに体系的に考えてみて新たにですが、よろしくお願いします。

noname#209756
noname#209756

みんなの回答

  • BASKETMM
  • ベストアンサー率29% (240/806)
回答No.3

直接の答えではありませんが、いくつか関連事項を記します。どこの国も、言葉の問題はあるようです。多言語の文化を守ることは大切ですが、一方に於いて、問題も沢山あります。 ヨーロッパについて云えば、各国語例えば、フランス語を母国語とする人の数、第2言語として使える人の数など、詳しい統計がウィキペディアなどで見つかります。 いくつか調べたことを挙げます。 1.EU欧州連合では23もある公用語の間に通訳/翻訳が必要で、1800億円/年の費用が必要です。(数年前の発表) 2.ヨーロッパの少数言語保護は、EU欧州連合ではなく、Council of Europe:CE 欧州評議会が担当しています。日本もオブザーバーとして参加しています。例としてあげれば、スイスの第4言語ロマンシュ語に対する保護が弱いとスイス政府が叱られたことがあります。 3.マレーシアも多言語国家です。在日マレーシア大使館から聞きました。 【国会で許されている言語はマレーシア語である。】 【英語には同時通訳されている。】 【通訳/翻訳に要する予算は発表されていない。】 【法律はマレーシア語で書かれ、英語訳が付いている。】 多くの人が話す中国語は公の場では冷遇されているようですね。 4.在日スイス大使館の話: スイス国会ではドイツ語、フランス語、イタリア語の間に常に同時通訳が用意されています。第4の国語ロマンシュ語は別扱いです。 この様な苦労話は沢山あります。ご興味がなかったら申し訳ありません。

noname#209756
質問者

お礼

ヨーロッパの言語的多様性は 「ヨーロッパの豊かさの根拠」「ヨーロッパ人のアイデンティティを作るために複数の言語を学ぶ必要」 ということなのですね。それを守るために多額のコストがいることなんですね。 その点、日本は事情が違う意味での外国語教育になるんでしょうね。 新たに見つけたのですが、 http://library.rikkyo.ac.jp/yourlibrary/archives/no61.pdf (読書ナビ) 複数の言語を使うことは、豊かな発想、思考などの為に有用ということなのでしょうね。 ご回答ありがとうございます。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15295/33014)
回答No.2

    私が考えたのはこんな形ですが、何回か良く似た質問して申し訳ないのですが、実際はどれが最適なんでしょうか?     「実際はどれが最適」かは、日本語以外の言葉を知る、必要性の種類で決まると思います。 1。一生日本語だけで済ませる人。     外国語は要らないと思います。 2。職業で使う人。     ○国と取引をする場合、○国で通用していることばを選ぶことになるとおもいます。 3。教養で選ぶ人。     歴史が長かったり、書いたものが多かったりする外国語を選ぶかと思います。 4。生活必需品として使う人。     日本語の通じない場所で生活する人には、○国なら、○国語が要るでしょう。     まだまだあると思いますが、ひとつ外国語で役に立ちそうなのの手始めを、義務教育で触れ、後は個人に任せるという今の形でいいんじゃないですか。

noname#209756
質問者

お礼

結局、言語は道具なので、必要性を列挙して、どれが(選択科目を含めた)教育でのものか個人でのものかにわかれるんでしょうね。 ご回答ありがとうございます。

noname#198909
noname#198909
回答No.1

どれが選択肢ですか? 番号を打つなど分かりやすくしてください

noname#209756
質問者

お礼

ありがとうございます。これは説明不足でした。 一方では英語不要で外国語も不要という説もあります。経済的なコストではそのようにいう学者もいます。 アジアの近隣の国が日本語を学ぶのは近くの先進国という意味が多いと思います。ただし、インターネットなど通信や飛行機で頻繁に来るといえば、やはり距離の問題があります。やはり科学の進歩などで距離が近くなったので、近隣との構築で必要なんでしょうか? スペイン語などかなりひろい世界で使われている言語はやはり知るべきでしょうか?それは推奨なのかもしくは(中学高校などの)教育の選択科目にいれるべきものでしょうか? こんな感じです。よろしくお願いします。

関連するQ&A

  • 日本人が知っておくべき隣国の言語ってどれくらい?

    欧州系の言語って、英語が主にビジネスなどで、他の欧州の言語は日本だけでなく世界を知るために必要なものだと思うのです。 現在、欧州で複言語複文化主義が言われているのは、ヨーロッパ市民として自国だけで狭くならず、隣人との理解を深め、あるいはヨーロッパの豊かな多様な言語を維持しようということかと思います。 本来、日本からすると隣国を理解するという意味では韓国語や中国語とかになると思うのですか、どれくらいしっておくべきかと思いますか? 確かアジア地域の国は近くの先進国ということで高校までの選択科目に日本語が入ってたりします。 日本でも 1.仕事で使う人や趣味で本格的にする人 2.選択科目でとる人 3.そのほかの人 などにわけれると思います。 私は3でも入門(初級ではなく)くらい、軽くどんな言語を使っているかくらいは知る必要があるんではないかと思えます。 ハングルだったらなんとなく、文字くらいはうっすら読めるとか本の初歩くらいはとは思うのですけど。 今だともう少し周囲の国の言語を知らなさすぎるように思えます。 いかがでしょうか?

  • 日本語しかしゃべれない日本人

    単調な言語教育政策のおかげで英語一辺倒の使えない、使わないという結局日本語しか話せない人が多いですよね。世界で通じやすいのと欧米圏のみが経済が栄えていた名残だと思います。 昔は文字を読めてなどが教育水準だったとおもいますが、多分今の世界は二カ国語は話せる水準だと思えるのです。 英語が日本語の体系と違って海外と関わるのが少ないというならアジアなんか地理も近く、往来も激しいはずなのでアジアの言語も学んだらいいと思いますし、実際必要になっていると思うのです。アジアの言語はいきなり英語学んで戸惑わせるよりいいと思うのです。EUではお互いの国の理解の必要性からも教えているそうです。ガラパゴス化やひきこもりっぽい国から改善が必要だと思うのです。 どのような言語教育政策が適切かと思いますか。アジアの他の国も日本みたいな政策なんでしょうか。英語一辺倒じゃない言語教育政策って組み合わせ方が難しいと思うのですが。

  • 日本人は外国語を難しく考えすぎているのでは

    日本人は外国語を難しく考えているように思えます。外国語を覚えることは特別でないと考えてます。日本人ほど外国語がしゃべれないほうというのもどうかと思います。 英語というのは英語はヨーロッパの言語の中では確かに文法は単純ですが、ニューズウィークでは、4ランク中上から2番目で難しいほうですね。 原因は本で読んだのですが、0歳の時に使わない音が脳から飛んでしまうからとか、文字と発音が一致しないから母国語とする人ですら文字をかけない人がいるとか。 英語を得意なのは英語に近い言語を使う人々か植民地になった経験がある国だと聞いてます。 子供では日本人がいきなり英語を学ぶんではなくて、まずもっと難易度の低めの言語の入門など学んで外国語を学ぶとはどういうことかの勘をつかめばいいのだと思うのです。 もちろん、一つ外国語学ぶことはやはり大変ではあります。 実際、一般的に実用的なのは英語でまたは中国語だと思います。 リーディングは中国語は漢字で、リスニングだとイタリア語やハングル語は比較的聞きやすいと思ってます。 子供であれば、入門を作るとしたら何語を学んだらいいのでしょうか。 大人としても日本語以外使えるようにとして、 ・イタリア語など聴きやすい言語を習得して、英語にも言語体系など似ているので相乗効果をださせる か。 ・もしくはリーディングで中国語を学んで多少実用的に使うのか といった戦略が思いつくのですが、どう思われますか。 リスニングのほうが脳の処理が単純と言われて、リスニング優位な言語だとなんとなく個人的感想では、試してみたのですが、普段からシャワーしても抵抗感がなく、単語も覚えていける気配を感じてます。 イタリア語を学んでイタリアのヤフーのポータルサイトなど読んだりすれば、楽しめそうです。 私はまず日本語以外を一つ覚えたいです。

  • 大学 外国語学科

    上智の外国語学科を進路に考えている高校生です。 志望理由は、もともと外国が好きなこともあり英語が得意で、副言語も学べることや、ヨーロッパやアメリカの地域文化にも興味があるからです。 しかしただ単に興味がある、学びたいだけで、就職については全く考えていませんでした。 調べてみると、英語ができるだけでは就職に不利という記事をよく見ます。 文化研究者だとか教師になりたい訳でもありません... 外国語学科の方はどのような就職先に行かれるんでしょうか? こんな利点もある、なども教えて頂きたいです。

  • 日本語母語だと第2言語って英語を超えるものがある?

    日本語が母語の人だと英語よりうまくなるものって何でしょうか? 英語は学生で長いこと習って、ほかの言語はふつうしませんけど。 もし訓練すれば、英語は体系など違いますし、たとえばアジアの言語などより上達度は超えるんでしょうか? 超えるとすれば、どの言語なのでしょうか?

  • 国際化と外国語教育

    国際化と外国語教育 こんにちは。何年か前に高校の世界史の未履修問題がありましたが、国際化ということを考えた場合、外国語教育も重要ではないかと思います。 公立の中学では英語の授業が週3コマですが、少なくないでしょうか? それから、日本でも英語以外の外国語の需要も高まっているのに、高校でも英語以外の外国語に触れる機会はごく限られています。身近な例では私の住んでいる地域に訪れる外国人は英語の話せない人の方が多いので、折角英語を知っていても外国人とコミュニケーションがとれないことが多いです。 ヨーロッパでは中等教育でも普通に2、3ヶ国語習いますし(ヨーロッパの言語が互いに似ているので 習得しやすいというのもあるでしょうけど)、お隣の韓国でも高校では第2外国語を習います。 日本では、中学、高校と外国語は英語一本でもロクに話せるようにはなりませんよね。 そこで質問です。日本の外国語教育は 遅れているというか貧弱ではないでしょうか?小学校から週1時間半分遊びのような英語の授業を導入したところで あまり意味がないような気もします。 これでは 国際化の波に対応できないような気がします。

  • 英語をなぜ学ぶ?日本語をどう思う?

    現在、日本では義務教育として英語を教えています。 それは、なぜでしょうか? 昔の日本は欧米などの先進国から様々な情報や文化を輸入し、近代化を目指すためにも英語や外国語教育が必要でした。 しかし、今では日本も先進国の一つです。 それならば、英語を義務教育にする必要はあるのでしょうか? また、日本の人は日本語に誇りを持っているのでしょうか? とても気になります。 よろしくお願いします。

  • シンガポール 英語教員は外国人?

    シンガポールは現地語のほかマンダリン、英語が学校で使われ、3リンガルも珍しくないみたいなのですが、特に英語教員は外国からネイティブを雇ってるのか現地人でやってるのか知りたいです。現地人でやってるなら例えなまりはあっても凄い?!と思いますし、国の政策といえど外国から雇ってるならかなりお金が必要になります。どうなんでしょう?他のアジア諸外国の第二言語を英語にしている国に現状でも知りたいです。日本の学校の第二外国語教育の手がかりにもなりそうです。私もカナダのモントリオールという3リンガル4,5リンガルの地域に住んだ事ありますが、ヨーロッパ言語系地域とアジア系地域のそれはだいぶ違うと思います。

  • 日本での第2言語(外国語ではなく)

    日本で英語は外国語であって第2言語ではないですね。旧イギリスの植民地でもないですし、そうかと思います。日本では方言がかなり通じなくても共通語も話せると通じますね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E8%A8%80%E8%AA%9E                 (wikipedia 第二言語) ここでの解説からすると日本語と英語の距離も遠いですね。 かといって、意思疎通は現在は英語が言語の中で一番多くの人とできますね。 日本の人で、個別に第2言語になりうるって何語がありえるでしょうか? 学生時代にある国に留学していた。海外で働いた。よく特定の国に行くし、そこに知り合いも多い。リタイア後海外移住したなどもあると思いますが。

  • 阪大外国語学部について

    今年から大阪外国語大学との統合により新設される大阪大学外国語学部についての質問です。 1、統合前の大阪外国語大学は、入試のときに北米地域文化専攻、中・北欧地域文化専攻などというように、専攻言語別(地域別)に分けて募集していましたが、阪大外国語学部は、外国語学科1つだけの募集となっています。専攻言語は、入ってから好きな言語を選ぶということなのでしょうか? 2、大阪大学外国語学部外国語学科の試験科目は発表されていますが、それの配点は発表されているのでしょうか?(探してみましたが、見つかりませんでした) 3、他に統合前と統合後で変わると予想されることはありますか?(偏差値が統合前の大阪外大より上がるだろう等) 以上の3点が質問です。回答していただけるとありがたいです。