• 締切済み

共振回路におけるコンデンサのQ値の影響

共振回路においてL、C単体のQ値が高くないと、共振によるQ値が正しくでないと考えられます。 例えばLのQ値が100、C1のQ値が100の場合は回路全体のQ値も、100程度まで測定できると考えています。 しかし、例えばここにQ=10のコンデンサC2が付いた場合、全体のQ値にどのような影響がでるのでしょうか。 C1に比べ、C2が充分容量が小さい場合、無視できると思うのですが、どの程度影響するのかの計算方法がわかりません。 どのくらい影響するのか、その計算方法を知りたいです。

みんなの回答

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.3

例示の場合なら、  C1 の Q1=100 → 並列コンダクタンスを G1 として、Q1 = G1/ωC1 = 100 → 100*ωC1 = G1  C2 の Q2=10 → 並列コンダクタンスを G2 として、Q2 = G2/ωC2 = 10 → 10*ωC2 = G2 両者を並列につなぐと、C=C1+C2, G=G1+G2 だろうから、合成 (加算) 後は、  Q = (G1+G2)/ω(C1+C2)  = (100*ωC1 + 10*ωC2)/ω(C1+C2) = (100*C1 + 10*C2)/(C1+C2) になりそう。 何やら、Q1=100, Q2=10 の容量比による加重平均?っぽい結果です。 これで L と C (C1+C2) の Q へと戻れます。   

  • angkor_h
  • ベストアンサー率35% (551/1557)
回答No.2

Lの等価回路はL+r(直列)で表され、QL=wL/rとなります。 一方、Cの等価回路はCとrの並列で表され、Qc=wC/rとなります。 コンデンサのQが想定される値であるならば、 その周波数に対応したwCとQからrを逆残して等価回路を描けば、 共振周波数だけではなく、前後周波数での応答も計算できます。 QLは、wLとrに掛かる(分圧される)電圧の比がQになります(Vrが損失)。 一方QCは、1/(wC)と1/rに流れる(分流する)電流の比がQになります(Irが損失)。 この関係から、QL=wL/r と Qc=wC/r はご理解いただけると思います。

回答No.1

このあたりが参考になるでしょうか? https://www.yuden.co.jp/jp/product/tech/basics.pdf 具体的な計算方法はコイルやコンデンサの等価回路から導いていけば良いと思いますよ。

関連するQ&A

  • LCR共振回路のコンデンサをバリコンにした場合

    LCR直列共振回路のコンデンサをバリコンにした場合、バリコンの容量を変えることによって、回路全体の実効的なLやRが変化することは無いのでしょうか? 言い換えると、バリコンの可動電極が動くことによって、回路全体のLやRは影響を受けないのでしょうか??

  • 直列共振回路 Q値

    直列共振回路 Q値 直列共振回路についての問題です。R、L、周波数fは一定であり、Cが可変であるとします。 (a)共振するためのCの値、C0を求めなさい。 (b)共振時の電流Ioおよびコンデンサの両端の電圧Vcを求めなさい。 (c)|Im|=Io/√2となるコンデンサの容量をC1、C2とする。このとき、Q値が次式で近似されることを示しなさい。 Q=2C0/(C2-C1) (a)(b)は自力で解きました。 (a)ω=2πf=1/√(LC0)よりC0=1/4L(πf)^2 (b)|Im|=Em/√(R^2+(ωL-1/ωC)^2)   (a)のとき、|Im|=Io=Em/R Vc=Io・1/jωC0=-2πfLEm/R 問題は(c)なのですが、とりあえず条件に合うよう立式しました。 |Im|/Io=√2 ⇔ωL-1/ωC=±R +RのときのCをC2、-RのときのCをC1としたら、 2C0/(C2-C1)=2πfL/R+r/2πfL …(1) ここで、Q=√(L/C0)/R=2πfL/Rであるから、(1)に代入して、 2C0/(C2-C1)=Q+1/Q となってしまいました。何か考え方がおかしいのでしょうか。それとも「近似」されるから良い(Qがおおきな値だから1/Q→0)のでしょうか。どなたか教えてください。

  • 共振回路とQ値について

    電気回路を勉強していて躓きました。 共振回路ではω=1/√LCのときにコイルとキャパシタのインピーダンスが逆向きで大きさが等しくなるため、電源側から見るとアドミタンスが0で抵抗のみがつながっているように見え、流れる電流が極値をとるということはわかったのですが、 並列共振回路においてコイルにのみ損失がある場合、 --L--r-- ---C--- ・共振周波数ω=1/√LC ・回路のアドミタンスが0 ・電流が極値をとる の3つの条件を同時に満たせなくなってしまうために、共振の条件として何を採用したらよいかがわかりません。 損失rが小さいためどれを採用しても実際の値では大きな差は出ないと思うのですが、素子の定数r,C,Lが具体的な数値でなく文字で与えられた場合はどれをもとに解いていけばよいでしょうか。 Q値に関しても同様で、 ・電源から流れ込む電流とコイルに流れる電流の比(並列共振) ・電源から流れ込む電流とキャパシタに流れる電流の比(並列共振) ・Q=1/ωCr ・Q=ωL/r 上のようにコイルにのみ損失がある場合、これらのどれを採用したらよいか上と同じような疑問があります。 また、上の回路において損失が電源の周波数に依存する場合について、これらの条件は変わりますか? (例えば添付画像のように損失が(ωM)^2/Rで表わされる場合) 質問が多くなってしまってすいません。 よろしくお願いします。

  • コンデンサ自身が持つQ値とは?

    共振回路ではQ値というものが重要になってきますが、 コンデンサ自身もQ値をもつという話を聞きました。 これはコンデンサの等価回路を書いた時に直列か並列でインダクタや抵抗をもつということを意味するのでしょうか? コンデンサは単純に容量しか持たないはずなのにQ値がどうやって定義されるのかを教えて下さい。 それと同じ容量のコンデンサを用いたとしてもコンデンサ自身のQ値によって共振回路のQ値が変わってしまうのかについても教えて下さい。 自分なりに調べてみましたが、解説してあるサイトや書籍を探し当てることが出来ませんでした。 どなたかよろしくお願いいたします。

  • 回路の共振についてですが。

    コンデンサCやコイルLの回路を作った場合、角周波数w(オメガ)に依存して共振が起こるというのは具体的にはどういう現象が起きているのですか?回路内のインピーダンスはどのように関係しているのですか?

  • 共振回路の内部抵抗

    先日LC,LCR共振回路の実験をしました。 それで回路の内部抵抗を求めなくてはならないのですが50Ωという非常に高い値になってしまいます。これでいいのでしょうか? 自分の求めた手順は以下のようなものです。 共振角振動数をω_0(共振角振動数はLC,LCRどちらでも同じ値になりました)、コンデンサーの容量をC、回路の内部抵抗をr、LC回路における共振の鋭さをQ_1、LCRでのそれをQ_2とします。 また、LCRで用いた抵抗は20Ωです。 共振の鋭さQはQ=1/(C*抵抗値*ω_0)で定義されるので LC回路においてはQ_1=1/(C*r*ω_0)、LCR回路においてはQ_2=1/{C*(r+20)*ω_0}という式が成り立ちます。 この2式からCとω_0を消去し、整理するとr=20*Q_2/(Q_1 - Q_2)となります。 よって実験をして導かれたQ値を代入すれば出ると思うのですが代入すると50Ωという高い数値になってしまいます。 どこか式変形などが違うのでしょうか?あるいは測定ミスなのでしょうか?それともこれでいいのでしょうか? どなたか助言をお願いします。

  • 損失を考慮した並列共振回路におけるQ値の導出

    共振回路のQ値の導出について リアクタンスの損失を考え、 R-L/R-Cの並列共振回路を考えると、 コイルLに直列接続された抵抗R_LのQ値は Q_L=ωL/R_L・・・(1) それに対し、コンデンサCに直列接続された抵抗R_cのQ値は Q_c=ωC R_c・・・(2) になると拝見しました。 そこで、基礎的な質問で申し訳ございませんが、 上記に示した(1)、(2)式の導出について教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • 共振回路が分かりません

    LCを使った共振回路について教えて下さい。 これは、直列にしても並列にしても単純にLによる誘導性インピーダンスとCによる容量性インピーダンスが等しくなる周波数においてインピーダンスが低下する現象であることは分かるのですが、 なぜそれだけでこのような鋭い共振ピークが出るのでしょうか? 共振周波数からずれた周波数であっても単に電圧の位相より電流の位相が遅れるあるいは早いだけでそこまで利得に影響するとは思えないのですが、どうなのでしょうか?

  • 共振回路について

    共振回路において多くの場合、選択度Qは周波数を変化させてアドミタンスまたはインピーダンスの共振曲線を描いて求めるようですが、 もし周波数を一定としてリアクタンス側を変化させて共振曲線を描きQを求める場合はどのようにすればいいのでしょうか? LとCの積を一定にすれば同じ一定の周波数に固定できる事は分かるのですが・・・ それから並列共振回路、ここでは、LとR(コイルに含まれる抵抗)の直列部分とCが並列に接続されている場合で アドミタンスYのベクトル軌跡は直線になるというのは正しいでしょうか?またCにも抵抗があったとしたらYのベクトル軌跡はどのようになるのでしょうか。 長々と失礼しました。よろしくお願いします。

  • 並列共振回路のせん鋭度Qの求め方について

    お絵かき添付にあるような並列共振回路のせん鋭度Qの 求め方について教えて下さい。 答えは 1/ωCR のようなのですが、なぜそのようになるのかが わからないのでお願い致します。 R:抵抗(Ω) L:インダクタンス(H) C:静電容量(F) です。