宗教に時間銭を突っ込むのはギャンブルと同じちゃう？

質問

宗教に時間や銭を突っ込むのはギャンブルと同じちゃう？
ハイリスク・ローリターンのパチンコと大差ないように
感じる新興宗教
新聞の契約を多く取ったら極楽浄土へいけるの？ｗ
銭を多く上納すれば、輪廻転生、次はアラブの王様かえ？（神さんちゃいまっせ）

宗教にはまる彼ら彼女らは、選挙権という物凄く大切な
権利までもなぜ、宗教上層部（経営者）に捧げる？

新興宗教のどこが魅力？

回答No.6

s_end

「宗教はアヘン（麻薬）と同じ」と言われています。
なぜ、宗教があるか？　それは資本家にとって都合がいいからです。

資本家、というのは労働者が働いてくれて、余剰利益を生み出している、別の言い方では労働者の利益を搾取しているから自分自身が直接労働しなくても、のうのうと暮らしていけるのです。労働者からピンハネしない限り、資本家の取り分はないわけです。

社長の給料はどこから出ているかって？　そりゃ平社員が働いているから出てるんでしょうが。
新入社員だってこんなこたあ、わかってます。もちろん質問者さんもね。

だが、昔は一般的には資本家＝高学歴、高頭脳、労働者＝低学歴、低頭脳、という図式が成り立つので、労働者はこのからくりには気が付かない。よって資本家はいつまでも労働者からピンハネを続けることができる。
ところが世の中が発達してきて、労働者がこういったことに気が付くようになってくると、資本家はまた別の手段で、労働者の目をごまかそうとするようになった。

その一つが、
「死んであの世に行ったら幸せになれる」
という嘘の約束です。

これにはもう少し説明が必要ですね。もう少し説明すると、
「労働者は、死ぬほど頑張って働いているけど、生活が楽にならない。
　資本家は、俺たちが稼いだ金をピンハネして楽々、のうのうと幸せな人生を送っている。
　でも、神様を信じて、懸命にお祈りをささげると、死後、天国に行って幸せになれる。
　この世で労働者をいじめている資本家は地獄に行く。
　だから我々労働者は一生懸命働いて、一生懸命祈りをささげて、まじめに生きていれば、死後は幸せが約束されている。　
　さあ、今日もまじめに頑張って仕事しましょう。」
という概念を、資本家と宗教家が労働者に対して植えつけたのです。

宗教家ってのも資本家と同じく、自分自身では第一次産業、第二次産業的な生産活動は一切しません。
まあ、せいぜい、冠婚葬祭を取り仕切って、宗教的な名目でのサービス料を要求するだけですね。
彼らも、信者や檀家など、寄付をしてくれる人がいなければ、生きていけないわけです。
こういう宗教家にとっては、労働者に宗教のありがたさを教え込んでくれる資本家、ってのはとってもいい営業マンみたいなものです。どんどんお客を連れてきてくれるわけですから。

宗教を信じて熱心に祈りをささげれば天国に行ける、って思うと日々の苦しさから解放されちゃうんですよね。これが有名な「宗教はアヘンである」ってやつですね。

ありもしない天国、死後の幸福と引き換えに、現世では死ぬほどの苦しみに耐えて労働力を差し出してくれるわけですから。

ちなみに、どの宗教でも自殺は悪、としていますが、これも同じ理由です。
ただしストレートに
「お前ら労働者は死ぬほど働け！　
　もとい、
　ただし、死なれると資本家が困るので、お前ら労働者は過労死や将来を悲観して自殺寸前のところまで自分を追いつめて働け！」
って言うとバレバレなんで
「自殺は悪」「自殺すると成仏できない」「自殺者は地獄へ行く」「自殺は神との契約違反」
なーんてライトな脅かしをかけて、自殺させないようにしているんですな。

徳川家康の「百姓は生かさぬように、殺さぬように」というのに通じるものがあります。

30年ぐらい前は会社全体でとある新興宗教に入信していて、社員全員が信者、ってな会社が結構ありましたよ。社員全員が同じ宗教の信者ってことで、社業でもプライベートでも目標が同じなので、その団結力たるやすさまじい。おかげで社業の伸びが半端ない。
もちろん、それに染まらない社員にとっては居心地悪いことこの上ないわけですが、ある程度説得して染まらない奴は自分から辞めるか辞めるように仕向けていたんでしょうね。

最近のブラック企業って、若い社員を使い捨てにするところが多いけど、もう少し知恵を使えばこうやって本当に社員の力を究極までしぼり出させる、「合法的なブラック企業」を作れると思うんだけど、めんどくさいんだろうな。

あ、別にブラック企業や全社員一致の宗教企業に賛成しているわけではないですよ。
まあ、少しでもマシ、という程度の話です。

追伸
上の話を読んで
「あれ、それじゃあ、資本家や、その資本家が連れてくる信者をあてにしている宗教家自身や、その宗教家が抱えている信者の選挙票をあてにしている政治家は、みんな神様なんて信じていない、ってこと？」
と疑問を持たれた方もいるかと思います。

ハッキリ言います。

そうですよ、資本家も宗教家も政治家も、みんな宗教やら神様なんて信じちゃいません。
あくまでも労働者や信者や選挙民から余剰利益やお布施や投票を獲得するために、一緒になって信じているふりをしているだけです。

【話を合わせてくれてるだけです。】

だいたい、政党の幹部なんて、選挙前になったら主だった大宗教団体へどこにでも挨拶に行って
「お宅の信者の票を、わが党にください」
って言うんですよ。本当に宗教を信じていたら、複数の宗教団体を訪れるはずがないでしょうが。
（Ｓ学会を信じてるＫ明党と宗教を禁じているＫ産党は例外ですがね）

そもそも、あの世、なんて存在しませんから！！！

お礼

いつの時代も純真無垢な自分で考える事を
辞めたアホが幸せってことですね！