• ベストアンサー

過剰な農業保護は国益を損なうのでは?

大筋合意を目指したTPP交渉が、また先送りになりました。日本側の農産物への頑なな保護姿勢が大きな原因と言われています。 日本のGDPに占める農産物の割合は約1%しかなく、国からの補助金を差し引けばそのGDPはマイナスとなる推計も国連で出されています。 日本の農業産出高(売上高)は9兆円未満であり、パナソニックの全売上高9.2兆円にも及びません。 農業保護政策をこれ以上続けることは、日本全体の国益にはならないと思うのですが、どなたか納得の出来るご説明をいただけないでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.16

御指摘の通りです。 国益を害してます。それも著しくです。 日本の農業政策は、農家を保護して農業を保護してきませんでした。 そのため、いくら補助金をつぎ込んでも、農業の国際競争力 はつきませんでした。 ウルグアイランド関係だけで40兆円もつぎ込んで、それで 何かの役に立ったのでしょうか。 あれだけの金があれば、素晴らしい科学技術振興も出来たのに、 防衛も充実できただろうに。 無駄遣いも甚だしいです。 1、農家を過保護にして国際競争力を失わせている。   その為、家電や車まで巻き添えを食って攻撃され   日本経済の足を引っ張っている。 2,消費者に高い農産物を買わせている。 3,税金の無駄遣い。   消費者は納めた税金を農家にとられ、かつ   高い農産物を食わされている、というダブルパンチ。 4,それでも農家を保護し続けているのは、ひとえに票が   欲しいからであり民主制を歪めている。 ○米の生産コスト(2010) 日本  1ヘクタール未満  315円 kg     5     未満  188円    15     以上  160円 中国            163円 米国            144円 食糧安保云々で説明する人もいますが、 それなら備蓄すれば済む話です。 原資は、農家に対する補助金で十分です。 それに 農業を自由化しても日本の農業は崩壊などしません。 崩壊するのは、趣味で農業をしているような兼業農家 だけです。 自由化して、税金に寄生している農家を淘汰すべきです。

molluscan
質問者

お礼

おっしゃる通りだと思います。全面的に賛同です。 「趣味で農業」の方にも保護を与えるのは、無駄と思います。 いわゆる家庭菜園的農家の方でも農地である限りその固定資産税は 驚くほど定額です。 私の地元でも、市街化で農地転売が認められ農地で無くなったあとで、 市から請求される固定資産税の大きさに、皆さんびっくりされています。 農地の集約化が掛け声だけで、一向に進まない背景はこの固定資産税 の低率保護にもあります。 「小作農=絶対悪」「資本家は悪者」的な共産主義ゴテゴテの現行農地法 も、農業の大規模法人化を出来なくしています。 「農業は文化、伝統、保水、景観を守るものだ」とか「農業に生産性を求め てはならない」との発言を前政権民主党の山田前農水大臣がしていましたが、 これは本気で農業に従事している人に対して、極めて失礼な言い方だと 思います。江戸時だの「百姓は生かさず、殺さず」的発想です。 このような発言が国のトップから出るから、いつまでも日本の農業は 産業として自立出来なかったのかもしれません。 ご提示頂いた生産コストもそうですが、単位面積あたりの米の収量もカリ フォルニア米に負けていると、農業関係の本で読み驚きました。 私は団塊の世代ですが、学校では「日本の農業の誇る点の一つとして米の 収量が世界一」と教えられました。元気ある農業を復活させるには、国民 みんなが、もっと農業に関心をもつべきですよね。 ご意見有難うございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (18)

  • habataki6
  • ベストアンサー率12% (1183/9774)
回答No.9

食べるのなくて困りませんかね、どこかの国のように事あると ご機嫌悪くなって売らないよといわれてしまいますよ。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • ROKABAURA
  • ベストアンサー率35% (513/1452)
回答No.8

国益を「お金の利益」と考えれば経済の自由化は強い経済を産み 例え人口減少で海外からの移民で 日本人より中国人やアメリカ人の富裕層が増えた将来でも十分強い日本が作られる。 そこでも頭か要領か運の良い者は生き残れるだろうから 今住んでいる若者の大半が老人になって 「あの頃は良かった」なんて結果になろうと国益としては正解という事だ。 本来は経済とは経世済民で民のためにある。 国の民が幸せになるには農業をどうするかが大切だ。 金と技術があって豊か豊かと言っても その影で怨嗟の声を上げている民がいるようじゃ 奴隷時代と大差ないからね。 日本がいつまでも強い経済国家であるという妄想は捨てた方がいい。 2100年には人口が半分になる日本。 その間高齢のお年寄りを生かし 尚且つ出生率を上げて子供を増やさなければ 遅かれ早かれ海外の資本や人材に頼らざるを得ない。 売る製品に日本マークが消えていく しゃべる言葉が英語や中国語になる そんな未来も決して冗談では無い。 そんな世界で民を守らない国家がどうなるかは・・まあ自業自得ではあるな。 人を切り捨てる者は自分も切り捨てられる覚悟があって当然だろう? 自給自足は最低限1年は自国だけで生きられないと 例えば世界的な異常気象や病気によってあっという間に国家が破綻する。 情報の早い現在では食物の価値が桁上がりになるからね。 対処を間違えばそう 国として手遅れとなる。 そして戦争はそれを加速するね。 例えばもし日本が中国と戦争を始めたら で韓国がなぜか共に戦ってアメリカが自国で精一杯で手を控えたら こりゃ食料は来ないね。 食料の無い軍隊は歴史上まず負けるね。 例え直接軍が動かなくともね。 まあ農業に従事する民を守るためと 危機を想定したときの保険と 弱みを突かれない為にある程度の守りは必要だろう。

molluscan
質問者

補足

「民が幸せになるには、農業が大事だ」は同感です。 今現在も国によっては飢饉が発生しており、また世界の人口がこのまま増え 続けてゆけば、世界的な食糧不足が生じると心配されている中で、日本が減反 政策を延々と40年以上続けているのは、どう考えても異常です。 将来の危機を想定した場合でも、いまの日本の農業では「保険」とはなり得ない と思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • lamuse
  • ベストアンサー率19% (44/225)
回答No.7

農業補助金は農家の為にあるのではありません。 農協や日本穀物協会の様な天下り先に資金を注ぎこむ為にあります。 小麦の輸入、農産物の輸入、有機表示のみかじめ料等では足らないのです。 そもそも、日本の農地台帳は公式台帳ではありません。 管理している、農業委員会の職員がこの事実を理解していません。 政府は日本の農地面積も実際に耕作されている面積も正確につかんでいません。 農水省も、農業政策を真剣に改善する気はありません。 ですから、ツジツマの合わない発表をします。 当然の結果です。

molluscan
質問者

お礼

農家の戸数250万弱に対して、農協の準組員をあわせると1000万人とか。 私の地元では、市街化が進むとともに農協はいまや、「農業協同組合」でなく 「不動産協同組合」と言われています。 ご意見有難うございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.5

日本は農業を捨てて工業で発展してきました。 それでも農業を続けている人たちが守られちゃいけないのですか? 普通国の基盤は農業です。 国内で生産しなくても輸入すれば良いじゃない、安いし。 なんて言ってたら外国が輸出してくれなくなったときみんな死にますよ。 もっと農業に力入れてくれてもいいんじゃないかと思います。 ただTPPから守ってくれなくても国が農機買ってくれたりしてくれれば良いのでは…? とも思います(笑) 全く説明になってなくて申し訳ないです…(´・ω・`)

molluscan
質問者

補足

日本は農業を捨ててはいません。 「何が何でも現状維持」のいまの農政では、農業従事者の高齢化で、耕作放棄地ばかり が増え、日本の農業が衰退の一途をたどるのではと懸念しています。米作がそのように なりつつあります。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.4

>過剰な農業保護は国益を損なうのでは? はい。 過剰な農業保護は国益を損ないます。 だからこそ、適度な農業保護で国益を最大化するよう交渉中です。 アメリカとフランスを除く、人口が5000万人を超える規模の先進国は、大なり小なり自国の農業を保護しておりますよ。 市場競争と戦略的な保護策のバランスを見極めるのが難しいですね。

molluscan
質問者

お礼

おしゃるとおり、保護には市場原理と戦略的バランスが大事ですよね。 日本の農政は「保護一辺倒だった」のでは? 大規模家庭菜園の兼業農家の方にも手厚い保護をして、ほんとうに やる気のある少数の専業大規模農家、すなわち本来保護すべき農家の方 への保護育成がなおざりにされたように思われます。 ご意見有難うございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • rikukoro2
  • ベストアンサー率21% (1316/6196)
回答No.3

とはいっいても  日本の農業従事者の多くは高齢層が占めています。 無論再就職なんてかなりきつい話です。  結果失業率の増加による農村部の問題、その生活保護関連も加えると かなりの問題になります。無論支出も増大します  又田んぼなどが減少した分、大雨における保水能力がかなり低下しますので  ダムなどの感慨事業などの新規工事も必要になります。  

molluscan
質問者

お礼

農業従事者の高齢化が、一番の問題です。 いまの農業政策を続けても、高齢化によってほとんどの田畑は休耕地となってしまいます。 若い人にとって魅力ある農業に、しなければ問題の解決にはなりませんよね。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8546/19426)
回答No.2

農業保護を全廃して、農産物が全部輸入になったあと、輸出国が「日本には農産品を輸出してやらん。輸出して欲しけりゃ、○島を寄越せ。○島を我が国の領土と認めろ」って言ってきたらどうする? なので、比率やGDPなんかは無視して、そういうのは関係無しに「ある程度の自給率を維持」しないといけない。 「自給率100%」が無理だとしても、ある程度の自給率の維持が「国益」になるのです。 そして「自給率の維持」には「保護政策」が不可欠。 因みに、「日本には○○を輸出してやらん。輸出して欲しけりゃ○○しろ」って理不尽な要求をされ、それが元で始まったのが、太平洋戦争です。 「食べ物」だけは「国家・国民の生命線」なので、絶対に他国に主導権を渡す訳には行かないのです。 どんなに国家予算を浪費しようが、食べ物の生産だけは、ある程度自給できるように保護しなければなりません。 じゃないと、他国から兵糧攻めにされて、数年で国家が滅亡します。

molluscan
質問者

お礼

安全保障上、食料のある程度の自給率は絶対に必要です。 しかしよく言われる「自給率が40%を切った」の自給率はカロリーベースで、これは日本だけの 計算で、普通は金額ベースのようです。金額ベースの自給率は70%で、英国以上の自給率は確保 されています。 安全保障上ということであれば、日本のエネルギーの自給率は4%前後です。それでも、原発即全廃 の世論があります。 エネルギーを止められれば、日本は数年も持ちません。 ご回答ありがとうございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • nishikasai
  • ベストアンサー率24% (1545/6343)
回答No.1

同感です。 日本人がコメにこだわる気持ちはよくわかるけど、 「日本のコメは聖域で自動車の販売は自由だ。関税をかけるな」 では通りません。 日本が関税をかけられることなく自動車を売りたいのであればコメも自由化せねばなりません。 もちろん強い抵抗はあるでしょうが、日本は全体を考慮して算盤を弾かねばなりません。 議員は農家の票で選ばれて議員になっているので強いことは言えません。国民は言えるのだからそこのところをはっきり言うべきです。 時代は変わりつつあるということです。

molluscan
質問者

お礼

米は農作物売り上げの22%しかありませんが、いつも問題の筆頭にあげられます。 農業経験者のお話では、米作は実働2週間で、兼業農家にとっては一番最適な作物とのことです。 減反政策の中でも、米作りをやめられない大きな原因かもしれませんね。 それにしても米の関税率が778%は異常です。 お回答有難うございました。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 前原氏、なぜTPP問題をFTA問題に矮小化するの?

    GDPで、わずかな農業のために、他の産業を犠牲にするのか?って、前原さんがのたまっているらしいですが、それは、FTAの話ですよね?なぜ、前原さんは、TPPなのに、FTAのように見せかけているのですか? それに、FTAやTPPにした場合、国内のお米や農産物は、日本人は買いつづけるから大丈夫だと言いますが、住めば都、食えば都、ということもあり、少し長い目で見れば、日本人の食文化さえ変えていきかねなく、かならず、日本の農業は、短期的にも、長期的にも、衰退の道を辿ると思います。非常に、近視眼的に思うのですが、前原氏が、TPPに拘る理由は、一体何なのでしょう?

  • TPPに関心が強い方にお聞きします。

    TPPが大筋合意されました。 以下は、リチャード・コシミズ様のブログ記事ですが、 TPPに関心が強い方は御感想をお聞かせください。 TPP大筋合意? 大筋って、何のことですか? 牛筋の親戚ですか? はい、各国閣僚の皆さん、自国に妥結結果を持ち帰って、 議会で片っ端から否決されてください。ISD条項など隠しても無駄ですよ。 TPPの隠された目的は、米国1%が日本を羽交い絞めにして未来永劫、 略奪対象とすることなんですから。 台頭する中露に対抗するには、どうしても、世界第3位の経済規模の 日本をTPPで縛り上げて、米国の足枷、足鎖から逃亡できないようにしておく必要があった。 実質、日米FTAです。韓米FTAでボロボロになった韓国の二の舞です。 世界のGDPの40%を占める巨大経済圏なんて言ってますが、最大の米国のGDPは粉飾まみれ。実際は、中国の半分の経済規模まで零落れている。 TPP以後、日本は農業を根本から破壊され、危険な食物を口いっぱいに 詰め込まれます。日本の田園風景は消え、荒涼たる荒れ野が広がります。 盲腸の手術で、破産します。医療費はGDPの2割に高騰します。 政府は、米国ユダヤ系企業からあることないこと難癖をつけられて、 巨額の損害賠償を支払わされます。それを恐れて、日本政府の政策は、 何を決めるにも、まず、ユダヤ米国企業の顔色をうかがうことになります。勿論、TPPのおかげで日本は米国の草刈り場となり、経済疲弊します。GDPが増えるなど、絶対にありえません。貿易赤字も膨れ上がります。国民の生活水準は、韓国同様、極端に悪くなります。 安倍晋三の自民党は、完全に、米国1%の「出先機関」と化しています。日本を米国の奴隷とすることが、不正選挙で選ばれた偽議員、偽閣僚たちの任務です。100%純正の犯罪者集団です。 「安保法制」のおかげで、国民の多くが、安倍政権の悪辣なる正体に気づきました。この時期にTPPを強行しようと企めば、さらに多くの人の目を覚まします。 ユダ金さん、こんなゴリ押し、うまくいくわけありません。「大筋合意」の上、合意まで100年かかります。勝手にやってください。w ●「TPPで得をするのは国際的な大企業であり、日本も含めた参加国ではない」 「TPPの下では、多国籍企業を中心に投資家たちが政府に対して訴訟を 起こすことができるが、政府は投資家を相手にした訴訟は起こせない。 それゆえ、非常に一方的な制度であり、国内の投資家の利益にはならない特権を外国の投資家に与えることになり得る」 ●国連がTPPのマイナス影響を懸念する声明を発表 日本を含む12か国で交渉が進められている「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)」を含む3つの秘密協定について、国際連合(国連)の専門家グループが「交渉内容の不透明性」や「世論不参加によって偏った条約が制定される危険性」などのマイナス影響を懸念する声明文を表明しました。 ●TPPは農業問題ではない。米国ユダヤ企業が日本を支配する手口である。 *国民が安心して利用可能な安価で公平な医療制度が壊される *ISDでは外国資本の投資から賠償を求められたら、日本政府が そうではないことを立証しなければならなくなる。極めて困難である。 (治外法権やりたい放題に、多国籍企業財閥に、やられる。奴隷化) *それに大事なことは、漁業補助金の禁止は報道されたが、農業、医療、 国立大学などに出される補助金も日本政府は自由に決めることはできなくなる。食の安全も守れない。 ●NHKラジオで、堤未果さんがTPPのISD条項を正しく解説。 「IDS条項はTPPへの出資比率の多い企業が相手国家を訴えて法律を変えて制度を破壊することも可能である。」 どのように対処すればいいかの質問に対し「TPPから抜けるしかない」 ●TPP=ISD=NWO ●TPPの最大の狙いは医療」日本を襲う医療費高騰

  • TPPによって農業改革を行ないます。

    TPPによって日本の農業改革を行います。まずは企業を参入できるようにします。そのままではTPPなどによって日本の農業や農業周辺の従事産業、農村の物流などが壊滅してしまうため、その分は税金で補助して農業を守るそうです。で結果、毎年3兆円近い補助金を農業政策で助成するそうです。これはTPP推進派の方々によるTPP妥結後の日本の農業成長戦略議論での総意です。 これって単なる企業へのバラマキではないでしょうか? お米の価格が下がって、税負担が大幅に増すのでは全く意味がないのでは?

  • 農業

    WTOが日本(各国の)の輸入品目を原則4%まで抑制しようとしていますが、 日本の農産物は国際競争力の前では淘汰されていくのでしょうか、 農業を守るのはだいじだと思いますが、過保護にはなっていないでしょうか? いま現在の感覚で文書をかいてますので、文面に無知な部分もあると思いますが、ご容赦ください。

  • TPP農協はなぜ反対?関税不必要。

    TPP農協はなぜ反対してるのでしょうか? 日本の農産物を海外へ売り込む絶好のチャンスじゃないのですか? 日本はTPPに参加すべきで産業をとるか農業をとるかの二択みたいですがどちらが日本にとっていいのですか?

  • 今後の日本農業について。

    日本の農業経営についての質問です。 日本農業は、今後TPPの締結による関税の引き下げ、撤廃などの貿易自由化が一層進み、国際競争にさらされることが想定される。そうした流れを受けて、現 下の農業政策は、「アベノミックス農政」とよばれ、「攻めの農林水産業」という理念のもとら農業の規制緩和、農業経営の法人化、企業の農業参入などを通じた経営大規模化、効率化、六次産業化、農産物の海外市場展開などを進めるとしている。一方で、今まで日本農業を支えてきた、伝統的な家族農業経営は経営体数では今でも97%程度を占める存在であるが、年々減少の一途をたどっており、農業の将来に不安を抱いている農業生産者も少なくない。 こうした背景を踏まえ、(1)今後の日本農業はどのような方向(低コスト化、高付加価値化、多面的機能の重視、その他)を目指すべきなのか。(2)その場合にどのような農業経営体を育成し日本農業を支えていくべきであるか、家族農業経営は必要とされていないのか。あなたの考えを聞かせてください。

  • 農業の企業化、グローバル化、国際競争

    農業問題に関して「農業を企業化して農産物輸出」とか「農業関税を撤廃して自由化し農業を儲かる産業に」といったことが盛んに言われています。日本は農業保護のための規制が多かったり、大規模経営の企業運営が行われていなかったり、関税によってグローバル化自由化が遅れて国際競争力が欠如しているなどが言われています。 で、思ったのですが企業化を考えるなら、それをやりやすい自由化の進んだ海外で農業経営をやっている日本企業はないのでしょうか? 例えば、物づくり産業はこぞって中国へ進出し中国などを中心とした途上国で工場を作り生産を行っています。これと同じように自由化の進んでいる海外で農業生産を行えば日本企業はもっと儲かるのではないかと思うのですが、そういった事は行われていないのでしょうか?

  • TPP合意する必要があるの?

    http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20140419-00000002-nnn-bus_all TPPがとんでもない方向に進んでいるようです。 日米の合意は難しそうですが、合意する必要があるのでしょうか? 日本はこれだけ誠意をみせたのにアメリカの一方的なごり押しで合意に至らなかったと言うことで席を立って交渉を打ち切った方が日本の国益の為ではないでしょうか?  皆様はTPPについていかがお考えでしょうか?

  • TPP 反対で日本の農業は守れるか?

     私は,昭和46年に農業高校に入学しました。正直言って当時から日本の農業は,三ちゃん農業(いわゆる。母ちゃん,爺ちゃん,婆ちゃんの三人しか実質的には就農しておらず,一家の戸主である父ちゃんは大都会などでの出稼ぎにより,農業をしていない・・との意味ですが) と言われていました。高度成長期により,石油ショックは存在したものの,当時の日本経済は右肩上りでした。 そして,農業政策からの補助金は,現在よりも遥かに多額の資金がばらまかれていたと思います。  しかし,あれから40年以上の月日が経過した現在に顧みると,農業に関しては,結果として何の効果も派生していないと感じます。 今日,農家の戸数が激減していることは明白な事実であり,農業後継者の不在により耕作放棄地も増加する一方です。 日本の農政と農林族と言われる族議員は,今日まで何の為に国民の血税を効果の無い農業に投資していたのでしょうか? 結果的に見ると経済連と全国自治体に存在する農業協同組合の存在だけの為,並びに農林水産省の農水官僚の天下り先確保の為のみに日本農業を保護していただけなのではないかとの思いでいっぱいです。 食料自給率が下がる等と国民各位に対して危機感のみを煽るなどの施策を扇動しながら,さらには地産地消等の名目を広める等,いわゆる場当たり的な宣伝により,消費者の選択の余地に制限するような施策だけで果たして日本の農業が持続できると,農水省の官僚は考えるのか?農林族の政治屋は信じているのか?です。 私の経験からはいずれこのままではTPPなどに関係なく,日本の農業は崩壊すると思います。 私の提案ですが,農業を完全に自由化するべきだと思います。商社等の他の異業種産業の企業も簡単に農業に参入できるようにすれば,農産物及び農用家畜の生産は現在よりも確実に進歩・増大するものと思います。 現在の農家は優先的に企業の行う農業事業会社に就職できる。いわゆる農業従事社員の身分により保護策を考えるべきだと思います。 それを実施するには,既得権益を有する。農水省の官僚をコントロールできるかどうか,又は農業協同組合を廃止できるかどうかだと考えますがいかがでしょうか? 諸外国の格安農産物に対抗するには,日本農業の完全自由化しか方策はないと思いますがいかがでしょうか。その様な方策が完成できれば,輸入過多の日本の食糧事情が逆転するばかりではなく,食糧輸出国家となる可能性は絶大だとの思いです。 諸兄のご意見を伺いたいと思います。

  • TPP

    TPP加入は日本の国益を損なう、と言っている議員や関係者がいるが、高い関税に守られた米、小麦等の食料を買わされている消費者の利益はどう思っているのか。農業保護に国が使っているお金と高関税のために消費者が払わされているお金を毎年、どのくらいか、知っている人がいたら、具体的数字を教えてほしい。