数学の論理構造とは?不安に思う高校生の質問

このQ&Aのポイント
  • 高校生の数学に対する不安について、数学の論理構造について解説します。
  • 数学の答案においては、十分性または必要十分性が担保されていることが重要です。
  • 微積分まで進んでも論理の基本をおろそかにすることはないので、安心して学習を進めてください。
回答を見る
  • ベストアンサー

数学(論理構造)

わたしは高1で、数3の微積分まで履修をすすめたのですが、ここまあ?でやってきて、自分が肝心な事が全くわかっていないのではないのかという不安に駆られたので、質問します。 数学の答案においては、十分性(AならばBが成り立つ)ということが担保されて、議論が進んでゆくのでしょうか?(つまり、十分性がなりたてばよい) もしくは、必要十分性が担保されて、議論が進んでいくのでしょうか?(つまり、必要十分性が成り立たなくてはならない) 微積分までやったのに、問題の必要な論理構造とはなにか?という数学の基本をおろそかにしていました。 また、教科書の論理の部分を読んでも、そのような事は全く書いておりません。 教えてください。

  • tjag
  • お礼率43% (282/650)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • itshowsun
  • ベストアンサー率41% (15/36)
回答No.4

十分性も必要十分性もまずは横において 論理構造というのを考えましょう。 論理学には論証というものがあり、これが論理構造にあたります。 ここで重要となってくるのが、「推論規則」です。 古典論理(命題論理、述語論理)には推論規則は一つしかありません。 すなわち、 「Aが真、A→Bが真ならば、Bは真である」 これがモーダス・ポネンスです。 論理構造とは、公理系と共にこの推論規則を使うことです。 A→Bは単なるAとBの含意演算にしか過ぎません。 そこに留まることなく、 推論規則を使って論証を進めなければなりません。

その他の回答 (3)

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.3

ここでお尋ねなのは、問題の論理構造じゃなくて、答案の論理構造でしょう。  「必要条件、十分条件」は P⇒Q という形の論理式でだけ意味を持つ用語です。  P⇒Sを証明するために、P⇒Q、Q⇒R、R⇒Sをそれぞれ証明する、というのはひとつのヤリカタです。が、他にもいろんな証明のやりかたがあり得ます。たとえば、A∧P⇒Sと¬A∧P⇒Sを証明してもいいんだし、もちろん¬S∧Pが矛盾であることを証明しても良い。  しかし、「条件X(x)を満たすxを求む」というタイプの問いであれば、それが求めているのはP⇒Sの形の証明ではなくて、{x | X(x)}という集合を尋ねている。だから、「必要条件、十分条件」という話には収まりません。  ANo.1の補足にある例(1)はどうか。酷い問題です。というのは、式が恒等式(任意のxについてこの等式が成立つ)なのか方程式(あるxがこの等式を満たすかも知れない)なのかを明示していないからで、こんな不注意な出題をするボケは教師落第である。  でもこの例はご自分で作った(あるいは抜き書きした)んじゃないでしょうか。その際に、上記で指摘した肝心の話が抜けてしまった。  さて、もしこれが   xに関する恒等式 ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21が成り立つ時、a,b,cを定めよ。 という問題であるなら、それは   {<a,b,c> | ∀x(ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21)} を尋ねています。つまり、求められているのは、任意のxについてこの等式が成立つ(恒等式)という条件を満たすような3つ組<a,b,c>全部の集合であり、しかもこの式が恒等式にならない<a,b,c>は一切含まない集合である。  任意のxについて式が成立つというんだから、xにテキトーな値を代入してみればa,b,cを算出することができる。でも、もっと他の<a,b,c>があるかも知れません。なぜなら、いくら「定めよ」なんて尋ねられていても、本当に「定まる」かどうかは保証の限りじゃないんですから。もし他にも<a,b,c>があるなら、全部を答えなくてはいけない。一方、「条件を満たす<a,b,c>は1通りしかない」というのなら、その場合も確かに1通りしかない、という事を証明する必要があります。  さらに、そ(れら)の<a,b,c>が実際にこの式を恒等式にする(任意のxについて成立たせる)ことを証明しなくちゃいけません。どんなa,b,cを持ってきても式が恒等式にならない、ということだってあり得るんですから。  これら全てが   {<a,b,c> | ∀x(ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21)} を答えるということに含まれていますんで、全部やってなきゃ減点されても文句は言えません。  ちうわけで、おそらくお困りのポイントは「必要条件、十分条件」ばかりではなく、「任意のxについてP(x)(∀xP(x))」と「あるxがあってP(x)(∃xP(x))」の区別にもあるんじゃないでしょうかね。

  • shuu_01
  • ベストアンサー率55% (760/1366)
回答No.2

補足を拝見し、僕にはきちんと答える知識がなかったみたいです そこで、逃げるようですが、 Yahoo! 知恵袋に類似した Q&A を見つけました 数学の問題において、 十分性の確認 とはどういう意味ですか? またどういう問題でそれをするのですか!? http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1486573289 これは具体例で説明しているので、tjag さんの疑問、解消しませんか? | (1)ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21 | が成り立つ時、a,b,cを定めよ。 | →適当な値をxに代入して | (この場合では、x=-1、3、0)a,b,cを求める。 | 3つのxについて成り立つa,b,cにすぎないから、 | a,b,cがこれこれの値をとるとき、等式が成り立つとは限らないから | 十分性を確認しようとするが、異なる3つの値を3次以下のxの | 多項式に代入して成り立つから、十分性は担保される。 | この場合必要十分性が成り立つ 「十分性は担保される」って意味わかりませんでした ただ、x の2次式が、異なる3つの x の値で等しければ、 それらの2次式は等しいと言って良いのですよね (いくつかググったけど、探し出せませんでした) | (2)√(x^2+2)=4のとき、両辺を2乗して、 | x^2=14⇔x=±√14 | x=a⇒x^2=a^2は成り立つが、 | その逆は成り立たないから、十分性を確認する。 両辺を二乗する前に、両辺が正であることを確認したら、 必要十分条件で論理を進めてることになるのかと 思ってました これ以上の追加質問は僕にはよくわからないので、 他の回答者にお任せします

  • shuu_01
  • ベストアンサー率55% (760/1366)
回答No.1

> 数学の答案においては、十分性(AならばBが成り立つ) > ということが担保されて、議論が進んでゆくのでしょうか? > (つまり、十分性がなりたてばよい) 数学の問題を解く時、問題文にいろいろ条件が示され、 A(← 問題文)ならば 、B(←解答)が成り立つ) というように議論を進めます 問題文が十分条件で、解答が必要条件です 解答が A= 5 とかだったとして、 A = 5 となるような問題文は無限に作れるので、 問題文は必要条件ではありません

tjag
質問者

補足

数学の答案では、AならばBがなりたてば、次に議論を進める。ということでしょうか? 抽象論だけではあまりよくないので、わたしが数3までやってきて、論理構造が関係していると思う簡単な例を書きます。 (例) (1)ax(x+1)+bx(x-3)-c(x-3)(x+1)=6x^2+7x+21が成り立つ時、a,b,cを定めよ。 →適当な値をxに代入して(この場合では、x=-1、3、0)a,b,cを求める。 3つのxについて成り立つa,b,cにすぎないから、a,b,cがこれこれの値をとるとき、等式が成り立つとは限らないから十分性を確認しようとするが、異なる3つの値を3次以下のxの多項式に代入して成り立つから、十分性は担保される。 この場合必要十分性が成り立つ (2)√(x^2+2)=4のとき、両辺を2乗して、x^2=14⇔x=±√14 x=a⇒x^2=a^2は成り立つが、その逆は成り立たないから、十分性を確認する。

関連するQ&A

  • 数学の答案の論理構造

    (前回の質問内容) 数学の答案の論理構造として、十分性が成り立っているから、次の行へと話が進んでいき、最終的に答えが出るのか? それとも必要十分性が成り立つから次の行へと話が展開していき、最終的には答えが出るのか? (今回の新たな内容) そもそもこのような疑問を抱いたのはある問題集に次のような記述が見られたことでした。 (本の記述) 数学の問題を解くということは、問題文に対して、必要十分条件を答えることです。もっといえば、必要十分条件の中から、1番コンパクトな形態をしたものを答えというのでしょう。 問題を解く際、解答では、毎行毎行同値変形を繰り返し、答えという名の必要十分条件へと至ります。 (疑問点) 最初わたしは、A⇒Bが成り立てばよいAがBの十分条件でありさえすればよいと思っていたのですが、そもそも必要性議論し尽くされなければ、十分性へと進んではならないとのことでした。 必要十分というのは、あえて、A⇒Bの形を無視して考えると、(そのほうが凡庸性が高い)議論がし尽くされた状態ということですが、毎行の同値変形の繰り返しというのはつまり、議論を十分に尽くして、次の議論へと進んでいる。ということなのでしょうか?

  • 数学(答案の論理構造)

    十分性が担保されていることと、必要十分性が担保せれていることはもちろん異なる。 卑近な例で申しわけないですが、人間⇒哺乳類は成り立ちます(人間であることは哺乳類であることの十分条件) しかし、哺乳類⇒人間は成り立ちません。(人間であることは哺乳類であることの必要条件ではない) 数学の答案では、必要十分性を担保しなくてはならないのか、十分性の担保だけでよいのかどちらでしょうか?おしえてください。

  • 高校数学 論理的に不十分

    『x,yについての連立方程式sinx+coy=a・・・(1),cosx+siny=b・・・(2)が実数解を持つための条件をa,bを用いて表せ。』 という問題を私はまず式(1)と式(2)の両辺を二乗して足し合わせ sin(x+y)=a^2+b^2-2/2 -1≦sin(x+y)≦1だから -1≦a^2+b^2-2/2≦1 ∴ a^2+b^2≦4  と解答したら、論理的に不十分だということで大きく減点されました。 ここで質問なのですが、 質問1 私の答案は何処が論理的に不十分なのでしょうか? 質問2 このような数学の論理上の誤答を避けるにはどうしたらよいでしょうか? ご回答宜しくお願いします。

  • 高校数学の答案の論理構造について質問があります。

    高校数学の答案の論理構造について質問があります。 ある参考書に問題を解くとは問題文の条件に対する必要十分条件を求めることだ。 という記述がありました。 これが混乱のもとになっています。 今まで僕はA(与えられた条件)⇒B、B⇒C… といったかんじで必要条件を次々求めていくという意識で問題を解いていました。 しかしこの参考書に書いてあることは必要条件だけでは答えとして、適切ではないということでした。 なるほど確かに答えの条件を緩くすれば究極な話、xの値を求めよという問題で「xはなにかしらの実数です」と答えれば今までのやり方で正解になってしまう。 まるで有名な警部の犯人は10代から20代、または30代から40代の男か女といったような全く意味のない答えになってしまうなぁと思いました。笑 ところが問題を解いていくとどう考えても同値変形では解けない問題がでてきます。 例えばx=3-√5 y=3+√5のとき√x-√yの値を求めよという問題ではどうしても答えは必要条件だけになってしまい、解が適切かどうなのか調べようがありません。 この場合どうすれば良いのでしょうか? このように必要条件だけを問うている問題は最も適切な必要条件?を求めるという意識で解けば良いということでしょうか?

  • 「数学A」「数学B」とは何でしょうか

    高校の数学の教科書で、「数学A」とか「数学B」とかは何でしょうか。 それぞれ何年生で履修するのでしょうか。

  • 数学で構造そのもの、モデルそのものを考えるとは

    過去に似たような質問をしていると思います。御容赦ください。 論理学などの文脈で、 自然数N、実数Rの構造は一階述語論理では特徴付けれない 書かれているのをモデル論側からの視点としてよくみるのですが、このモデル、構造というものをどうやって直接議論して扱うのでしょうか(つまり完全に間違い、勘違いと思うのですが、形式体系で扱うことができないのがモデル、構造と思ってしまっているのです、なのでどうやって厳密に扱うのがわからないのです)。 というより言語上で特徴付けれないのになぜ、同型でないモデルが複数あるとわかるのでしょうか? これは絶対的に、形式体系では自然数の構造が決まらないということではなく、 形式体系における相対性、つまりある形式言語上では特徴付けられる(一意に決まる)が、ある言語上では一意に決まらないということを言っているのでしょうか。 モデルというものを扱うことは、なにか心の中の自然数そのもの、実数そのもの、集合そのもの全体を参照する必要のあることに感じ、怪しいものと見えてしまいます。 実際にはそうではなく、形式体系と同じレベルの厳密さをもってモデルについても議論ができるはずだとは思うのですが、その具体的方法がわからず、ずっと勘違いをこじらせてしまっています(つまりモデルを使った議論は心の中の対象に訴えるような哲学的で怪しいものといった誤解がとけません...)。 この方面に明るい方、お暇でしたらご教授お願いします。助けてください。

  • 論理式について

    数学で使用する論理式は、例えばA→Bには例外はありませんが、日常ではAならば十中八九BだけどB'のこともあるよね、というのが普通で、そのあたりの事情を考察した論理学があると聞きました。高校の数学は理解している前提で、できるだけ分かりやすい教科書を紹介してください。 授業やテストや受験(しませんけど)には関係ありません。暇なときに回答していただければ嬉しいです。

  • 論理の追求について

    私は現在高校三年生の者です。 大学では数学を専攻することを予定しています。 他のどんな教科よりも数学が好きなので、 生涯数学を続けられたらいいなと思っています。 本題に入ります。 数学について偏差値だけでいけば、そこそこの偏差値は 取れるつもりでいるのですが、 必要条件十分条件についての論理を苦手にしている様に思います。 問題を解く時に「ここは十分性を問われているから…」 と考えることは出来るのですが、 まるで体の感覚に任せているようで、 問いが必要としているとき以外はあまり気にかけていない ような気もします。 是非、条件について呆れるほど緻密な本や参考になるもの があれば教えていただけないでしょうか? とりあえず下記の問題集はほどほどに理解した(つもり?) 状態なので、  (論理を気にかけない人が理解したというのも難ですが、   その中の問題なら解けるという意味でお願いします)  「数学を決める論証力」「教科書」「4STEP」  「解法の探求II(部分的に)」  「新数学問題演習」「最高峰の数学へチャレンジ」  「数学オリンピック過去問(中途まで)」 これ以外のものにして頂けると光栄です。

  • 数学が大嫌い

    高1男子です。 数学が嫌いです、全然分かりません。 僕は特に苦手な教科は数学と国語なんですが、 理数科ということもあり基本毎日数学があります。 しかし、なかなか授業で理解できず、予習復習に多くの時間を費やしてしまいます。 数学が嫌いで、やる気も湧いてきません。 数学を好きになれる方法はありませんか。 そういった本を見かけた事があるのですが…そんなことで好きになれるんでしょうか

  • 量子力学の非論理について

    四つの力を統一する統一理論の構造は 論理構造でないと いけないように思うのです。論理構造ですと 今までの物理理論が包含され あるいは今までの論理(数学など)との整合性がとれ 自然科学(物理学はその基礎)は論理で表明された ことの証明になると思うのです。 しかし、ご存知のように量子力学は論理構造ではありません。排中律、無矛盾律になってないのです。矛盾を含んだ構造は 非論理特有の任意のシステムが追加され証明されるのです。ところがある条件下では量子力学に従ったと考えられる物理現象が観測再現されており 工学的応用、あういは物理学的応用は 幅広いものです。将来はもっと広がると思われます。 自然科学は論理構造で説明されなければならない というシナリオからは 量子力学は発展途上の物理学となります。 一方、再現性など工学的、実用的に問題なければ物理学として問題ない のではないか、必ずしも論理構造の物理学でなくても いいのではないか、という説もあります。この場合は 非論理であっても再現性などを重要視する 物理学を 再検討、再構築(量子力学をベースにした)する必要がある と思われます。その延長には自然科学の見直しまで含まれます。今 見直しが されつつあるとは思われませんが。 さて 上の議論を踏まえての質問ですが 量子力学は非論理物理学として確立されたものと考えていいのでしょうか、あるいは 論理に従う形になるべきものでしょうか。ご指導よろしくお願いします。