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課税の水平的公平と垂直的公平

こんにちは。 今、とある試験のために過去問を解いていて、ふと疑問に思う事がありました。 課税の水平的公平と垂直的公平の定義に関する事なのですが、過去問には、 水平的公平:等しい経済状況にある人々は課税のうえで等しい取扱いを受けるべきであるとするもの。 垂直的公平:異なる経済状況にある人々は課税のうえで異なった取扱いを受けるべきであるとするもの。 とありました。私には、どれだけじっくり読んでみても2つの定義の意味するところが全く同じに見えるのです。双方共に、垂直的公平の定義に思えてしまいます。 垂直的公平を満たす税の典型例として所得税がありますが、所得税では、等しい所得水準の人々(等しい経済状況にある人々)は等しい税率(等しい取扱い)を課されますよね…? 私の認識に誤りがあるのか、考えてみましたがわかりません。 どなたか詳しい方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると幸いです。

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回答No.1

水平的不公平、垂直的不公平 を考えればわかるのでは。

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