ストリーマ理論と電子雪崩について

このQ&Aのポイント
  • ストリーマ理論とは、円錐状の陽イオン柱が放電路に形成され、陽イオン柱において電子雪崩が発生する現象です。この雪崩現象は絶縁破壊につながる可能性があります。
  • ストリーマ理論の図では、二次的な電子雪崩が陽イオン柱内で留まるように描かれていますが、実際には電子はすぐに陰極側に取り込まれます。
  • ストリーマ理論と電子雪崩を説明する際には、「電子雪崩が放電路内を広がる様子は、雪崩が山肌を滑り降りる様子に似ている」と表現することがあります。雪山の斜面の高低差は電位差を表し、陽イオンは何かを表現することはありませんが、電子の密度が高いことは放電路内の陽イオン密度が高いことを意味します。
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ストリーマ理論、電子雪崩について。

ストリーマ理論、電子雪崩についてお聞きしたいことがあります。 円錐状の陽イオン柱(電極の陰極側で陽イオン密度が高い。)が放電路に形成され、陽イオン柱において電極の陰極側から陽極側に向かい二次的な電子雪崩が順次発生する時、絶縁破壊に至るのは陽極側付近での電離によって生まれた電子が陰極側に取り込まれていく間だけですか? 二次的な電子雪崩で生まれた電子はすぐに陰極側に取り込まれてしまい、そこに留まるわけではないとわたしは考えてしまっています。(わたしが見かけたストリーマ理論の図では留まっているように書かれていたように思います。) 加えて、ストリーマ理論、電子雪崩について知らない方に説明する時に、この様子を表現する良いたとえのようなものはありますか? また、雪崩をイメージとして使う場合、雪山の斜面の高低差は何かを表現していますか? 雪が電子を表現しているとすると、陽イオンは何に表現されていますか? 電子、陽イオンの密度が高いというのはどのように表現されますか? 分かりづらい質問で申し訳ありませんが、教えて下さい。宜しくお願いします。 (お手間でなければ、参考文献等を教えていただけると大変有難いです。)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ninoue
  • ベストアンサー率52% (1288/2437)
回答No.1

ストリーマ理論 電子雪崩 等でサーチすると詳しい図や計算式などを含んだ解説が見つかります。 例えば次等 http://eeic09.dip.jp/index2.php?plugin=attach&refer=%E9%9B%BB%E9%9B%A2%E6%B0%97%E4%BD%93%E8%AB%96&openfile=2.pdf

inmspironm
質問者

お礼

ありがとうございました。参考にさせていただきます。

inmspironm
質問者

補足

OKWave FAQや教えて!goo ヘルプなどを参考にしたところ投稿した質問の訂正をするには補足のところに書くとのことでしたので書かせていただきます。 質問文の陰極と陽極はすべて反対になっていました。(×陰極→○陽極、×陽極→○陰極)すみません。 また、ストリーマ理論や絶縁破壊についてはご回答くださった方の内容が大変参考になりました。それと同 時に、私の質問内容が分かりづらいどころか見当違いの質問であったと反省しました。すみません。

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