t検定における有意差とは何を意味するのか?

このQ&Aのポイント
  • t検定について学んでいる際、計算したt値がt分布表の対応する値より小さくなった場合、有意差はないと言えます。
  • 有意差とは、平均値の差が統計的に有意であるかどうかを表す概念であり、平均値の差には標準偏差の影響があることも考慮されます。
  • 有意差がないとは、比較している2つのグループの関係が統計的に変化せず、差が偶然的なものであるということを意味します。
回答を見る
  • ベストアンサー

t検定における有意差について

いま、学校でt検定について勉強しています。 t値を自分で計算した結果、t値の絶対値がt分布表の対応する値より小さくなりました。 これは有意差が無い。ということになりますよね? ここまでは良いのですが、そもそも有意差とは何を意味するのでしょうか。 例えば、Aの平均が150、Bの平均が100だとします。この時、AはBより大きいです。 しかし、標準偏差はAが50、Bが60だとすると、Aが100、Bが160になることがあると思うんです。 この時、AはBより小さくなります。 こういった、A,Bの関係が変わってしまうような差を有意差というのでしょうか? また、有意差がないというのは、A、Bの関係性は変わらない。ということですか? いろいろ、調べたのですが、よく分からなかったので質問させていただきました。 初歩的な質問でしたら、すみません。 お教え下さるとうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • takurinta
  • ベストアンサー率71% (64/90)
回答No.1

平均の差の検定というのは、Aの平均とBの平均についての大小関係しか言っていません。 AとBの大小関係が変わらない、というものではありません。実際の各個体ではむしろ、混ざり合っているような場合が多いです。ご指摘の通り、Aで100, Bで160のようなケースはあると思います。 AとBがくっきり分かれているなら、検定するまでもなく差は明瞭です。 有意差がない、というのは、Aの平均とBの平均が違うとはいえない、ということです。実際の平均値自体はもちろん異なることのほうが多いですが、平均同士の差の大きさがばらつきに比較して小さい、ということです。

関連するQ&A

  • 有意差検定の種類について

    群データA 49.21、標準偏差 2.10、分散 1.03 、n=10 群データB 58.37、標準偏差 4.49、分散 13.13、n=9 というデータがあります。 このデータ群を比べて、AとBに有意差があり異なるものなのか、 AとBに有意差がなく同じものなのかを調べたいのですが、どの有意差検定を行ったらよいかわかりません。 t検定を行おうと思ったのですが、その前提であるF検定に合格せず等分散でないと証明されてしまいました。 できればエクセルで計算できるように関数も表示していただけるとありがたいです。

  • 統計学のF検定、T検定、有意差について

    統計学のF検定、T検定、有意差について教えてください。 ●F検定…分散の有意差を求める検定。有意差がない=等分散 ●T検定…等分散なデータ同士の有意差を求める検定 F検定を行う→等分散であればT検定を行える 【例】 データA、B、CについてF検定を行う。 データA、B間に有意差なし。その他の間には有意差あり。 よってデータA、Bは等分散。 データA、Bの平均値についてT検定を行える。 という認識で合っているでしょうか? ご回答よろしくお願いします。

  • 有意差検定

    個々の計測値のわかっているA群(83.3、78.5、94.7、・・・・・)と平均値、標準偏差のみわかっているB群(80.0±3.0)で、統計学的有意差を検定する方法はありますでしょうか。用語の使い方も不正確かもしれませんが、すみませんがよろしくお願い致します。

  • t検定について

    A) サンプル数 300  平均22.5  標準偏差4.00 B) サンプル数 1400  平均23.0  標準偏差5.90 のt 検定を」というご質問が出されていました。 私も興味ををもって解いてみましたが、best answer に選ばれた回答も出されておりましたが、ヒントであって、解は出ていませんでした。 次のようなことでいいのでしょうか。ぜひともお教えいただきたいので、よろしくお願いいたします。 この問題は仮説検定のうち、2つのサンプルの平均値に差があるかどうかを検定する問題だと思いました。 帰無仮説は 2つのサンプルの平均値には差がない」とします。 両群の平均的な分散は   ((300-1)*4^2*(1400-1)*5.9^2)/(300+1400-2)=31.50 このとき検定統計量は t=0.5/√(31.5(1/300-1/1400))=1.40 この問題では自由度が1698となり、分布表からは正確な数が出ませんが、正規分布になるときの数とから、有意水準5%なら 1.9779~1.9600 の間にありそうですので、検定統計量のほうが小さいと判断できると思いました。 よって「帰無仮説を棄却するすることはない。」と結論しました。 このようなことでいいのでしょうか。特に自由度が1698で分布表から具体的な数がきっちり求められないので、他のやりかたでなければならないのでは?と不安を感じているのですが。

  • 「有意差検定」とは

    「有意差検定」「統計学的有意性の評価」とは、どうすればよいのでしょうか。 平均値、標準偏差、標準誤差が求まっているので、以下の手順を踏むとよいと調べたら出てきました。 が、何をどうすればよいのかわかりません。 (ちなみに今回行った実験は、マウスに局所麻酔薬を注射して痛み刺激を与え、痛がらなかった回数を記録する、というものです) ① 仮説設定: まず、研究の対象に応じて帰無仮説(H0)と対立仮説(H1)を設定します。例えば、2つのサンプル間の平均値に差があるかどうかを検定する場合、次のように設定できます。 帰無仮説 (H0): 2つのサンプルの平均値は等しい。 対立仮説 (H1): 2つのサンプルの平均値は等しくない(または、ある特定の差がある)。 ② 統計検定の選択: 2つのサンプル間で平均値の差を評価する場合、独立な2標本t検定が適しています。ただし、データの性質や仮説に応じて、他の統計検定を選択することもあります。 ③ t検定の実行: 選択したt検定を実行し、結果を得ます。t検定は、2つのサンプルの平均値の差が統計的に有意かどうかを評価します。結果には、t値(t-statistic)とp値(p-value)が含まれます。 ④ 結果の解釈: 得られたp値を帰無仮説が成立する確率と比較します。通常、あらかじめ設定した有意水準(例: 0.05)と比較して、p値が有意水準未満であれば、帰無仮説を棄却し、対立仮説を採択します。これは、2つのサンプル間に統計的に有意な平均値の差があることを示唆します。 どんな些細なことでも教えていただきたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。

  • T検定? 有意水準を求めたく、T検定について調べています。

    有意水準を求めたく、T検定について調べています。同じ被検者のデータに対し2種類の評価方法で評価しました。その時の有意差水準を求めたいと思っています。 分かっているのは、それぞれの平均値、標準偏差、データ数(評価回数)のみです。またデータ数(評価回数)は同じ数です。 このような時はどのようにして有意水準を求めればよいのでしょうか?また有意水準を求めることは可能でしょうか? 初心者でほとんど検定についての知識はありません。 よろしくお願いいたします。

  • t検定における有意差ありとは?

    t検定において、有意差ありという結論になった場合、具体的には、どのような場合のことなのでしょうか?(それぞれのデータが正規分布であることが前提である場合についての話です。)

  • t検定についての疑問

    2群の母平均に差があるかどうかを検定するためにt検定(独立した2群のt検定)を使います。 今、2群のそれぞれの平均、標準偏差、標本数は分かっています。(もちろん標本のです) A群とB群とします。例えばA群の平均は64だとします。B群の平均は58だとします。 t検定を行って有意差があるという結論を出したのですが、これは2群の母平均に差があるということは言えるのですが、「Aの方がBより母平均が大きい」と言っていいのでしょうか????? 「差がある」ことと、「どちらが大きいと言い切ること」は別問題でしょうか? もし別問題なら、Aの母平均>Bの母平均を言うためにはどうしたらいいでしょうか?

  • 有意な差があるか?

    統計のレポートの問題で悩んでいます。次のような問題です。 A高校の1年生100名に知能検査をしました。偏差値の平均は52.8であることがわかった。 この高校1年生の100名の知能検査の偏差値は、全国の高校生と比較して平均的といえるか? (両側検定)平均的といえない場合何%水準で有意といえるか。知能検査の偏差値の平均は50、 標準偏差は10であることがわかっている。 選択肢は (1)A高校1年生と全国の高校生の知能の偏差値に差はない。 (2)5%水準で有意な差がある (3)1%水準で有意な差がある。 (4)0.1%水準で有意な差がある。 わかりやすく解説していただけるとうれしいです。

  • 3群の有意差検定について

    初めて質問致します。 統計学については素人ですので、的外れな質問でしたらすみません。 現在、A・B・Cの3群についてある値を算出し、その値によって3群が分類できるかどうかを検討しております。 A・B・Cはそれぞれ標本数が異なっており、対応はありません。 等分散性の検定→分散分析→多重比較という手順で以下のように行いました。 Levene検定(有意差なし)→一元配置分析(有意差あり)→Bonferroni検定 Levene検定(有意差あり)→kraskull- wallis検定(有意差あり)→Bonferroni検定 この検定方法(特にBonferroni検定の採用)は正しいのでしょうか。色々調べてみたのですが結論が出ないので質問させていただきました。 ご教授よろしくお願いします。