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人間は何故、発ガンするのでしょうか?

kagakusukiの回答

  • kagakusuki
  • ベストアンサー率51% (2610/5101)
回答No.5

 回答No.3です。 >”癌は遺伝します”  私は別に遺伝しない等と述べた覚えは御座いません。  細胞において、癌化を防ぐための機能は複数存在しておりますし、仮にそれらの機能に関わる多数の遺伝子が全て変異してしまって役に立たなくなったとしても、細胞が無秩序に且つ際限なく増殖し続ける事が可能となるためにも、やはり複数の特定の遺伝子の変異が起きる必要があります。  従って、細胞が癌細胞に変化するためには、幾つもの遺伝子の変異が重なって起きる必要があります。  そのため、それらの癌化のために必要となる遺伝子の変異の内、1つか2つが起きていたとしましても、それだけでは細胞は癌化しませんので、健康に暮らす事が可能です。  そして、その様な癌化に必要な遺伝子の変異の内の一部だけが、偶々、卵子や精子等の生殖細胞の遺伝子に起きていた場合、その卵子や精子から生まれた子供の全身の細胞中には、癌化に必要な遺伝子の変異の一部が最初からあるという事になります。  癌化に必要な遺伝子の変異の一部を生まれながらに持っているという事は、普通の人の場合よりも、より少ない遺伝子の変異が起きるだけで癌になってしまうという事です。  そのため、その様な遺伝子の変異を受精卵の段階から持っている個体は、生まれながらにして癌になる確率が高い体質となります。  全身の細胞中に癌化に必要な遺伝子の変異の一部があるという事は、当然、その個体の生殖細胞中にも同じ遺伝子の変異があるという事ですから、その遺伝子の変異は、その個体の子孫にも受け継がれる事になります。  その結果、一般よりも癌になり易い体質が、子孫にも遺伝し続け、癌に罹る個体が多く現れる家系となる訳です。

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質問者

補足

大腸がんに於いて ”セツキシマブ””パニツムマブ”と言う抗がん剤を使う事があります。 ところがこの薬の使用注意書きのところに 「k-ras」遺伝子検査をやった後、十分吟味してから お使い下さい」と書いてあるそうです。 「k-ras」遺伝子検査で陽性のときは上記の薬が効きません。 効かないとわかっている薬を患者に投与して、患者は副作用で ヒイヒイ言って、おまけに高額の薬代を払わされて 保健医療を圧迫して、厚生省が注意書きを書くのも当たり前です。厚生省はこの検査の保険適用を認めており¥6,000かかります。 この状況でも、「k-Ras」遺伝子検査をやらない医療者がいたら その医者は、傷害罪の罪に問われるだろう。 大腸がん学会は良いほうで、乳がん学会、胃癌学会 肺がん学会、肝臓癌学会、腎臓癌学会、膀胱がん学会 すい臓がん学会等多くの学会では遺伝子検査をやっておりません。 情けないというのが私の感想です。

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