• ベストアンサー

オランダはどうして農業立国になれたのか?

オランダは、人工的に野菜を作り出す農業立国として成功しましたが、 日本ではこれをお手本にしてなぜできないのでしょうか? 採算は,とれているので成り立っていると考えられますが、 どのように採算をとっているのでしょうか? それを日本に当てはめてできないのでしょうか? 農地改革とか、地主がどうのとかそういうことでできないでいると思いますが、 そんなことはナンセンスだとなぜ気づかないのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.1

 最新の知見に基づいた優れた論文があります。ご要望は、これで解決できるのではないでしょうか。特に、最後のページあたりが重要。 http://www.nochuri.co.jp/report/pdf/n1307re1.pdf  改まって付け加えることもありませんが、両国の違いをいくつか挙げてみます。 1)競争戦略 人口5億のEU市場を対象に、特定少数の品目を集中的に供給していること。換言すれば、穀物などは域内から輸入できる。安全保障上、自給率を高める必要がない。   たとえば施設農業では、切り花、トマト、パブリカ、キュウリがほとんどである。 2)加工貿易 輸出額の多さが注目されているが、カカオを輸入してチョコレートを輸出するなど、食品加工が多い。 3)選択と集中 能力が劣る農家は淘汰され、20年で農家数は半減している。勝ち残った農家では、純所得と同等以上の補助金を受け取っている。 4)ITを使いこなす知識がなければ生き残れない。 5)日本でいう農業のことだと考えるのは誤解のもと。実態は植物生産工業で、いわゆる農業立国ではありません。

cleanenergy
質問者

お礼

ベストアンサー

その他の回答 (2)

回答No.3

>オランダはどうして農業立国になれたのか? 山が無くて平地だけの国土だから。

cleanenergy
質問者

お礼

ベストアンサー

  • PU2
  • ベストアンサー率38% (1101/2843)
回答No.2

周りが海なのと周りの国との物価差が大きいので成り立ちませんね。 中国と韓国など近隣国の物価が日本より高いのなら成り立ったけどね。 あとオランダは近隣国と仲がよい(持ちつ持たれつ)っていうのも大きいです。 ヨーロッパの場合は国をまたいで働きに行くのは普通の光景だからね。 あなたの意見を通すのなら日本人も中国人も同じ条件で国を行き来し 働けるようにならないとダメだね。 ヨーロッパの場合はうまく分担していると考えた方がいいと思います。 つまりオランダのしていることは安いもの(飼料など)を安い国から 調達してそれを使って他国から集めた安い作業員を駆使し加工して 消費の大きい国へ輸出している形です。 オランダ人はホワイトカラーとしてそれを取り仕切っているだけ。 まるで日本の大手製造業ですよね。 重要なのはコスト面をカバーするくらいの高い価格で売れる場所が 近くにあることと安くつくれる労働者が近くにいることです。 ちなみにこれと近いことは日本の都市近郊農家では行われていますよ。 安い外国人研修生を使って千葉とか茨木とかでは野菜を生産し近くの 野菜加工工場で加工し物価の高い東京や神奈川へ売りに出すという形です。 日本でもそういう農業している人はそれなりの収入を得ているね。 日本で問題になっているのは都市部には遠く、最低賃金以下で働く 安い労働者の確保が難しい(つまり日本人しかいない)田舎の農業です。 都市部に売りに行こうにも運送代が日本人が動く為高くつき飼料など 資材購入も高くつくそして近くに安い外国人研修生はあまりいない その上、土地はいびつな形をしていてやりにくい。 そんな田舎の農業がやり手がいなくなって困っているのです。 この面で日本に当てはめるにはかなり難しくなってしまいます。 まぁーTPPで安い労働面が人材交流の自由化などで実質確保できれば 多少はよくなるかもしれませんが飼料や肥料や輸送費はどうしても 高い人件費である日本人がからむので難しいでしょう。 やるのなら近隣に日本のいいなりで生産してくれて必ず日本へ食料を 供給してくれる仲のいい農業生産国を作ることだと思います。 その点で考えても日本は今、お隣と仲が悪いので難しいし それにできたとしても日本の農業改革というよりもただの輸入商社って 事になっちゃうね。 だからこれからは日本人が他国で農業指導した上、日本人好みの 農産物を生産し輸入する事に力を入れる企業は増えると思っています。 だってその方が日本で農作業するよりも儲かりそうだからね。

cleanenergy
質問者

お礼

ベストアンサー

関連するQ&A

  • 農業

    農業は、大規模経営でないと、難しいですか?本州に比べて北海道の農家さんは裕福に見えます。北海道的大規模経営をしていかないと、今後農業でやっていくのは難しいですか? 一概には言えないと思いますが、北海道の農家さんは裕福に見えます。家も立派です。大規模農家さんが多いようです。祖父が本州で農家をやっていました。戦前は地主みたいなかんじでかなり農地を所有していたそうですが、農地改革でだいぶとられたと聞いたことがあります。これだけ手間暇かけても、一個何十円だとぼやいているのも聞いたことがあります。農業ではやっていけない、継ぎ手もおらず、耕作放置地も多いとかの話も聞きます。 以前に北海道の農家さんのもとで働いていました。たらたらしてんじゃねぇ、本州とは違うんだ、雪解けとともに始まり雪が降る前にはおわらせなきゃいけねぇんだと怒鳴られたことがありました。常にピリピリしていました。 その時は、は?本州に失礼だろうとは思いました。 その後本州の東北地方でも農作業の仕事をしたことがありました。大規模農家さんで、主にキャベツを作っていました。大規模だし、北海道みたいな感じかと思っていたのですが、北海道に比べると、やはり少しのんびり感がありました。農家なんて、つかわれていた方がいい、やっていられない、などの愚痴も聞きました。 本州でも農業をやっていくには、ある程度北海道式になっていかないと、難しいと思いますか? 最近引越しをした際、ガスの開栓の際、ガス屋さんと無駄話をしていました。北海道の農家は裕福だから狙ったらいい、というようなことを言われました。本州とは大違いだと思いました。

  • 農業改革は、山林も含まれていますか?

    農業は農地解放で破壊されましたが、林業も、労働者の賃金が高くなったため、山林地主は伐採すればするほど大赤字です。 また労働者は、海外からの安い木材でパッケージになってる家を買うようになったため、日本の木は二束三文となり、山は荒れ放題となっています。

  • イオンの農地バンクは、イノベーションをうむか?

    イオンの行っている農地バンクというものは、イノベーションを生むでしょうか? 使ってない農地や使い手のいなくなった農地、荒れ果てて手付かずの農地を買い取り、やる気のある農業者にレンタルしたり貸し出したりするという形のようですが、法人などもイオンを通じて例えば野菜工場として使ってもらったり、農業に興味のある若手を起用してややこしい地主などのことを考えずにできるシステムを構築したことは、今後の日本の農地をめぐる懸念も新たな道を発掘したのではないでしょうか? 民主党岡田幹事長などと通じているイオンですから、こういうところでないとやっていかれないものでもありますから、イオンと岡田党首が繋がっていたということも追い風だったのではないでしょうか? 農地作付け面積が広い北海道では、なかなか担い手がつかず、山間の広島地方や岡山地方でも老人の農地の後のそれを継ぐ若手が育っていないので、イオンからの人材バンクとしても役立つのではないでしょうか? やはり、イオンの幹部にも農業に知恵のある者を起用しているので教える体制も整っており、土地も豊富にもっているし、人材も確保していける見込みが立ちやすい状況にあるので、マッチングもうまくいきやすいのではないでしょうか? 作付け面積にしても、イオンでは、大きな土地を持っているイメージもあり、イオンときけば、安心して若手も入ってきてくれるので、めんどうな道具などもイオンを通じて借りたりすれば使い勝手もよいのではないでしょうか? イオンは、農地をレンタルすることで、マージンもうまれますし、やる気のある若手が来てくれれば、農業改革もうまく進みますし、そこに岡田幹事長も絡んでいるとなれば、日本の農業文化も新しいものになっていくのではないでしょうか? なにかと地主のことなどを筆頭にめんどうな手続きや土地の問題などがありますから、進めたい農地改革もすすむにすすめられなくて、不利益な状況が続きました。 その無意味な雁字搦めの状況を打破したのがこのイオンの農地バンクではないでしょうか? トラクターなどの手配もイオンが担い手になれば、井関農機などの分野にも経済がまわることになり、経済波及にも寄与していくのではないでしょうか?

  • 自民党の無策な農協の改革農業を大規模化に、何か策を

     昨今の、米の要望書による自民党の無策な、農協の改革、農業を大規模化に、何か策を考えられないものでしょうか ? 農協改革を手始めに、農家は先祖伝来の土地を手放し、農作物の原価を下げるため、大規模農業を目指さなけれはならなくなりました。 日本は、先進国だから、後進国と違い、農業の現代化は可能と評価されたのです。 自民党は、米価の補助金を出して農家の票をまとめていた、その票田、まさに票田を、失うのです。 さて、そうなると、農業の改革です、原価低減、大規模化です。 日本の農地は、大規模農業をするためには、傾斜地を造成して、耕地整理をしなければ、水田の水は溜められません。 だから、大規模の水田にするためには、不可能に近い耕地整理が必要なのです。 どうしたら良いのでしょう。 一例として、スプリンクラーで水をまき、稲の品種改良で水田で無くても収穫できるようにする。 どうしても、水田が必要なら、海外で水田に合う土地を買って、農業を経営する。 こんな事を考えてみました。 政府も、何もビジョン無では、この政策が成功するとは思えません。 どんな方法が考えられるのか、教えて下さい。

  • 農業委員会と不動産利益の監視

    地主所有の農地(不動産)の貸し借りは、なぜ農業委員会(社会主義者?)を通さないとならないのか?

  • 世界の農業補助金

    世界主要国の食糧安全保障に対する取り組みを知りたいと思います。 主要国の農業の助成額を教えていただけますでしょうか? どういう指標で比較するのが良いでしょうか、農業GDPあたりの助成額の比較が良いでしょうか? オランダなどは、日本と違い植物工場の電気代天然ガスが半分助成されていると聞きます。 日本の米、野菜は、ざっと小売価格の何割程が補助金でまかなわれているのでしょうか?

  • 日本の農業改革

    よく日本の農業は改革が必要だ!と言われていますよね。私も漠然とこのままじゃいけないのだろうなとは思っているのですが、知識の不足で具体的な話が分かりません。そこで質問です。 1.具体的に日本の農業の問題点は何なのか? 2.どのような改革が必要なのか? 3.長年改革が必要と言われながらなぜ実行に移せないのか? 以上の3点です。詳しい方の回答お待ちしております

  • 「小作5:自作2:地主3」の比率は公平だったのか?

    農地改革時に買収及び売渡の業務を行ったのは、各市町村に設置された農地委員会(農業委員会の前身)です。 農地委員会は、市町村の独立行政員会(教員委員会や選挙管理員会などと同様の行政機関)であり、その委員は、「小作5:自作2:地主3」の比率で公選によって選ばれました。 「小作5:自作2:地主3」の比率は公平だったのか? 小作は得をし、地主は損をする。 自作には利害がないように見えるが、農地改革によって地主を壊滅させ、小作を零細農家にすることで自作が一番の土地持ちとなる。 実際は、小作、自作7:地主3の対立構造だったのではないか?

  • 農業への企業参入について様々な規制があると聞きます。

    農業への企業参入について様々な規制があると聞きます。 さて、水耕栽培のような野菜工場の場合も同じでしょうか? また野菜工場を作った場合、その土地の税金は農地として取られるのでしょうか?

  • 農業で独立するにはどれぐらいの資金がいりますか

    40歳代後半です。 少ないですが、相続した農地をもっています。 ただし、農業スキルは殆どありませんし 農業機械は、耕耘機さえありません。 兼業農業ではなく、能ぎょぅで独立開業するには どのていどの開業資金が必要でしょうか・・・ できるでけ少ない資金でできる野菜の露地栽培とかはどうでしょうか