バイポーラオペアンプ使用時の発振防止方法は?

このQ&Aのポイント
  • バイポーラオペアンプ使用時の発振防止方法について、質問者は電子回路の制作に関してほとんど知識や経験がない素人であり、特定のオペアンプを使用するとノイズやボリューム調節時のノイズが発生する問題が発生している。バイポーラオペアンプ使用時の発振防止のために試した方法としてボルテージフォロワ回路の変更や帰還抵抗の追加、帰還回路へのコンデンサーの追加があり、しかし改善しなかった。位相補償や180℃の意味について理解がなく、J-FETとバイポーラの違いも理解していない。
  • バイポーラオペアンプ使用時に発生する発振やノイズの問題は、ボルテージフォロワ回路の変更などいくつかの方法で対処することができるが、質問者はこれらの方法を試しても問題が改善されなかったという。また、位相補償や180℃の意味、J-FETとバイポーラの違いについての理解が不足しているため、これらについて学ぶ必要がある。
  • バイポーラオペアンプを使用した回路で発生する発振やノイズの問題について、質問者はボルテージフォロワ回路の変更や帰還抵抗の追加、帰還回路へのコンデンサーの追加などの方法を試したが、問題が解決しなかった。さらに、位相補償や180℃の意味、J-FETとバイポーラの違いについての理解も不十分であるため、これらについて学習する必要がある。質問者は初めてwebでの質問を行っており、説明不足な点があると謝罪している。
回答を見る
  • ベストアンサー

バイポーラオペアンプ使用時の発振防止方法は?

質問内容は表題の通りです。 詳細を書きますと、電子回路の制作に関しては知識も経験もほとんどない素人なのですが、webにあった回路図を元にヘッドホンアンプを作ってみました。 完成後無事に動作はしたのですが、特定のオペアンプを使用の際に不具合が生じます。 2回路j-FETオペアンプ(LME49860)を使用する分にはノイズや大きな歪みなど無かったのです が、バイポーラオペアンプ(muses02)を使用するとボリュームを最小にしていても 『ブーンンンン』といった音が鳴ったり、ボリュームを特定の位置に合わせると『ザザッ』といったノイズが発生します。 素人なりに調べたところバイポーラオペアンプ使用の場合、ボルテージフォロワ回路は 発振するとありましたので[図1]から[図2]に変更してみましたがノイズの音が変わっただ けで、発振の改善はされませんでした。 ただ単にボルテージフォロワをやめて一段目の オペアンプと同じ構成にすれば直るかな? と、基準抵抗(2.2kΩ)と帰還抵抗(10kΩ)にして みましたが理屈など何もない変更ですので 当然改善はありませんでした。 後日、テキサス・インスツルメンス社のアプリケーションノートなるものを見つけ対応策を読み、muses02のデータシートを照らし合わせてみたのですが、位相補償や180℃の意味がわからず頓挫しています。 添付画像(図2)の変更点を一旦やめて、帰還抵抗の追加と、帰還回路から入力回路へコンデンサーを使い接続する形で良いのでしょうか? 仮にそうだとしても、位相補償の意味、必要性、180℃の意味、それからJ-FETとバイポーラの大まかな違いついても理解するに至ってませんので、これらをご教示いただけるか参考文献をご紹介いただけると助かります。 webで質問等をするのは初めてなので説明不足など至らない点はあると思いますがよろしくお願いします。

この投稿のマルチメディアは削除されているためご覧いただけません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.1

ご質問は、 1.JFET入力のOPアンプとバイポーラOPアンプの違いが知りたい 2.位相補償の原理を知りたい(ボルテージフォロワは発振しやすいのか) 3.具体的にヘッドフォンアンプを完成させるための対策を知りたい ということでしょうか。 まず、1のJFETのOPアンプとバイポーラのOPアンプの決定的な違いは入力バイアス電流の大きさの違いです。JFETタイプは1nA以下がほとんどですが、バイポーラ型はだいたい数10nA以上です。細かい点はいろいろ違いますが、上記がメインの違いです。 今回の用途ではこの違いは全く無いと言っても良いでしょう。 2.バイポーラはボルテージフォロワが発振しやすい、ということもありません。ボルテージフォロワは100%負帰還をかけたアンプですから、帰還量が一番多く、その意味では一番発振しやすい回路構成であるとは言えますが、OPアンプのタイプで差が出ることはありません。(超高速OPアンプなどは別) 位相補償の原理は解ってしまえば明快なことなのですが、きちんと理解するのは、この程度の文字数の解説では難しいでしょう。肝は、ナイキストの発振条件に合致するかしないかです。低周波では負帰還であっても、周波数が高くなるに従って位相が遅れ、どこかの周波数で位相が180度(℃ではありません)遅れると、180度というのは逆相のことですから、これはもはや負帰還ではなく、正帰還になってしまいます。(ナイキストの発振条件の一つを満足してしまう) そのときにアンプと帰還経路を一巡する「ループゲイン」が1だとナイキストの二つ目の条件を満足することになります。 「ゲイン余裕」、「位相余裕」というキーワードで検索してみてください。 3.具体的にどうすれば発振が止まるかですが、まず第一にOPアンプの電源にパスコン(バイパス・コンデンサ)はちゃんとついていますね。muses02は5MHzくらいまでゲインがありますので、パスコンもこのくらいの周波数でコンデンサとして働くものを最短の配線で接続する必要があります。パスコンは原理図などでは省略されていることがありますが、実際に作るときは必須です。(1uFくらいの小さい積層セラミックコンデンサを使えばこのOPには十分ですが、念のため数10uFのアルミ電解コンデンサも並列にしておきましょう) パスコンが正しく接続されているのに発振するとなると、原因究明はそれなりにやっかいです。まず、 ●無負荷でも発振するのか。(音としてではなくオシロスコープの波形として見る必要がある) ●ただの抵抗負荷でも発振するか(ヘッドフォンと同じインピーダンスの抵抗を負荷としてみる) ●フォロワの方の出力合成抵抗(見えにくいが多分47Ω)をはずしても発振するか ●帰還抵抗を合成点からではなく、初段OPの出力から取っても発振するか ●各OPアンプのマイナス入力端子の配線が長くないか(対GND静電容量が大きくないか) このあたりを情報を集めれば原因が見えてくる可能性が大です。 いずれにしても、この回路は少々危ういところがあります。出力ブーストのためと思われますが、ボルテージフォロワで伝える信号は入力に比例した低歪み信号ではなく、ヘッドフォンの特性とも関係する誤差(歪み)を含んだ信号です。何故なら、帰還抵抗で監視している点ではないところから接続されているからです。(入力に比例するのは帰還抵抗のつながっているところだけです) >添付画像(図2)の変更点を一旦やめて、帰還抵抗の追加と、帰還回路から入力回路へコンデンサーを使い接続する形で良いのでしょうか? この文は意味が解りませんでした。 長くなったので、この辺にしますが、通常はこの手の発振はあまり手こずらずに止められるはずです。

minominorun
質問者

お礼

大変参考になる回答を頂き感謝しております。 恥ずかしながら学生時代は電気と聞いただけで避けて通るくらいの苦手分野でしたので、正直なところ回答を読ませていただいて今の自分に理解出来る部分と出来ない内容がありましたが、少なくとも今の自分に必要な知識は何なのかわかりました。 JFETとバイポーラの大まかな違いについて知ることが出来たのと、今回の件ではその差による物が発振にはあまり関係していないと知れただけに、問題点をかなり絞り込めたので助かります。 >ボルテージフォロワは100%負帰還をかけたアンプですから、帰還量が一番多く、その意味では一番発振しやすい回路構成であるとは言えますが、OPアンプのタイプで差が出ることはありません。 これについては、webで流し読みをして誤った理解をしていた自分に責任があると感じました。 ひとまずボルテージフォロア回路のままで●のチェック項目を順に調べてみたいと思います。 バイパスコンデンサは470uFの他に、高周波特性に優れているとwebで見かけただけですが0.1uFの積層セラミックコンデンサを付けています。 恥ずかしながら、よく理解していななままwebに書いてある通り0.1uFをパラレル接続していますので、なぜ0.1uFなのか、そして何故数10uFをパラレル接続するのが効果的なのか理解出来ていません。 この件は今後において必要最低限な知識だと感じましたので自分でも調べてみます。 ●のチェック項目に関してですが、オシロスコープは今後必要だと感じましたので先日注文したばかりです。 使い方はおろか、見るのも初めての機器ですので使えるようになるまで時間がかかると思いますが、波形により問題点が見つけれるかどうか試してみます。 >●フォロワの方の出力合成抵抗(見えにくいが多分47Ω)をはずしても発振するか これはそのまま試すだけなので出張から帰ったら是非確認してみます。 また、オシロスコープが使えるようになったら、有り無しでの波形についても何か違うのか確認してみます。 >●帰還抵抗を合成点からではなく、初段OPの出力から取っても発振するか これもそのまま試してみるだけなので是非確認してみます。 ただ、これで発振が無事収まったとして、理由はおろか、これによって何故発振するのかしないのか確認のポイントがわからないのと、これをwebで調べる場合の検索項目も残念ながらわかりません。 理解するには時間がかかりそうですが頑張ってみます。 >●各OPアンプのマイナス入力端子の配線が長くないか(対GND静電容量が大きくないか) これは完全に製作するにあたって頭から抜け落ちてました。 電源部回路のGNDは太く短くしていますが、そこから増幅部までの距離はザッと見た感じ4cm位あります。 配線に関しては生プリント基板から次作しており、太さは10mmとなっております。 この長さや太さの単位が適切なのかダメなのかわかりませんが、スペースや回路の関係で太さはこれ以上太くする事は出来ませんが、長さについてはまだ短く出来ますので限界まで短くしてみます。 電気は学生時代専攻していませんでしたので、知識としては中学生レベルくらいです。 せっかく適切な回答を頂いたのに完全に生かせないのが申し訳なく感じておりますが、一つ一つ勉強していきます。 今回は本当にありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.3

またまたtanceです。 GNDパターンは広くて切れ目のないベタでOKです。ここ、間違えないようにしてください。 「15pF以下の容量にしなくてはならない」と言ったのは、OPアンプの反転入力端子とGNDとの間の容量のことです。GNDは広いベタですから、容量を減らすには信号線を細くするしかありません。 そこで反転入力端子につながっているパターンは細くしてください、ということです。 GNDの様子は文章だけからではちょっと解らないのですが、おそらく問題ないと思います。(もっと大パワーのアンプとかD級アンプとか、高周波アンプではGNDのちょっとの配慮の差で性能が大きく変わることがありますが、ヘッドフォンアンプであれば、GNDはそんなにシビアではないと思います) 私も、どの対策で解決するかを知るのが楽しみです。

minominorun
質問者

お礼

tance様 回答へのお礼が遅くなり申し訳ありません。 結論から言いますと、無事発振は収まりました。 ただ、私の無知といった理由から詳細な結果報告は難しいです。 しかし、私の説明できる範囲での報告はさせていただきます。 追伸: 教えてgooのシステムを理解していなかった為、こちらで回答が戴けない状態になってしまいましたので、別の質問にて報告します。 ひとまず今回の発振の件はたいへん参考になりました、ありがとうございます。

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.2

再度tanceです。 パスコンは0.1uFの積層セラミックと470uFの電解コンデンサで問題ないと思います。わざわざ1uFと数10uFに取り替える必要はありません。最近はパワーインテグリティと称して、電源として今までいい加減に扱われていた高周波特性をきちんと定量化する動きが出てきていますが、少なくともオーディオ周波数の、このくらいの規模の回路ではパワーインテグリティを詳しく知る必要はないでしょう。 と、言うことは、この電源はある程度イイカゲンでも動くだろう、ということです。イイカゲンというのはセラミックコンデンサの容量が0.1uFでも1uFでも、もしかしたら0.01uFでも構わず、電解コンも10uF~1000uFなどテキトウでも良いということです。ただ、セラミックコンが無いとか電解コンが無いというと、そこまでアバウトだと発振などする可能性が大きくなる・・・といった具合です。 ちゃんとプリント基板を作って作られたのですね。それなら余程の事がない限り配線長は問題なさそうに思います。 GNDパターンが幅10mm長さ40mmというのはこの手の回路では常識的に言って問題ないレベルです。よく、アナログ回路は特にパターン幅を太くする必要があると思いこんでいる人がいますが、特にOPアンプのインバーティング入力(ー入力)は、対GNDの静電容量を極力小さくする必要があるため、細いパターンの方が発振問題には有利です。 今回の回路では、OPアンプの負帰還側の入力に、対GND容量が約18pFくらい以上あると5MHz内外で発振するでしょう。muses02というOPアンプの入力容量がどのくらいか解りませんが、おそらく2~5pFあると思います。それを含めると外部に許される浮遊容量は10~15pFくらいまでとなってしまいます。15pFというのは、基板厚が1.6mmで材質がFR4だとすると、約22mm角のパターン面積に相当します。パターン長さが10mmあると、幅2.2mmのパターンでは太すぎということです。 上記の議論は、外部に10数pFくらいまでなら容量があっても良い、という事ではなく、10数pFで発振する恐れがある、という事です。これは結構きついですね。そこで帰還抵抗の10kΩに並列に小さな容量をつけて、いわば、入力容量をキャンセルするのです。帰還抵抗に並列にする容量は3.3pF~10pFくらいが適当でしょう。 あとは、帰還点ですね。合成点から帰還するのではなく、初段のOPの出力から帰還すると状況がシンプルになります。ある意味では、この回路構成はOPアンプ2段をとおして帰還していることにもなるので、1段での位相余裕が90度以上ないと発振することになります。muses02の位相余裕は48度だそうですから、2段帰還にならないようにしなくてはなりません。実際は合成抵抗のところで1段目と合流するので、上記のとおりの計算にはなりませんが、危険ではあります。 実験の結果が出たら報告してください。原因を突き止める検討ができると思います。 毎回長文で済みません。

minominorun
質問者

お礼

毎回内容の濃さに感謝しております。 >GNDパターンが幅10mm長さ40mmというのはこの手の回路では常識的に言って問題ないレベルです。 よく、アナログ回路は特にパターン幅を太くする必要があると思いこんでいる人がいますが、特にOPアンプのインバーティング入力(ー入力)は、対GNDの静電容量を極力小さくする必要があるため、 細いパターンの方が発振問題には有利です。 :これには驚きました。恥ずかしながら全く逆の考えをもっていましたので参考になります。 >外部に許される浮遊容量は10~15pFくらいまでとなってしまいます。 15pFというのは、基板厚が1.6mmで材質がFR4だとすると、約22mm角のパターン面積に相当します。パターン長さが10mmあると、幅2.2mmのパターンでは太すぎということです。 :これも上記と同じ勘違いをしていたようで、電源部のGNDパターンは長さ13.89mm×幅6.75mmの長方形にしておりました。 両面基板の裏面に単電源を±に分圧しており、三端子レギュレーターを介してGNDパターンの左端に接続しており、右端には各所からのGND線を1点アースのような形で接続しています(裏面) そして、長方形GNDパターンの中心辺りから表面のベタパターンに切り取った抵抗などの針金を使い接続させ、次に表面のベタパターンから同じように裏面のベタパターンに繋げています。 ベタパターン総面積は約9.6cm2ですが、これは誤ったベタパターンの使い方といった認識で良いのでしょうか? >そこで帰還抵抗の10kΩに並列に小さな容量をつけて、いわば、入力容量をキャンセルするのです。帰還抵抗に並列にする容量は3.3pF~10pFくらいが適当でしょう。 :コンデンサとはこのような使い方もあるのだと初めて知りました。自宅に戻ったらさっそく回路図の変更をしてみます。効果の程が楽しみで仕方ありません(苦笑) >初段のOPの出力から帰還すると状況がシンプルになります。ある意味では、この回路構成はOPアンプ2段をとおして帰還していることにもなるので、1段での位相余裕が90度以上ないと発振することになります。 :こちらも回路図の変更をします。同じく効果の程が楽しみです。 現在出張中で8月中旬まで自宅には帰れないので、せめて自宅に戻るまでに必要な知識と情報を集めておこうと質問しました。 コンデンサによる入力容量キャンセルと帰還点の変更は、素人の私でも大きな変化があると文面から感じましたので特に楽しみです。 変更後の結果につきましては、ここまで丁寧にご教示していただいたので、少し先になってしまいますが当然報告させていただく義務があると考えております。 この度は貴重な時間をいただいて質問以上の回答内容に感謝します。

関連するQ&A

  • オペアンプの発振

    オペアンプの負帰還回路で出力にトランジスタを 接続して定電流回路を組んでいますが、出力が 発振してしまいます。 文章ですが、出来る限り条件を記載しますので 何故発振しているのかについて、ヒントだけでも 頂けませんでしょうか?(当方初心者です。) ・オペアンプはNJU7042F(JRC)、 ・1ピン(+入力)に0~0.5Vを入力、出力は1KΩを介して  トランジスタ2SD2212(ROHM)のベースに接続。 ・オペアンプの電源は5V  トランジスタのコレクタは負荷(LED)を接続  トランジスタのエミッタは分岐しており、  一方は1KΩを介してオペアンプの3ピン(-入力)に接続  もう一方は1Ωを介してGNDに接続。 試した事 1:オペアンプの出力抵抗は0~2.4KΩの範囲で取り替えて   みましたが、改善みられず。 2:オペアンプの+入力が低い領域(0~0.1V程度)では発振しない。 過去ログその他等でいろいろ調べましたが、位相が云々等書かれて いますが基本的知識が乏しいので理解できていません。 オペアンプ及びトランジスタの仕様はアドレスを記載します。 http://semicon.njr.co.jp/njr/hp/productDetail.do?_isTopPage=false&_productId =203&_moveKbn=PRODUCT_DETAIL_MOVE_SPEC http://www.rohm.co.jp/products/discrete/transistor/bipolar/2sd2212/

  • OPアンプの負帰還側の抵抗

    タイトルがちょっと変なのですが、ボルテージフォロワのように、出力を何の抵抗も介さずに負帰還させたオペアンプの負極入力に、抵抗器(1kΩ)が接続されており、その他端がどこにも接続されていない状態というのは、オペアンプに悪影響を及ぼさないものでしょうか。そこがアンテナになってノイズを拾ってしまうというような。 実は、ちょっとノイズに弱そうな挙動をする回路がありまして、その原因をいろいろ探っているのですが、本件のような事実が見つかりました。 もともとこの回路はドリブンシールドを行っていたのですが、組立上困難なため、ドリブンシールドをやめました。そのさい、不要になった抵抗を削除するのを忘れたようです。

  • オペアンプの位相補償

    オペアンプの発振をさせない為の位相補償の考え方について調べています。当カテゴリーで調べたところ『OPアンプなどの広帯域、高利得の増幅回路では、帰還をかけて使用するが、増幅回路自体の位相が180度をこすと、帰還回路から正帰還される為に発振してしまう。このため、適正な利得周波数特性を保つため、回路の一部に補償回路を設けて位相をコントロールして、発振を防止し、安定動作をさせている。』と記載されていました。同じ様な内容は他の文献、ウェブサイト等で見聞きしていましたが、殆ど理解は出来ていません。ボード線図で考えるとわかりやすいとも聞きますがいまいちわかりません。どなたか詳しい方、基本的な考え方からわかりやすく教えて頂けないでしょうか?

  • オペアンプの発振止め

    フォトダイオード用のプリアンプ基板を作成しました。 ・初段のI/V変換回路の抵抗は100kとしました。 ・位相補償用コンデンサを抵抗にパラに入れています。 ・2段目の増幅回路は非反転入力で、帰還抵抗は100kです。 ・増幅回路は1.6kHzのローパスフィルタを形成しております。 上記回路基板にPDを実装し、光量を測定するのですが、 たまに発振が起こってしまいます。プリアンプ基板-次段のインターフェース基板間の配線長が3m程度となります。 これも発振の原因のひとつなのでしょうか。 情報少なくわかりにくいかと思いますが、 発振対策のアドバイスをいただけませんでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • ボルテージフォロワが発振しないようにするにはどうしたら良いですか?

    帯域の大きなオペアンプを使ってボルテージフォロワ回路を組んだ場合で、 被測定対象の容量が大きな場合など どうしても発振してしまう場合どうすれば良いのでしょうか? ボルテージフォロワの帯域を下げるにはどうしたら良いのか教えて頂けますでしょうか? http://focus.tij.co.jp/jp/lit/an/jaja130/jaja130.pdf このページに一応解説がなされているのですが、出来る限り入力インピーダンスを下げずに発振を抑えたいので、 6ページにある3.3の方法がもっとも有効だということになるのでしょうか? ボルテージフォロワの発振を抑えるというか単にローパスフィルタで見えなくしているだけのように思うのですが、 これで最良の方法なのでしょうか?

  • オペアンプの位相補償

    オペアンプの位相補償について教えて頂きたいです。 物理的なイメージでとらえたいと考えています。 (本来は伝達関数やラプラス変換から導かれるかと思うのですが。。) 図1のようなオペアンプでは、文献なんかによると容量の大きなCcをつけることでもっとも基本的な位相補償(発振回避)ができると記載してあります。 私のイメージでは、高周波をCcを介してGND側に逃がすつまり帰還される信号の高周波を遮断することで発振しにくくなる、ととらえています。 その続きとして図2のようにCcを入れることでミラー効果を利用して容量の小さなCcで代用できる、と文献にあります。 これも理解できるのですが、ここで1つ疑問があります。 図2のようになると、Ccを介して高周波が通りやすくなり帰還信号に乗って発振しやすくなってしまうのではないでしょうか? どこの考え方がおかしいでしょうか?

  • オペアンプに電源を入れただけでノイズがたくさん出るのですが・・・

    オペアンプを使って電流電圧変換器を作りました。 帰還抵抗値は10kΩ、パスコン容量は10pF、帰還容量は1pFです。 これをスペクトラムアナライザで見てみると入力段に何も信号を入れなくても、大量のフロアノイズ及び周期的なノイズピーク(凡そ100kHzおき)に出ています。 この原因は何なのでしょうか? こんな簡単にオペアンプが発振するとは思えないのですが・・・ いろいろ考えてみたのですが、分かりませんでした。 どなたか知ってらっしゃいましたら教えて下さい。

  • 発振回路の振る舞い

    発振回路についてその振る舞いの質問です。 文献によると、CRを使用した位相型発振回路では特に入力信号は必要とせず、電源をONにしたときのノイズが元になり、どんどん増幅し、トランジスタが飽和した段階で増幅が頭打ちとなり、発振の状態が続くとあります。また、そのときの出力波形は綺麗な正弦波となってます。 そこでハテナ?ですが、発振の元になるノイズは振幅もまちまち、周波数もまちまちのぐちゃぐちゃで汚い信号と思います。正弦波のノイズは想像できません。しかし、この汚いと思っているノイズがもとに増幅・発振して綺麗な正弦波が出力されます。通常、増幅は入力の比例した相似形の出力信号が現れるものと思っているので、ハテナ?となります。考え方をご教示ください。 また、文献によると、オペアンプを使用した無安定マルチバイブレータによる発振は、方形波が出力されています。先のCRを使用した位相型発振回路では正弦波出力なので、なぜ違いが出てくるのでしょうか。考察するに、無安定マルチバイブレータで使用するオペアンプは内部に2つのトランジスタがあり、お互いにON/OFFを交互に繰り返し、そのたびにトランジスタのスイッチング作用が現れるため、出力は方形波ということなのでしょうか?たしか、スイッチング作用はトランジスタのベース電流をゼロにしたり、飽和させたりしてON/OFFさせ、そのため出力が方形波になると解釈しています。 あっているでしょうか。 以上2点に関し、ご教示願います。

  • 発振回路の解析

    発振回路でどうしても分からないことがあるので教えてください。添付画像のようなトランジスタを使った3点接続発振回路で等価回路を使って電流帰還率を計算すると画像のような式が得られるのですが、実際の回路では図の赤線の部分に抵抗Reを入れて帰還量を調節したりするのですが、この場合Reによってトランジスタの入力抵抗はRi+hfe×Reとなります。この値をRとして帰還率を計算すると結果としてReは電流帰還率の式に含まれないことになります。これはどう考えてもおかしいと思うのです。Reを大きくしていくと帰還率が下がり発振が停止するポイントが出てくるはずなのに式ではそのようにはなりません。これはどういうことなのでしょうか? ちなみにReを入れて帰還率を最適に調整する方法は参考書に書いてありました。

  • OP-アンプの発振に関することに関して教えて下さい。

    OPアンプは高周波帯において、出力側で位相が遅れた成分が入力側に戻ることで、ポジティブフィードバックの状態になり発振してしまう。帰還容量を増やすことによって位相余裕を増やしてやることで 発振しないようにすることが出来る。 ということに関してなのですが疑問があります。 ・帰還容量を増やすということは高周波側の成分の帰還量を増やすということに相当するわけですが、 となると帰還容量を増やすと逆に発振を促進することにはならないのでしょうか? ・コンデンサの特性として位相を送らせるというものがありますが、となるとコンデンサを経由して帰還してきた成分は90°遅れており、位相余裕が90°ほどもある周波数帯まで、入力と同じ位相になってしまい、やはり発振を促進してしまうのではないのでしょうか? ・そもそもコンデンサで入力側と出力側を繋ぐということは、帰還量だけではなく、オペアンプを経由せずに素通りしていく成分も増えることになり、この成分はオープンループゲインが0以下の周波数帯でもゲイン0で通過するのではないのでしょうか? この3点いくら考えて調べても答えが見つかりませんでした。 どなたか詳しい方がおられたら教えて下さい。 よろしくお願い致します。