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光るビール瓶
と書くと多少語弊がありますが,最近のビール瓶って,昔のビール瓶よりもテカテカしていますよね。まるでビニールでコーティングされているかのように,強く反射しますよね。何かでコーティングされているのだとは思うのですが,具体的には一体何がコーティングされているのでしょうか? ナイフで引っ掻いても傷つかず,ライターの火であぶっても変化しないので,樹脂ではないことは明らかです。反射率の高さから,何か屈折率の高い酸化物か金属のスパッタ薄膜なのではないかと想像しておりますが…。 そう言えば,褐色そのものの色も昔より淡くなった気がします。褐色を淡めにして,その分コーティングで光を反射させれば,確かに直射日光に晒されたときのビンの温度上昇を抑えられ,品質を保つのに有利になります。そのような技術革新なのではないかと,勝手に想像しております。 この光るビール瓶について,詳細をご存じの方がいらっしゃいましたら,是非教えて下さい。宜しくお願いします。
- 38endoh
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強度を保ったままガラスの厚みを薄くして、軽くするというのが目的のようです。 コーティングの物質はセラミックですね。
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- a0123456789
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>ほとんどのセラミックスは割れ物なので,素人考えでは飛び散ってしまう感じがします。一体どのような原理でしょうか? ガラスより強度の高いセラミックスの薄い層を表面にコートすることで表面に傷をつきにくくすると共にガラスの肉厚を減らした分の強度upを狙っていたはずです。 ガラスの見掛けの強度は表面に傷が入ることで大幅に低下します。因みにコートしている材料は酸化チタンだったような気がしますが、うろ覚えで違ったいたかもしれません。 後、このコーティング処理により強度が増し、再利用回数も増えた(有る回数使用して傷等が増えたビンは再溶融して新しいビンに作り変える)はずです。 P.S. 従来のビンと新しいビンとの違いは色以外にビンの肩部のでこぼこの有無があります。(従来品には有り)これば運送時にビンの肩部同士がぶつかり合うため、この部分の強度UPのためついていたのですが、新しいビンはコーティングにより強度が上がったためすっきりした肩部にできたとのことと風のうわさに聞いていますが...
お礼
ご回答ありがとうございました。御礼が遅くなり,大変申し訳ございませんでした。 やはり,コーティングは「割れにくい」ための加工であり,「割れても安全」という加工ではないんですね。 > コートしている材料は酸化チタンだったような気がします 確かに,酸化チタンは屈折率が高いので,あの高い反射率も納得できますね。参考になりました。
- syunpei
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コーティングすることで、薄くしたガラス瓶が破損したときに、飛び散らなくさせる目的があるのだと、麒麟麦酒の担当者から採用時きいたことがあります。 ビンを軽くさせることは、輸送コストと、問屋さんや末端の酒屋さんから、ビール瓶1箱が重いと老齢化もあってか クレームがよせられたときいています。 ビール瓶の使用は、再利用ということが可能な点では、エコ的に優れています。缶は、一度溶かして、再利用しなくてはいけませんから、エネルギーを沢山使い、エコ的にはあまりお薦めのものではありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 > 薄くしたガラス瓶が破損したときに、飛び散らなくさせる目的がある ほとんどのセラミックスは割れ物なので,素人考えでは飛び散ってしまう感じがします。一体どのような原理でしょうか? もし詳しくご存知でしたら教えてください。 > ビール瓶の使用は、再利用ということが可能な点では、エコ的に優れています。 瓶は缶に比べて重く,輸送の際にエネルギーを使うため,リサイクル回数が相当高くないとエコ的にはダメでしょう。普通に考えれば缶も瓶も一長一短なわけですが,このコーティング技術によって瓶の短所の一つが緩和されたということなのでしょうね。
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