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「しない」と「していない」の違い

例文として「流れ星が消えないうちに」がありますが ここではなぜ「消えていない」ではなく、「消えない」になっているのでしょうか? ご解説お願いします。

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  • jjubilee
  • ベストアンサー率75% (367/485)
回答No.2

日本語の「~ないうちに」という表現は、少し西洋的になりますが「~する前に」と等しい表現です。 ちょっと、別の例を考えてみましょう。 1)まだ食べないのか?→「食べる動作」へ変化していない状態。 2)まだ食べていないのか?→「食べていない状態」が続いている。 同じように、 3)消えないうちに→「消える動作」へ変化しないうちに 4)消えていないうちに→「消えていない状態」が続いているうちに 上の四例をみてお分かりのように、 「消えない」=「消える動作へ変化しない」 「消えていない」=「消えていない状態」 何度もいっている間に、どちらでもいいように感じてきますが、日本語としては表現の時間の短い3)が好まれるようですね。4)もどんどん使っていいと思いますよ。 >ここではなぜ「消えていない」ではなく、「消えない」になっているのでしょうか? *** 文法にも2通りの見方があり、「こういう使い方をしなければいけない」=『規範文法』と「現実に使っている用法頻度を尊重しよう」=『記述文法』があります。 私に言わせると、論理としてはどちらでもいいと思います。「消えていないうちに」を人が何度も聞いていると、この言い方をする人も増えるでしょう。しかしテレビなどで頻繁に使わないと無理かもしれませんね。 ちなみに、英語では「暗くならないうちに」という表現は 1)before it gets dark = 暗くなる前に 2)before it is dark = 暗くなっている前に と両方可能と思いますが、どちらかといえば1)が多いような気がします。例も1)しか見あたりませんでした。 http://eow.alc.co.jp/search?q=before+it+gets+dark&ref=sa

tsukumoyo
質問者

お礼

ありがとうございます。

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  • hakobulu
  • ベストアンサー率46% (1655/3578)
回答No.1

「~ている(~ていない)」は、基本的に、ある状態などが継続・持続していることを表わす用法です。 「流れ星が消える」という動作(事象)自体は瞬間的なものなので、その瞬間的な動作(事象)が発生しないうちに何かをする、というシチュエーションで「消えていないうちに」と表現すると不自然になるわけです。 消えるという瞬間的な動作(事象)が起きないうちに、という意味で、「消えないうちに」とするのが自然になる、ということです。

tsukumoyo
質問者

お礼

ありがとうございます。

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