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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アンモニウム塩が抗菌性を持つ理由)

四級アンモニウム塩の抗菌性について

thegenusの回答

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  • thegenus
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回答No.2

全然わかりませんけど夜は眠れてますか。寝ずに考え中というのがすごい。こんな事すら少しも解明されていない理由なら分かります。みんな毎晩よく寝て全然考えていないからです。 膜の方への為害性を検討しなければ、界面活性剤による膜たんぱくの変性です。逆性石鹸はご指摘の陽性の特徴でたんぱく質に吸着するのでしょう。界面活性剤の変性力は疎水基によるたんぱく質の疎水性相互作用の破壊です。極論すれば陰性界面活性剤のSDSが十分に吸着すればたんぱく質は伸びきってしまいます。しかし殺菌力が強いのは陽性界面活性剤という事になっています。そこらへんの明らかな相違点を寝ずに研究する人が一人でもいたら解明はこんなに遅滞しないと思うのですが。細菌を溶かすというより殺すというの事なのでしょうね。たんぱく質が変性されているという話自体が類推の段階なのではないかと妄想したくなります。 短絡的な仮説だから進展しないのかも知れませんが短絡的にたんぱく質に吸着するとしてその後はアルキルがたんぱく質の内部に疎水的に割り込んで水素結合レベルの立体構造を破壊してしまうという事でしょう。膜たんぱく質にその作用を与えるサイズ的に適当な薬剤のうち人間に有毒なものを除くと今のところ本件の逆性石鹸ぐらいしか開発されていない。アルキルを伸ばしても自由だがその化合物を創って効果を試してみやがれ、殺菌の仕組みが分かっていないのだから論理的に推測できないでしょう。

wakasuki
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 また、お礼が遅れて申し訳ありませんでした。 文献の複写や書籍の取り寄せ依頼して安心してしまい、 今は実験が終わると寝てしまっています。 もっと精進しなくてはなりませんね。 これまで生物的な勉強をしてこなかったので、 タンパク質の構造というものに着目しておりませんでした。 考えてみれば、タンパク質の構造が重要なのは当たり前ですね。 ドラッグデザインなどでもここに着目してますしね。 見識が狭すぎです。 本当にもっといろいろと勉強せねばなりません。 それにしてもthegenusさんの説明は、 知識のない私でも非常に分かりやすかったです。 本当にありがとうございます。 この分野は私も指導教官も扱ったことがなく、 自分でテーマを新たに決めて始める予定だったものですから、 非常にためになりました。

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