金属BOXの制御方法について

このQ&Aのポイント
  • 金属BOXに穴が開いている場合、130MHz付近で発生した電磁波が漏洩する
  • 130MHz付近の波長は穴よりも大きいが、どうして漏洩するのか理由が分からない
  • 制御BOXの仕様は、ノイズの発生抑制や外部との接続などに注意が必要
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制御BOXのシールド方法

ある金属BOXに穴が開いているとすると、金属BOX内部の機器から発生した 電磁波は、その波長が穴より十分大きい場合、その穴からもれないと聞いたことがあります。 しかし、製作した金属製制御BOXからは、130MHz付近で、外部に電磁波がもれてしまいます。 金属BOXに穴は開いていますが、130MHzの波長(2.3m)よりはるかに小さい(最大φ2cm程度) 穴しか開いていないので、漏洩の理由がわかりません。理由をどなたか教えていただけますか? 以下、制御BOX仕様です。  ・できるだけノイズの発生を抑えたい  ・BOXの大きさ1m×1m×1m程度  ・BOX内部に制御機器設置(電源、PLC等)  ・外部からBOXに接続される線は、100V電源のみ  ・操作ボタン取り付けの穴などが数箇所(最大φ2cm程度)空いている ノイズは、120M~130MHz付近で発生しており、ノイズのレベルはかなり低い ようです。ノイズは、外部機関で測定したのですが、私の高周波の知識が乏しいので 、詳細は不明です。

  • 科学
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  • tadys
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回答No.2

EMC問題についてはこちらのサイトを http://homepage3.nifty.com/tsato/compliance.html EMC のための設計テクニック EMC のための設計テクニック(第2版) 一番怪しいのは 「100V電源のみ」です。 ラインフィルタ付きのインレットなどの使用が望ましいです。 こんなやつです http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise102.html http://jp.rs-online.com/web/c/?searchTerm=IEC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF&sra=oss&r=t インレットのシールド部と筺体間の導通がとれるように、その部分の塗装は取り除いてください。 次に怪しいのは筺体のつなぎ目です。 つなぎ目に隙間が有ると電波が漏れます。 10cmの隙間からは10cmの穴と同じ程度の電波が漏れます。 パネルをネジ止めしただけでは漏れの原因になります。 点検用の扉なども隙間の原因です。 これを少なくするには、隙間の部分を電気的に導通させるのが一番です。 下記にある、ガスケット、エラストマー、フィンガーなどが使えます。 http://www.twc-net.co.jp/products/genre/EMIshield/ 表示用の窓があいていると不要輻射の原因になります。 シールドウィンドウなどで少なくする事が出来ます。

RichardDD
質問者

お礼

なるほど、隙間はなるだけ少なくするのがポイントなのですね。参考の資料(特にEMC設計テクニック)は非常に有用な資料です。貴重なご意見をどうもありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • Cupper-2
  • ベストアンサー率29% (1342/4565)
回答No.1

電源ラインが怪しいなあ。 接地の状態はどうなんですか? 電源ケーブルにシールド線を使っても同じなら接地が悪いのかもしれません。 あるいはケースが共振状態にあるか…ですね。

RichardDD
質問者

補足

測定者によると、電源ラインからのノイズおよび、接地は問題ないとこことです。とするとケースが共振しているということでしょうか。その共振とはどういう意味でしょうか?なにか対策方法はありますでしょうか?

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