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自営業者の年収は消費税も込み？
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＞年収とは所得税を引く前の金額というのは理解しております… 何をどう理解しているのですか。 「年収」の言葉など、税法を始めとする法令類に規定されたものではありません。 社会の俗語に過ぎず、どう解釈しようと自由ですが、一般にはサラリーマンに用いられる言葉であって、自営業者には「年商」が多く用いられます。 年商とは、年間の総売上高であり、客から預かった消費税も当然含まれますが、これもあくまでも俗語です。 税法的には、「売上 (収入)」あるいは「所得」、「課税される所得」などの用語があります。 それぞれ確定申告書で、 ・売上 (収入)・・・○ア ・所得・・・○1 ・課税所得・・・○26 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/yoshiki01/shinkokusho/pdf/h24/02.pdf です。 ＞個人事業主です。ある会社から報酬として10%引かれた金額… 具体的にどんなお仕事でしょうか。 個人だからといって、何でもかんでも源泉徴収されなければならないわけではありません。 源泉徴収されるのは、指定されたいくつかの職種の場合だけです。 下記にあなたの職種が載っているかどうかどうかお確かめください。 http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/gensen/aramashi2011/pdf/07.pdf 個人に対する支払いはすべて源泉徴収しなければならないと誤解している人・企業が多々あります。ご注意ください。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/gensen/2792.htm ＞お店は内税でやってます… 店ということは小売業ですか。 小売業なら源泉徴収されるわけありませんけど。 町の八百屋が近所の会社の食堂に大根 1本を 100円で売ったら、10円源泉徴収されて 90円しかもらえない？ いずれにしても、このようなご質問をするからには、消費税の免税事業者かと想像しますが、免税事業者は税込会計しか許されていません。 税込会計、すなわち売上はもちろん仕入や経費もすべて消費税込みで考えないといけないということです。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/shohi/6375.htm ＞源泉徴収票の支払い金額は… 源泉徴収票 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hotei/annai/pdf/23100051-7.pdf が出ているのなら、個人事業者でなく「給与所得者」です。 本当に個人事業者なら、前述の指定された職種で源泉徴収される場合であっても、源泉徴収した証拠書類としての法定調書は、受取人への交付は必ずしも義務づけられてはいません。 まあ、支払者の厚意でくれることもありますが、それは源泉徴収票ではなく、「支払調書」 http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinsei/annai/hotei/annai/pdf/23100038-2.pdf です。 ＞この場合の 内 の意味… “源泉徴収票”発行時点で未納付という意味です。 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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