化粧について

質問

私は高校生の頃、化粧で肌荒れを起こした経験があるので、なんとなく化粧を敬遠し、二十歳の今でもアイメイクとリップ、日焼け止めのみで外出しています。アイメイクと言ってもラインだけを引いて、マスカラはせず、ビューラーで上げる程度です。化粧をしない人が信じられないという話を掲示板などで見たことがありますが、私は逆に化粧をする人の気持ちが理解できません。化粧って面倒くさいし、行動を狭まれませんか？鼻をかんだらティッシュにつきますし、小さい子、恋人とのスキンシップも取れません…夏には汗をかき、スポーツも楽しめないし、夜のお泊まりだって…そして化粧は文字通り化けれます。自分の素の姿に手を加えて綺麗になるのは素敵な事だとは思いますが、なんだか隠し事をしているみたいで、気が重くなりませんか？先日、成人の前撮りでナチュラルメイクをお願いしましたが、鏡の中の自分が自分ではないみたいでした。一回フルメイクを友達にして貰った時に、初めて何人もの人にナンパをされ、結局は顔なんだと思い知らされました。化粧って素の自分じゃないんですよ？ＴＰＯに会わせるべきとかいいますが、理解できません。化粧についての意見、お聞かせください。

回答No.4

aikiryouha

「盛装」と「正装」はちがいます。
「盛る」のと「整える」の違いです。
TPOにあわせる、とは、その場に、立場にあった装いをするということ。
それは服装だけの話ではなく、全体像が問題になります。
成人式は、主役なので主役にふさわしいように、華やかな服装をしますね。
服装だけ華やかにしたって、顔が素のままでは浮いてしまいますので、あわせるために化粧をして、「盛り」ます。きれいに見せるための化粧です。
入学式や就活などは、儀式や相手方に敬意を払うため、正装をしますね。
服装だけきちんとしても、髪がぼさぼさだといけません。顔が疲れていたり、眉毛がぼさぼさだといけません。
ですから、化粧をして「整え」ます。きちんと見せるための化粧です。盛る必要はないので、薄かろうがポイントメイクだろうが、整っていればいいのです。いつでもキレイに見られたいという願望がある人が、華美すぎない程度にいろいろ手を加えるだけのこと。

これが、TPOにあわせるということです。
正直、あなたが化粧に対してどう思っているか、普段化粧していようがいまいが、しったこっちゃありません。
ただ、その場にそぐわない、あわせようという気がない人がいると、日本的な社会の中では、浮きます。浮いている人がいると、社会の中では、公的な場では、あなたも周囲も、困るのです。
だから、普段はどうであれ、相手に敬意を払い整える、服装に合わせて盛る、ということをするのは必要ですよ、というわけ。化粧に限った話ではなく、化粧もその一部というだけの話です。
それがなぜあるかというのは、昔から連綿と続いている文化、それによる価値観だとしかいいようがないんですが。

化粧を本当に敬遠している人は、ラインすら引かないと思います。パンダになるし、目に入ったらやっかいだし。ラインもビューラーも、肌の粗を整えるファンデーション等の整える化粧ではなく、目を大きく見せる盛る化粧です。
あなた自身も、ある程度きれいに見られたいという願望があるように見えるのに、頑なに化粧を否定するのもどうかと思いますよ。