• ベストアンサー

行列でAB=Eの時、Bは一意的に決まるでしょうか?

A がn次正方行列で、Eが単位行列の時、AB=Eが成り立つなら、 n次の正方行列Bは一意的に決まることが証明できるでしょうか?

  • kkda
  • お礼率92% (151/164)

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.8

A No.1 から、(∃B,AB=E) ならば detA≠0 が言えて、 ケイリー・ハミルトンの定理を式変形して A=(Aの多項式)/detA という形の逆行列の存在が言える。 右辺の形から、「この」逆元の A との可換性は自明。 あとは、A No.4 のように、左逆元、右逆元それぞれの 唯一性を示せばよい。

kkda
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 n次のdetもケイリ―ハミルトンの定理も完全に理解したわけではありませんが、 ご提示の方法でできるような気がします。 この方針を目標に本を読み進めます。 どうもありがとうございました。

その他の回答 (23)

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.14

いただいた補足質問に, お答えします. > これは「n次の任意の行列Aは、rankがnの適当な行列Pを掛けることで、階段行列に変形できる」 > と解釈すればよいでしょうか? はい, その解釈で間違いありません. > 証明の方法も調べ方も全然思いつかないので、私にはハードルが高そうです…。 証明は難しくはありませんが, "掃き出し法," という方法を使い, 慣れていないと面倒かもしれません. ただ, 常識と見なせる補題を使うことを一切拒否するのであれば, A = (a_ij), B = (b_ij), AB = (c_ij), BA = (d_ij) として, c_ij = δ_ij という条件から d_ij = δ_ij を導く以外に方法はないでしょう. その作業は, おそらく掃き出し法よりも更に面倒だと推測されるので, 回答者たちが挙げている補題のどれかを使うことを, 認めるしかないと思います. 最後の質問に関してですが, >この場合CB = P より、C=Eとならないのですが・・・。 P は "rankP = n を満たす適当な n 次正方行列," であって, "rankP = n を満たす任意の n 次正方行列," ではありません.

kkda
質問者

お礼

再度のご説明どうもありがとうございます。 n次なると階段行列になることを示すのも文字が多くて大変そうです…。 >P は "rankP = n を満たす適当な n 次正方行列," であって, "rankP = n を満たす任意の n 次正方行列," ではありません. つまり、 「PA=C かつ CB=P さらにrankP=n かつCは階段行列」という全条件から C=Eを導くのですね 難しいですね…。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.13

ありゃ、失礼。 No.8 には、誤記があった。 ケイリー・ハミルトンを変形して、 Aの逆行列 = (Aの多項式)/detA

kkda
質問者

お礼

わざわざご丁寧に訂正までして頂き、ありがとうございます。

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.12

シンプルに、A No.8

kkda
質問者

お礼

N0.8の方法はとてもシンプルにできそうですよね。 私も理解できるように頑張ります。 ありがとうございました。

回答No.11

>私が知りたいのは、 >『AB=Eの時、BA=Eも成り立つか?』ということです。 私もだいぶ前に質問しました。 これをちゃんと扱っている教科書は意外に少ないです。 また、ここで答えられるようなシンプルな答えは無いですので、 以下を参照してみてください。 http://okwave.jp/qa/q6678784.html

kkda
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 ご提示のサイトはとても参考になりました。 斎藤先生の本は実は持っていまして、覗いてみましたが、 難しい…。 少し時間が掛かりそうです…。 どうもありがとうございました。

回答No.10

No.9です。補足。 AB=E なら A は正則 としています。つまり右逆行列の存在=正則 一般的な線形代数の本の定義とはちょっとだけ違うと思います。

kkda
質問者

お礼

補足のご説明どうもありがとうございます。 大抵の本が「正則=左右逆元が存在」となっているので、なかなか調べづらいです…。

回答No.9

まず予備知識として 1) 分配則 A(F±G) = AF ± AG 2) 正則行列の性質  正方で全ての要素が 0 の行列を Z とし、Aが正則な場合 H≠Z ならば AH≠Z この2つの証明はいろいろな本に載っているので、それを見ていただくことにして AF=E, AG=E, F≠G となる F, G が存在すると仮定すると、1) から F-G≠Z だが、A(F-G)=Z これは 2) と矛盾するので F-G=Z ⇔ F=G。 つまり、AB=E の B は 正則なA に対して一つしかありません。 尚、AB=E なら CA=E が存在すること、C=B になることを証明するのも面白いですよ。

kkda
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。   2)の AB=E、AH=0の時、H≠0 というのが私には一番難しいです…。 detなども使うのでしょうか…。

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.7

>AB=E ⇒ (BA)~= E のところが分かりません・・・。 (BA)~= E は「筆の滑り過ぎ」。  「次元定理?」から、n 次行列 A は左逆元または右逆元のどちらか一方を持てば可逆。 を利用するのが正道みたいです。    

kkda
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 次元定理というのをググって調べてみましたが、残念ながら私の今の段階では全然理解できそうにありません…。 どうもありがとうございました。

  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.6

n 次正方行列, A, B, が, AB = E を満たしているのですね. 一般に, n 次階段行列 C と, rankP = n を満たす適当な n 次正方行列 P を用いて, PA = C が成り立ちます(この程度は, 御自分で証明してください. 階段行列の定義すら知らないのなら, 今回の疑問は後日の課題としましょう). すると, CB = (PA)B = P(AB) = P となり, さらに, rankP = n より, C = E であることがわかります. これより, B = P が導かれるので, BA = PA = C = E であることが示されました. 補足質問は受け付けますが, 良識の範囲内にとどめてください.

kkda
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 階段行列とrankについては調べまして分かりました。 少しだけ教えて頂きたのですが、 >一般に, n 次階段行列 C と, rankP = n を満たす適当な n 次正方行列 P を用いて, >PA = C が成り立ちます これは「n次の任意の行列Aは、rankがnの適当な行列Pを掛けることで、階段行列に変形できる」 と解釈すればよいでしょうか? 証明の方法も調べ方も全然思いつかないので、私にはハードルが高そうです…。 >すると, CB = (PA)B = P(AB) = P となり, >さらに, rankP = n より, C = E であることがわかります こちらに関しなのですが、 例えば、 B= (2 1) 、P=(3 2) とした時    (3 5)     (2 5) rankP =2だと思うのですが、 この場合CB = P より、C=Eとならないのですが・・・。 多分私の考え違いだと思うですが…。 よろしくお願い致します。

noname#171951
noname#171951
回答No.5

条件を後から小出しにするのはカンベン してください。 f(x)=Ax(x∈K^n)によってfを定義します。 x=ABx(∀x)なのでfは全射。 n=rankf+dimKerfなのでKerf={0} つまりfは単射です。 このあとはわかりますよね?

kkda
質問者

お礼

どうもありがとうございます。 すみません、まだKerなどは分からないのです…。 線形代数をかじったレベルでも理解できる証明方法はないでしょうか?

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.4

念のためあなたのいう「逆行列」の定義を書いてもらえませんか? まさか, AB = AC = E だから A(B-C) = O, 左から A の逆行列を掛ければ終わり レベルじゃないよね?

kkda
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございます。 教科書片手に苦闘しておりますので、逆行列の定義は分かります。 『AB=E、BA=Eの時、BをAの逆行列という』 私が知りたいのは、 『AB=Eの時、BA=Eも成り立つか?』ということです。 よろしくお願い致します。

関連するQ&A

  • 行列式(入門)の証明

    問.Aをn次正方行列とする。   零ベクトルでないn項列ベクトルbによって、   Ab=b が成り立っていれば |A|=0 であることを   証明せよ。 線形代数について学習し始めたばかりで、考え方や証明の仕方 に慣れていません。 Ab=b ということは、行列Aが単位行列であることと関係があるのでしょうか。 いろいろ教えていただけると助かります。お願いします。

  • 行列の証明がわからない!!

    だいぶ考えたんですけど、わからないんで解説付きで教えて下さい。 n次正方行列A,BがAB=BAを満たす時,次の事を証明せよ。 1)Aの固有ベクトルはBの固有ベクトルである。 2)ABとBAの固有値は等しい。 1)はまったくわからないんです。2)はABとBAは同じなんじゃないのかなって思うんですけど、違うんですかね?

  • n次正方行列Aに関して次の[1]~[5]はすべて同値であることを証明せよ。

    n次正方行列Aに関して次の[1]~[5]はすべて同値であることを証明せよ。 [1] Aは正則 [2] |A|≠0 [3] rank A = n [4] Aのn個の列ベクトルは1次独立。 [5] AB = Eを満たすn次正方行列Bが存在する。  [1]→[2] Aが正則であるから、Aには逆行列が存在し、AA^-1=Eとなる。 |AA^-1|=|E|より、|A||A^-1|=1≠0となり、|A|≠0であることがわかる。 ∴ Aが正則ならば|A|≠0である。 [2]→[3] P、Qを正則行列として、 PAQ=(Er 0 0 0) としたとき Aがn次正方行列なので、P、Q および右辺の行列もn次の正方行列である。 |A|≠0より|PAQ|≠0で(Er 0 0 0)≠0となり、r=nなり、rankA=nが言える。 ∴ |A|≠0ならば、rankA=nである。 [3]→[4] Aがn次正方行列でrankA=nより、 Aに基本変形を行い階段行列を作っていくと、最終的にn行n列の単位行列にできる。 よって、単位行列のn個の各列ベクトルは、単位基底であるので1次独立である。 ∴ rankA=nならば、Aのn個の列ベクトルは1次独立である。 [4]→[5] Aの列ベクトルをa1、a2、・・・、 anとする。 また、x1、x2、・・・・・、xnをスカラーとして、x1a1+x2a2+・・・・+xnan=0・・・(1)とする。 a1、a2、・・・・、anが1次独立であるので、(1)式中のxi(i=1、2、・・・n)はすべて0となる。 このとき|A|=0であると、xiが自明な解以外の解を持ってしまうので |A|≠0である必要がある。|A|≠0であれば、A^-1が存在し、AA^-1=Eとなる。 このとき、A^-1=Bとすれば、AB=Eとなる。 ∴ Aのn個の列ベクトルが1次独立ならば、AB=Eを満たすn次正方行列Bが存在する。 [5]→[1] AB=Eより、|A||B|=1 つまり|B|≠0。このことよりBC=Eとなる行列Cが存在する。 C=EC=(AB)C=A(BC)=AE=A。 ここで、BA=Eであることがわかる。 AB=EのBとBA=EのBが同じであり、Aに対して、Bが1つしか存在しない。 よって、BがAの逆行列であることがわかる。 Aに逆行列が存在するということは、Aは正則である。 ∴ AB=Eを満たすn次正方行列が存在すれば、Aは正則である。 上記のように解いたのですが、証明できていますでしょうか? アドバイスお願い致します。

  • 行列の問題です!

    AをA^2=A-Eをみたす2次の正方行列としαを実数とする。このとき、次の問いに答えよ。ただし、Eは2次の単位行列である。 (1)行列Aの逆行列A^-1をAとEを用いて表せ。 (2)任意の2次正方行列Bに対して(B+αE)(B-pE)+qE=B^2-B+Eが成り立つとき、実数pとqをαを用いて表せ。 (3)行列M=A+αEの逆行列M^-1をA、E、αを用いて表せ。 (4)行列N=A^3-2A^2+3A+3Eの逆行列N^-1をAとEを用いて表せ。 (3)と(4)をお願いします><

  • 行列の証明

    A,Bはともにn次の正方行列とするとき、AB-BAとAが可換ならば A^(n)×B-BA^(n)=nA^(n-1)×(AB-BA)はnが2以上の整数についてなりたつことを証明せよ という問題がわかりません。 帰納法を使うと思うのですが、そこからが・・・ 誰か教えてください。

  • 行列の証明

    行列の証明です。  Aをn次の正方行列とする。任意の正方行列Bに対し、AB=BAが成立するならば、Aはスカラー行列であることを示せ。 このような問題です。都合のよいBを使い、まずAが対角行列になることを示すようなのですがわかりません。  教えてください。お願いします。

  • 行列について

    x:2次の正方行列 E:2次の単位行列 x^n=(x^2-4x+3E)p(x)+ax+bEをみたす定数a,bがある。 問 定数a,bの値をもとめよ。 問 A=(5 -4)のとき     (2 -1)  ←2次の正方行列のつもり 問1を用いてA^nを求めよ。 よろしくお願いします。

  • Aを(l,m)型行列、Bを(m,n)型行列にする

    Aを(l,m)型行列、Bを(m,n)型行列にする (1)ABが正方行列になるとき、積BAも定義され、正方行列になることを示せ (2)ABとBAがともに同じ次数の正方行列となる条件を求めよ この問題をできる人! 良い解答解説をお待ちしています

  • 数C行列にて。

    数C行列にて。 Q. 2次の正方行列A,Bがあり、 条件、AB = A + B を満たしているとする。 (1)A - E の逆行列をBと単位行列 E で表せ。 という問題があり、解答には、AB = A + Bを式変形していき、 A(B - E) - (B - E) - E = 0 となっていて、 (A - E)(B - E) = E となっていました。 ですが、(A - E)(B - E) = Eの意味がいまいちつかめません。 A(B - E) - (B - E) - E = 0をどう変形したらこうなるのでしょうか。 すいませんが、ご教授ください。 お願いします。

  • 行列の問題について、教えてくださいっ

    E:n次の単位行列とする。 このとき任意のn次正方行列Bに対して、 EB=BE=B が成立することを証明せよ という問題なんです。レポート提出しなければいけないのですが、うまくかけなくて・・・2次や3次と決められていたら簡単なんですけど、n次をどうあらわせばいいのか・・・b11~bijとだらだら羅列するしかないんでしょうか? 友人内みなわからなくて、ネットで解説載っていないかな、と探していたらここを見つけました。 新参者がいきなりですみませんが、なるだけいそいで助言お願いします。